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TRIPLE-私の知らないあいつは私の知ってるあいつ-  作者: EPO


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第021話-2 週末は山で 釣りと水遊び

 荷物も片付けたし昼食は頼んであるから、夕食に向けて釣り堀でイワナやヤマメを釣りたいところだ。ダメならニジマスでもいい。

 それから泳ぎに行こう。


 昼食はイワナやヤマメ、ニジマスをフライにしてサンドウイッチにしてあった。3種類の魚の味の違いが分かるかな?

 レタスや玉ねぎと一緒にサンドされ、薄味のソースで川魚の味を邪魔しないようにしているようだった。


「ヤマト、美味しいよ、このフライ」

「イワナやヤマメ、美味しいね」

「セイラにはたまに料理して出してたんだけどな。まぁ、切り身とかにすると分かりにくいか」

「ヤマトの料理は美味しいから、川魚が美味しくてもよく分からない」

「そうか。じゃあ、夕食も美味しいの作ってやるからな」

「「うん」」




 昼食を食べてしばらくお茶をしてから、釣竿を借りて釣り堀の方に行く。

 餌ももらって歩き出す。


「夕食のおかずを釣りに行こうか」

「「釣りの餌って?まさか……まさか……」」

「うん、虫だよ。生餌だから食いつきが良いんだよね」

「「ヒィィィ。虫やだぁぁぁ」」

「あははは、冗談だよ。イクラだよ、イクラ。

 魚の卵も食いつきが良いから」

「「はぁぁぁぁ。ヤマトォォ、冗談でもそんな事言わないでぇぇ」」

「2人共可愛いなぁ」


 2人の頭を撫でて落ち着かせようとしたんだけど、どちらかというと落ち着かなくなったかもしれない。

 2人共顔を真赤にしてもじもじしてる。夜はもっと可愛がってあげよう。



 釣り堀に着いて釣竿の準備をしてあげた。餌のイクラを付けて2人に渡した。

 釣竿なんか持ったことのない2人なので、おっかなびっくり持ってる。

 ちょっとプルプルしてるのが可愛いなぁ。


 最後に自分の釣竿を持って川岸に立つ。ピッと釣り糸を放して、餌を水が落ちて白く泡立っているところに落とす。

 そのまま流れるままにして、魚が食いつくのを待つ。しばらく流しても食いつかなかったから、引き上げてもう一度打ち込む。

 ちょっと待つと浮きが反応して、更に待つと水中に引き込まれたので竿を20cmほど持ち上げ合わせをした。


「よし、釣れた。なかなか大きいイワナが釣れた」

「ヤマト、すご〜い」

「簡単に釣れるの?どうすればいい?」


 待っていた2人に餌を放り込む場所を教えて、投げ込み方を教えた。

 釣り糸を放して振り子のようにして餌を投げ入れさせた。

 2人共ゆ〜っくり餌を投げ入れていた。やっぱり慣れていないから仕方がない。もう少し慣れるまで見守っていよう。釣れた時俺も釣れてると対応できないし。


 何回か投げ込んでいるとアリーシャの方が先にヒットした。

 大きい魚ではないので川に引き込まれる事はないのだけど、魚釣り、特に日本のリールを使わない釣りなどした事のないアリーシャは腰が引けていた。


「アリーシャ、川に引き込まれないから落ち着きな」

「すごく引っ張られるよ。怖いよぉ」

「大丈夫だから、竿を立てて。魚の顔を水から出したら大人しくなるよ」

「ほんとに?ほんとだよね?」


 こういうところを見ると、アリーシャも綺麗というより可愛いく思える。

 俺のいうことを聞いてなんとか魚を水から引っ張り出して釣り上げた。

 塩焼きにちょうどいいくらいのヤマメだった。


「よしよし、よく釣った」

「やった〜」

「ぶ〜、アリーシャばっかり」

「はいはい、次はセイラの方を見るから」


 セイラの方も似たような感じで何度か投げ入れれば釣れた。

 度胸はアリーシャよりあるから、しっかり竿を振り上げごぼう抜きしていた。ただ、それを手で取れなかったけど。

 プラプラと宙を舞う魚を俺が代わりに代わりにキャッチした。


「よし、いいサイズのヤマメだな。美味いと思うぞ」

