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TRIPLE-私の知らないあいつは私の知ってるあいつ-  作者: EPO


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第051話-4 盗賊団退治 幹部虐め

エレボスSide

  ドガァァァァン


 ヤマトが1番大きい拠点に1発ビームキャノンを撃ち込んだわね。

 こちらも幹部連中の拠点を潰しに行きましょうか。


 半壊した建物からしばらく離れた場所に、また別の大き目の建物がある。

 誰が作ったのか分からないけど、いい加減な建物ではなくちょっと豪勢な作りが目に付く。

 これも盗賊団内のヒエラルキーが関係してるのでしょうか?


 先ほどの爆発音を聞いて10機程の大したパーツが使われていない機体が建物の外に出てきて慌てるのが見える。

 末端の方の盗賊団の構成員なんでしょう。全然警戒態勢が甘いです。

 こんな谷間の地形で下からだけ警戒しててはダメでしょう。飛行能力のあるを機体もいるのですよ。

 上空の警戒も必要ですよ?


  ダダダッ ダダダッ ダダダッ

   ドガァァァァン ドガァァァァン ドガァァァァン


 私の1回のアサルトライフルの攻撃で3機の盗賊団の機体が爆散した。

 突然の仲間の爆散に回りの機体は怯んでいますが、未だに上空の私には気付いていません。大丈夫なのでしょうか?盗賊団の下っ端さん。


  ダダダッ ダダダッ ダダダッ

   ドガァァァァン ドガァァァァン ドガァァァァン


 更に3機のジェネレーターに直撃させて爆散させた。


 私を見つけられず恐怖におののいているのですが、未だに上空を見上げる者はなく、仕方がないので斜面の方に降りることにしましょう。

 ゆっくりと盗賊団の後ろに降り立ち、アサルトライフルをそばにいる1機撃ち込み爆散させるとようやく気付いてくれました。


 気付きはしましたが、こちらは既に7機も瞬殺してますから怖いのでしょう。近寄って来ません。

 私としては早く終わらせてヤマトの所に行きたいのですが……


『お前ら、何やってんだ!たった1機だぞ?囲んで叩け!』

『でも、ほとんど一瞬で7機もやられてるんすよ?無理ッス』

『ほう、それじゃあ俺達にやられたいのか?潰されたくなかったらさっさと()ってしまえ!』

『『『……へい』』』


 そんな下っ端が何機来ても負けはしませんが、来るなら徹底的に潰しますよ?


 こちらへ向かって来た敵機に私もテュポーンを進める。

 ヒートソードを静かに引き抜き、ススっと3機の間をすり抜ける。

 背後にはアーマードギアの残骸の山が出来た。胴体や四肢のパーツが細切れになって転がっている。


 ふう、やはり大した事はないですね。

 こちらの動きについてこれていません。うちのメンバーでもなかなか出来ませんでしたが、今はもう虚をついても対応できるようになりましたけどね。

 後ろにいる偉そうなのも私の動きが追えてないようですから、たかが知れてます。


『下っ端の皆さんはもう退場されましたが……どうされます?』

『くっ、お前は何もんだ?』

『私ですか?E.G.G.運営から頼まれた暗殺者です。真っ黒ですから分かりますでしょ?』

『嘘つけ。暗殺者じゃあねぇだろ。そんな情報は聞いたことがねぇ』

『フフフ』


 まあ、嘘です。E.G.G.運営もそんなことを答えてくれることもないですけど。

 私達は海賊団ですから。


 さて、他に4機はいるはずなんですが、どうされているのでしょう?


