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TRIPLE-私の知らないあいつは私の知ってるあいつ-  作者: EPO


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第056話-1 合宿 冬 出発

 今日はついに冬の合宿の日だ。

 夏の合宿と一緒で現地集合現地解散だ。エアーモビリティで山を越えて日本海側にあるスキー等が出来る施設に向かうことになっている。


 朝になりいつものように4人で一緒のベッドで寝ていた。

 昨日の夜も4人で深く愛し合い、3人の聖なる所に精なる白い液体を注ぎ込んでいた。セイラ達が生足を出して俺を興奮させる。合宿前日だから大人しくしていようと思っていたのに我慢出来なかったんだ……


 まだ寝ている3人を残して先にシャワーを浴び、汗やら体液で汚れた身体を綺麗にする。今日はリアルで合宿だから流石に汚れた状態では行けない。

 身体を洗った後は朝食の準備をしながら、アリーシャ達が起きてくるのを待つ。


今日の朝食はサンドウィッチだ。具材は昨日の夕食を作る時に一緒に準備しておいた。作っておいた照り焼きチキン、たまご、カリカリベーコン+ちぎったレタスを挟んでいく。

 粗方作った頃にエリーがシャワーを浴び終わってキッチン来て、おはようのキスをしてから紅茶の準備をしてくれる。

 その後アリーシャとセイラが風呂場から出てきて、俺とキスをしてからテーブルにサンドウィッチや紅茶を運んで食べ始める。


 じいちゃんのところから帰って来てから、大体朝は誰か1人朝食の準備を手伝い、残り2人が配膳をしてくれる。

 少しずつ3人が手伝ってくれて時間にゆとりが出来るようになった。

 ゆっくり朝食が取れるようになり、いろいろ話をしながら食事を取った。


「荷物の準備は出来てるよな。といっても大半もう送ってるけど」

「大丈夫ですよ。手持ちの荷物はチェックも済ませてますから」

「少々忘れても向こうで手に入るよ、ヤマト」

「そんなことしてると向こうで買えるお菓子が減るぞ」

「ぷぅ~」


 とりあえず忘れ物は無さそうで良かった。

 それに先に送っている荷物にもお菓子やパウンドケーキが結構入れてあるから買う必要はない。お土産のお菓子ぐらいしか買わなくてもいいはずなんだけどな。でも、セイラなら買ってすぐ食べてしまいそうだ。


 合宿とは言っても基本的に自由行動だからグループ単位でスキーしたりスノボしたり。雪合戦用の公式試合に対応したコートもある。

 寒くなれば施設内の温泉に入って、卓球したりもできる。

 地下にはスケートリンクもあって滑れるし、屋上はアクリル板で覆われ天体観測がしやすくなっている。

 それに北斗ちゃんも来てて構って遊べるから、2泊3日だけど暇を持て余すことはないはず。


 朝食も終わったからそろそろ身支度をして出かけよう。

 今日の髪型は編み込みアップに。長くして降ろしてるとスキーとかの時どこかに引っかかると危ないしな。

 セイラとアリーシャの髪をエリーと手分けして編んでからアップにまとめる。セイラは細めに編み込みカチューシャ風にまとめ、アリーシャは緩めに編み込みリボンでまとめてみた。

 エリーはハーフアップにしてバレッタでまとめている。

 これで髪形はお姉さんっぽくというか更に大人っぽくなった。

 後は薄く化粧をして完成。


 服装はダウンジャケット等とにかく暖かい格好で出かける。

 エアーモビリティのポートから合宿施設へ向かう専用のモビリティも出ているし屋外に出ないでいいけど、足元は防水や滑ることを考えてウインターブーツにしてみた。レインブーツやトレッキングシューズでも問題は無いと思うけどけど、ちょっと気になったので急遽みんなの分を購入した。

