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TRIPLE-私の知らないあいつは私の知ってるあいつ-  作者: EPO


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第053話-7 ドラゴニクスvsセンチュリア合同演習 海賊団介入7

アメノミナカヌシ(だん吉)Side

 ふぅ~、センチュリアの陣に入り込んでどんどん倒していってるけどキリがない……

 そりゃあ、7対4000オーバーの戦いだ。そろそろ400機ほど墜としてるけどまだ1割くらいだ。先は長い。

 ヒートソードが超音波振動ですげぇ斬れる代物だから、操縦にかかる負担は少ない。それでそれほど疲れてはないけど気分的にはげんなりしてる。

 ファントムやテュポーンが本格的に戦闘に参加してくれてると、今頃は1000機くらいは墜としてるんだろうけどねぇ。今は上位プレーヤーの相手をしてくれてる。その分余計な横槍がなくて助かるけど。


『マッカーサー、静御前、まだ大丈夫か?』

『ああ、大丈夫だ』『こっちも同じですね』

『そろそろ陣形の中央だ。気をつけろよ!』

『分かってるよ』『はい、気をつけます』


 今は撃破数稼ぎ放題の状態。

 アサルトライフルの連射に次ぐ連射に加え、超音波ヒートソードでバッサバッサと斬って行く。もう中央に到着する……

 

『アサルトライフルとガトリング砲で掃射するぞ!』

『おう』『は〜い』


 せーの!


  ダダダッ ダダダッ ダダダッ

   ダダダッ ダダダッ ダダダッ

    ダッダッダッダッダッダッダッダッダッ

  ダダダッ ダダダッ ダダダッ

   ダダダッ ダダダッ ダダダッ

    ダッダッダッダッダッダッダッダッダッ


 自分の担当分60度にアサルトライフルの銃弾をばら撒く。接近してきた敵機はヒートソードを叩き込む。

 マガジン交換は専用のマニュピレーターで自動交換させ、その間はグレネードを周囲に撃ち込む。マッカーサーも同じ手順で作業するように敵機を墜としていった。

 静御前は射撃モードとソードモードが両立出来ないため、だん吉とマッカーサー、支援機でフォローしていく。


 30分程銃弾をばら撒いたが、もう合計700機ほど墜としたか?

 陣形の中央にポッカリと穴が空いたようになった。そこには大量のアーマードギアの残骸が残っている。

 俺達はその上に乗っかるように立って周囲を見渡す。


『流石にこれだけ墜としたからかなかなか攻めて来ないな?』

『普通こんな事にはならないからな。こんな一つの地点に残骸が数百機積み上げられるなんかねぇよ!』

『そうですね。こんな光景、フォトに残しておきたいですね。カッコよくて賞が取れそうです』

『『静御前、身バレしそうだけどな……』』


 しばらく経つが俺達を遠巻きに見ているだけでやっぱりなかなか攻めてこない。どうするかな?

 これからドラゴニクスの本陣の方に向かうか。センチュリアの陣と接触してる所なら三つ巴の戦いになるか?そうなれば楽に戦えるか?


『タケル、これからドラゴニクスの本陣の方に向かうけどいいか?

 後、そっちはどうよ?』

『こっちはドラゴニクスのシャムシャエルと交戦中だ。倒すのにそれほど時間はかからないと思うから、先に進んでいいぞ。

 でも、無理はすんなよ。機体の負荷が大きいなら宇宙戦艦に戻ってメンテしてくれ』

『分かった。じゃあ、先に行ってる』




 進行方向を90度向きを変え、センチュリアの陣の進行方向、ドラゴニクスの陣の底、ドラゴニクスの本陣のある方向へゆっくりと進み始める。

 この先には各国の陣の要があるから強い奴がいるはず。この辺にいるのは弱くてつまんないから丁度いいはず。退屈を紛らわせそうだ。


 まだ弱い敵機ばかりだからつまらないが、数だけはいるためアサルトライフルの銃弾が避けきれなくなっている。


  カン  カシュ  カン  カン

  ダダダッ ダダダッ ダダダッ


 盾を装備していないから敵機のアサルトライフルの銃弾が何発も直撃したり掠ったりし、当然反撃にこちらもアサルトライフルの銃弾を撃ち込んでやった。

 俺のアルカイドだけでなく、マッカーサーのヴァン・ダイクや静御前のアリスティアも銃撃を受けてはいるが、宇宙戦艦で強化改造されてる俺達の機体に普通のアサルトライフルの銃弾はほぼダメージを与えられない。

 ダメージを食らっても戦艦に戻ってメンテすればいい。

 しかし、あまり銃弾が当たるのも気分は良くないな。こういう大多数とやり合う時は、シールドバインダーがあれば銃弾を受けてくれるからいいかもな。

 間に合うならメンテに戻った時装備したい。


『サポートAI、戻った時にシールドバインダーを装備させる事は出来るか?』

『機体の荷重バランスが崩れますが可能ですよ。激しい戦闘になるとシールドバインダーの重量に機体が振り回されるかもしれません』

『今日はほぼ掃討戦だから激しく動かねぇと思うから大丈夫』

『だん吉、お前もシールドバインダーが欲しいと思ってたのか?』

『ダメージがほぼなくてもカンカン当たられるのは気分が悪い』

『だな。俺の方もシールドバインダーを準備しておいてくれ』

『分かりました。なるべく問題がないように装備出来るようにしておきます』

『『よろしく』』


 タケルが上位プレーヤーを倒してこっちに来たら一旦宇宙戦艦に戻ろう。それで改造とメンテだな。

 今はとにかく周りにいるのを潰す。




 俺達はアサルトライフルの銃弾の雨の中前進し、こちらもこれまで通りアサルトライフルを掃射したりヒートソードで斬りつけ続けた。

 他にもグレネードやバズーカを撃ち込んできたが、それは優先的に叩き落とした。食らっても大した被害はないけど、フレームが歪んで動きが悪くなることがあるから。

 上からもアナビトリアのケスカが敵機をスナイプしてくれてる。コクピットを破壊し行動不能になりその辺の倒れた。


 そして……俺達の後ろにはセンチュリアの機体瓦礫で出来た道が作られていく……


 更に200機程墜とした頃、センチュリアの陣の先頭付近に辿り着く。

 徐々にプレーヤーの戦闘能力が上がってきた。

 ようやく楽しめそうだ。


『ここを潰せばドラゴニクスの本陣までもうすぐだぜ!』

『指揮官潰すと演習終わっちまうぞ。それだと全機倒せないからな』

『全機倒すって話ですよね?』

『そういえばそうだったな。じゃあ指揮官を墜とさないようにしないとな』


 ドラゴニクスの陣形とセンチュリアの陣形の接触した付近は両軍共少なく左右に空間が空いているため、ドラゴニクスの国軍プレーヤーが広がりセンチュリアの方も動きやすくなったようだ。

 これまで陣形を崩せなかった上に陣形の中央は密集していたためこちらがいくらでも撃ち込み放題だが、この辺りは相手も回避しやすくなっていてこれまでよりアサルトライフルもヒートソードも当たりにくくなってきた。


『ようやくまともな戦闘になりそうだぜ。これまでみたいに攻撃すりゃあ当たるとかないからな』

『ああ、このまま楽に終わらせてくれるとか思ってないぞ。ただ、出来れば一度メンテを受けたかったがな。』

『これで闇の巫女アルティメットフォームが見せられますよ。超華麗な巫女姿をお見せします』

『『ねぇよ、そんなフォーム』』


 まだまだ俺達の戦闘は終わらない……


### 続く ###


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