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TRIPLE-私の知らないあいつは私の知ってるあいつ-  作者: EPO


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第020話-2 大発見 宇宙戦艦の内部

 4日目……

 昨日も適当なところで、誰のものとも分からない船室に入り一旦落ちた。

 そして、セイラやアリーシャと楽しくテーブルを囲んで夕食を食べ、夜は2人と合体した。

 以前は面倒を見させられている妹分の幼馴染にしか思えなかったが、付き合い始めて身体を重ねるようになってからは女性として可愛くて仕方が無くなった。

 アリーシャは元から幼馴染でもなく、普通に女性として見ていたからそのまま愛している。

 まぁ、惚気話はこの辺で。



 更に戦艦内を進み、別の階へ上がっていく。

 セキュリティロボットも形状が人型に近くなり、銃撃だけでなく格闘戦を挑んでくるようになった。

 形状も大きくなっているため出てくる機数が減ったのは助かるが、人型になったため攻撃の仕方が多彩になった。

 それでもこちらの方が戦闘経験が多い分、なんとか対応出来ている。


 そして、戦闘中に入り込んだ部屋が武器弾薬庫だった。

 中にある武器弾薬は全てE.G.G.で使っている物と同じ規格だった。


「何でここにE.G.G.の規格の武器や弾薬がある?誰か持ち込んだのか?

 それならここを根城にしているプレーヤーが出て来てもいいだろうに、何で出てこない?」


 普通に考えれば自分の拠点に関係の無いよそ者が入ってくれば警戒するだろう。

 もうこの宇宙戦艦に入り込んで3日目だ。未だにセキュリティロボットしか出てこない。

 1人でここを管理しているにしても警告のメッセージくらいあってもいいはずだ。


 それにどちらかと言えば警戒が緩いくらいだ。

 未だに警告すらないく、比較的自由に探索出来ている。

 俺が管理するなら1機しか入り込んでいない異物には、一気に全セキュリティロボットで押しつぶす。

 弱っているところを最悪自分でとどめを刺すだろう。

 こんな風に簡単に武器弾薬庫に入れるとかあり得ない。


 しかし、こんな状況ではいい補給のタイミングなのでもらえるだけもらっておく。

 マガジンや対戦車ライフルのような銃火器もいただく事にした。

 これでアサルトライフルが自由に使える。



 武器弾薬庫を出て更に進むとアーマードギアサイズの整備ドックがあった。

 中にはアーマードギアではなくパワードスーツらしき物が並べられていた。

 武装については、やはりE.G.G.の規格と同じコネクタ類が搭載されていて、こちらの火器がそのまま使えるようになっていた。


「どうなってるんだろうな?こんな宇宙戦艦やパワードスーツなんか発表されていないのに、E.G.G.と同じ規格とか。

 今後宇宙から攻めてくるとかあるのか?そんな適当なことを運営がやるのか?」


 ゲームの中だから全然別の勢力の機体が同じ規格の武器を使えるようになっていてもいいんだけど、それは発表されていればの話。

 こんな埋もれた宇宙戦艦内の使えないパワードスーツらしき物が同じである必要は無いはず。

 今後出てくるようになったとしても、それぞれ別々にして棲み分ければいい。

 悩むことばかりである。


 一応メンテナンス機能が動くようなので試してみることにした。

 メンテナンス開始のボタンを操作すると、コネクタが接続されこちらの情報を読み込んでいるようだった。

 そこからダメージ情報を読み出してメンテナンスが始まる。

 ………………

 …………

 ……


 今日はここまでにして落ちるとするか。

 武器弾薬庫は当然かとは思うが、船室やこういうドックなどにはなぜかセキュリティロボットが入ってこない。

 こちらはゆっくり出来るし、中断するにはちょうどいいがどういうことなんだろうか?