 デザインもアリーシャが気に入ったのがあったからちょうど良かった。


「みんな、行こうか。まだ、その格好だと暑いかもしれないけど」

「大丈夫。早く行こう。北斗ちゃんに会いたい」

「あらあら、ヤマトより北斗ちゃんかしら?フフフ」

「どっちも大事」

「セイラの妹分なんだから仕方ない。北斗ちゃんの面倒を見てあげればいいよ」




 みんなで家を出てモビリティでエアーモビリティのポートまで移動し、合宿用にチャーターされたエアーモビリティに乗り込む。

 今日は快晴の上風もあまり強く吹いていないため、中国地方の山地を飛び越えて日本海側の斜面にある合宿施設に向かう。

 冬という事もあり山地の頂上付近はかなりの積雪が有り、エアーモビリティが山地の上を進む毎に色が変わっていく様子が綺麗だ。

 頂上を越え日本海側の斜面は、斜面全てに雪が積もり白銀の世界と言っていいくらいだった。


「わあ、綺麗だね。前居たところだとあまり雪は積もらなかったから、こんなに積もっているのは初めて見るよ!」

「オーストラリアでもスキー場とかなかったっけ?」

「あまりないはずですよ。冬でも地元より気温が高いですから。昔は人工のスキー場もあったらしいですけど、今はお客さんが少ないらしいですから」

「うん、近くにはなかったから行ったことないよ。今回が初めてかな」

「アリーシャ。じゃあ、いっぱい楽しもうね」

「うん」


 一度日本海側の学生を乗せるため、別のエアーモビリティのポートに立ち寄る。

 多少時間があるからポートの売店に突撃する。目標は日本海側の海産物だ。

 カニとかは無理だけど、ブリとかタラ等の魚がある。これを迷惑にならない程度に買って行く。夕飯の鍋の材料にするためだ。他にも煮付けが美味いらしいアカガレイも買って行く。

 セイラ達はお土産のお菓子などを選んでいるので、独りいろいろ物色していった。


 エアーモビリティが出発する時間ギリギリに戻り、あまりに増えた荷物にみんなちょっと笑っていた。

 いいんだ。これで合宿中の食事が豊かになるんだから。

 ちなみに食材代は父さん達から出ている。セイラ達3人に食べさせるからというのもあるけど、いろんな食材に触れるという事で勉強代ということになっている。


 日本海側のエアーモビリティのポートから飛び立ってしばらくすると合宿所の近くのポートに着陸する。

 この辺りは外を見ると完全に雪に埋もれている。少なくとも5、60cm以上積もっていて、慣れていない俺達が外に突貫したらすぐに動けなくなりそうだ。

 アリーシャも流石に外に出ようとはしなかった。


 雪を眺めながら合宿のメンバーがポートに来るのを待つ。

 しばらくするとダグと彼女のヨーコさんが合流。それから女子3人、更に遅れて男子2人が来た。


「トキオは遅いな……」

「特に遅れたような案内は出てないけどな」

「そろそろセイラが落ち込み始めるぞ」


 だいぶセイラが肩を落として待っているのが分かる。

 トキオは合宿に参加するはずだし、北斗ちゃんも同じ学年の子達と合宿のはずだ。トキオも遅くなるなら連絡くらいすればいいのに。

 そこからまたしばらく待っていると向こうから小さい子達の集団と俺達と同じくらいの学生が1人こっちに来た。


「悪い悪い。遅くなった。こっちの子達がちょっと遅れてな」

「連絡ぐらい入れろ!」

「悪い悪い」


 なんでも一部の小さい子数人が乗るエアーモビリティの場所を間違えて乗り遅れたとか。係員のおかげで少し遅れてここのポートまで行けるように手配してくれてなんとか来れたらしい。

 ちょっとした冒険をする事になってしまったという事か。まぁ仕方ないよな。俺も身に覚えが無いことも無いし。


 ようやく北斗ちゃんに会えてセイラが抱きついて頬ずりしていた。

 機嫌が治って良かったよ。

 これでみんな集まったみたいで、北斗ちゃんを始めしたの下の学年の子達が挨拶してくれた。これに女子達がメロメロになって抱きついていたせいでまた出発が少し遅れた……

 ようやく合宿所までのモビリティに乗り換え出発する。


「この子達の食事のレシピと食材は準備してあるからな」

「食材もかよ。助かるわ。またじいちゃんのところの?」

「ああ、頼んだら喜んで出してくれたよ。猪肉もがっつり準備してあるから腹一杯食べれるぞ。あと、ブリとかもさっき仕入れてきた」

「お前ら、この兄ちゃんが猪肉をいっぱい持って来てくれてるってよ!腹一杯食えって」

「「「「「おおおお」」」」」


 下の学年の男子が喜んでくれると思ったら、俺達の学年の男子まで喜んでた。まぁ余りそうなくらい送ってくれてるみたいだからいいけど。

 食事は大体期待してくれていい。

 北斗ちゃんのところも自分達で作れるレシピを準備してるから。一応フォローでセイラとエリーに付いていてもらう予定だ。


 それから昼食のメニューやその後の予定についていろいろ話をしていると、合宿施設にモビリティが到着した。


### 続く ###


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