「ほんとに美味しい?」

「夕食に塩焼きにして出すからな」

「うん、お願い」


 この後は餌付けくらいは俺がして、釣っていった。

 1匹釣れば2人共なんとか自分で釣れるようになったようだ。セイラのごぼう抜きはちょっと心配だけど。

 最終的に釣果はヤマメ3匹、イワナ2匹、尺超えのニジマス1匹で終了にした。あまり釣っても食べ切れないし。

 ヤマメは塩焼き、イワナは炊き込みご飯、ニジマスはホイル焼きにしよう。


 コテージに戻って魚の下処理だけはしておく。

 ヤマメとイワナは内臓を取り出し綺麗にぬめりや汚れを落とす。ニジマスは三枚おろしにして塩を振ったり酒で臭い消しをしておく。


 セイラとアリーシャは少し疲れたのか横になっていたら寝ていた。

 俺も2人と一緒に少し寝ることにした。




 午後3時頃に起きた。1時間ぐらい寝たかな。

 2人は俺にくっついて寝てる。もう起こして泳ぎに行こう。

 泳げる所のそばに更衣室があるから、そこまで行って着替える。

 俺の水着は合宿の時と同じトランクスタイプ。生地も厚いし少々なら目立たないだろう、ナニが。

 セイラとアリーシャも合宿の時と同じ。流石に新しいのにはしないよな。でも、2人の身体を隅々まで知っている今となっては、合宿の時以上に水着姿で興奮してしまう。

 2人の水着姿は他に来ている男性客に注目されている。一家で来ている親父さんですら目を奪われて、奥さんに怒られている始末。

 もっと離れた所に行こうか。2人の半裸を男に見せたくない。


「2人共もっと下流の方に行こうか。2人をやらしい目で見る男共の近くには置いときたくないから」

「「ヤマト、分かった。ありがとう」」

「後で俺がじっくり見させてもらうから」

「「うん……生まれたままの姿をね」」


 泳げるスペースの下流の端の方まで行ってレジャーシートを敷く。

 日焼け止めを2人に塗ってから川に入って遊んだ。水深は腰くらいまでで流れも調整しているから遊びやすい。

 川底のコケで滑らないようにしながらみんなで水をかけ合った。

 でも、やっぱりセイラが足を滑らせて転んだところを助け、胸をもんでしまうハプニングがあったが、男だけで来ている集団から射殺さんばかりの視線を向けられた。

 羨ましいんだろう。2人共俺の彼女でいずれ結婚するんだからな。

 トキオ達にはしないような挑発的な顔をしてやった。効果があったようで怒りに震えてたけど。


 そんな感じでベタベタしながら川で遊んでると、浮き輪に乗った子供たちが流されて来た。このまま流されるのも危ないから、浮き輪を捕まえて岸の方に連れて行った。


 セイラとアリーシャが助けた女の子達は「お姉ちゃん達、なんで胸がそんなに大きいの?」って聞かれてた。合宿でも聞かれてたけど。

 それにセイラが「あのお兄ちゃんが揉んでくれたからだよ」って合宿の時と同じ答えを言っていた。最近はそうだけど、その時点で大きかっただろ。

 俺が助けた男の子は「兄ちゃん、今晩お楽しみだな?頑張れよ」って言ってた。確かにそうだし、回復ポーションも準備しているけどな。


 しばらく女子同士で話をしていたから、こっちも男の子と何故か猥談をしていた。最近の子はませてるよな。



 川遊びも堪能したので着替えてコテージに戻る。

 夕食の残りの準備をして、その後は夜に見ようかと思っていた心霊映像を流して視ていた。セイラは昔からこういうのは好きなんだよね。ホラー映画は嫌いだけど。

 アリーシャはこういう映像でも怖いらしく、俺にずっとしがみついていた。


「アリーシャ、こういう心霊映像は簡単に作れるんだぞ。これだって幽霊がこんなにはっきり見えるわけないだろ?」

「それでも怖いよう」

「アリーシャばっかりヤマトに抱きついてる」


 この手の映像は8割作り物だと説明したんだけど、しがみついていたいからか分ってくれなかった。

 当然、セイラも真似て俺にしがみついてきた。

 しかし、両方から受ける胸の圧力は心地良いなぁ。


### 続く ###


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