ヤマトSide

「ただいま」

「「お帰り、ヤマト。まだ、サブミッション続けてるの?」」

「ああ、ちょっと面白いことになりそうだから、まだしばらく続ける予定だけど。

 何かあるの?」

「エリーが浮気しているんじゃないかって。E.G.G.の方だとお互いプレーヤー名を明かしてないでしょ?だから」

「浮気するわけないだろ。身近にこんだけの美少女が2人もいるのに」

「ヤマトが浮気するわけない。そう信じてる」


 実際に浮気もしてないし、これからも2人を(ないがし)ろにしてまで他の女に入れ込むことはないよ。

 ゲームは浮気するためにやってるわけじゃない。目標があるんだからそれを達成したい。


「ありがとな、セイラ。アリーシャもごめんな。ちょっとゲーム内で変な物を見つけてさ、それを追っかけてるんだよ」

「ううん、私もヤマトがゲーム内でも浮気するとか思ってないよ。でも、変な物って?」

「うーーーん、今はちょっと言えないかな。いずれは分かるかもしれないけど」

「「教えられるようになったら教えてね」」


 2人とも可愛いなぁ。夕食は精力の付く美味しいものを作ろう。


 2人の両親にも時々夕食を作っておいてるけど、もう2人は夕食前からうちにいて一緒に食べるのが日課になった。

 そのまま夜もうちにいて一緒に寝て愛を深め合ってる。今日もそうなる。

 そのうち子供が出来ちゃいそうだけど。




タケルSide

 6日目……

 未だに宇宙戦艦内を彷徨っている。なかなか艦橋に辿り着けない。

 ただ、一昨日行ったメンテナンスでクサナギが非常にいい状態になっていた。

 微妙な足回りの調整やフレームの修理も行われていた。これが非常に具合がいい。ホバーリングでの加速が2割増しになり、セキュリティロボットへの接近戦がやりやすくなった。

 ジェネレーターもメンテナンスによって出力が3割増しと異常なくらいに上がった。これならシールドバインダーをもう1つ増やしてもいいかもしれない。



 そんな状況で艦内に入って5日目は、更に武器庫や戦闘機の整備ドックを見つけた。


 武器については規格的に変わらず使用可能だった。しかも今回の武器庫はビーム兵器があった。

 ビーム兵器はジェネレーター出力が低いと使えないためハードルが高いのだが。

 ビーム兵器1門が使えるようなジェネレーターを装備してる機体なんて、金をどれだけかけてんだよって感じでそうそう買えないようになってる。

 ファントムがビームキャノンを2門持っているという話だが、はっきり言って化け物だ。有り得ない金額だったはず。


 戦闘機はドローンとしての機能もあり、遠隔操作出来るのがいい。

 ミッションで攻略した規模の砦なら、この戦闘機群だけで攻略できるだろう。

 使えるようになれば嬉しいんだが。

 他にも昔のステルス機や超音速機、超大型輸送機なども格納されていた。

 これらは今の所使い道はなさそうだな。



 しかし、そろそろ艦橋を見付けたいところだ。

 もう戦艦内を彷徨い始めて5日目になるからな。いい加減終わらせないとセイラやアリーシャを構って遊ぶ時間が減ったままだ。

 まだあんなことやこんなこともしたいのに。


 かなり上の階層に来ているはずなんだが、如何せん窓がない上にあっても土に埋もれて見えはしない。

 どのくらい位置にいるのか分からない。

 アーマードギアサイズなんで一つ一つの階層が高さがあるから、上った階数からすればかなりの高さまできてるはず。


「いい加減艦橋に着いてくれよ。そろそろ飽きてくるぞ。

 たまに出てくるセキュリティロボットもマンネリ化してるぞ。

 ボスでも出て来ないかね?」


 もう何体目か覚えていないほどセキュリティロボットを倒したか……

 代わり映えのしないロボットはつまらない!

 ボスキャラくらい出してみろぉぉぉ……


 廊下を突き当たった所まで来てそんな事を思った。

 ドアがあるがまた整備ドックだろうか?

 開けてみるか…………


  パァ〜〜ン パン パン 


 銃撃かと思いクサナギを戦闘態勢に移行させたが、巨大なクラッカーが破裂音と共にテープを飛ばしただけだった。

 何だ?


### 続く ###


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