『もう4機いるはずですけど……出てこないんですか?臆病なんですね』

『『『『何ぃ、舐めやがって!』』』』

『下の者に押し付けて出てこないのですから、腕に自信のない証拠でしょう?』

『うるせぇ、潰すぞぉぉぉ』

『『『『おう』』』』


 ようやく出揃った幹部らしい5機ですが、金に物を言わせて集めたパーツで構成された品のない機体って感じですね。

 どれもパワー重視で動きが鈍そうです。武器も鈍器や威力が高くて連射出来ない銃火器ばかり。すり潰すような被虐的な攻撃が好きなのでしょう。

 嫌ですね。




 こちらを取り囲もうと移動していますが、遅い……

 すぐに逃げれますけどどうしましょう?待ってあげましょうか。どうせ上にも逃げられますし。

 待つことに数十秒……やっと、包囲が完成したようです。うちのメンバーならすぐに機体の間を通り抜けられますが。

 こちらが待ってあげていたにも関わらず、『怖くて動けなかったんだろう』とか『高そうなパーツを使ってやがる。ぶん取ってやるぜ』とか言ってますよ。

 ふぅ~〜、つまらない人達です。


 幹部連中から攻撃が始まりました。先ずはハンマーやモーニングスター等を叩きつけてきました。

 こちらはヒートソードで斬ってしまわないように加減をしながら弾く。弾いた反動を盗賊団の機体は制御できず、鈍器に振り回されてます。

 その隙を付けば一瞬で勝負がつくのですが面白くないでしょう。散々心を折ってからにします。


『何でヒートソードが折れねぇんだ?こっちのハンマーをもろに受けてるだろ?』


 何度も何度も攻撃してくるのをその場で弾いていますが、こちらのヒートソードは折れもしなければひびも入っていません。元々宇宙戦艦内にあった高性能な武器ではあり強度が非常に高いですが、まともに受けてはいません。ちゃんと衝撃は逃がすようにして弾いています。

 そんな事も分からないとは。


『クソぉぉぉぉ、何でだぁぁぁ。お前ら、同時に攻撃するぞ!』

『いいぜぇぇ。さっさと動けなくしていたぶろうぜ』


 今度は2機3機と攻撃してきました。でも……全然連携出来ていません。

 こちらは両手にヒートソードを装備して迎え撃ちましょう。

 変わらずハンマーや棍棒を振り回して、前後や左右からの攻撃を弾いたり少し動いて回避したり。半身で避けた後棍棒を踏みつけて、動かせなくなったのは可笑しかったです。

 この盗賊団の機体でこれしかパワーが出ないとは……

 フルパワーで持ち上げようとして持ち上がらず、こちらが足をどけると棍棒が持ち上がり反動でひっくり返ってしまいました。


『フフフ、やはり大した事はないですね。

 今度は5機一度にかかってきてはどうですか?全員仕留めてあげますよ』

『『『『『っざっけんなぁぁぁ』』』』』


 とうとうというかやっと5機全機で攻撃にきます。


 左右と背後から攻撃を仕掛けてきたので前に進む。その際、前方の機体に突っ込んで攻撃。

 ヒートソードで頭部を斬り飛ばし、左腕部関節も斬りつけた。これでこの機体は目視しにくくなり、左腕部も動かせなくない。戦闘に加わりにくくなる。

 ついでに蹴りを入れ、その辺に転がしておきましょう。


 すぐにターンして残り4機を待ち受けます。

 流石に簡単に捕まえられない事を理解したようで、近付いて来なくなりました。その代わり単発式のバズーカやパンツァーファウスト等を撃ち込んできましたが、大きく後方へ回避して爆煙に紛れて4機の頭上を飛び越え背後に。

 そこから4機のバックパックに向けアサルトライフルを掃射すると、背後に装備していたバズーカ用の弾薬や残りのパンツァーファウストなどが爆散してしまいました。


 最初に相手した1機以外は前方に倒れ込み、バックパックや胴体にダメージを受けたようです。

 倒れた時の衝撃も合わせてしばらく起きてこないでしょう。

 後は1機のみ。


 まだ他の機体が後ろから攻撃されたことに気付いていません。

 静かに後ろに接近して蹴りをいれ倒し、上から踏みつける、女王様みたいに?


『まともに動けそうなのはあなただけみたいですよ?転んで踏みつけられてますけど』

『うるせぇ。お前、後で覚えてろよ!ボスがお前を抹殺してくれるんだからな!

 どこに隠れようが俺達の情報網で探し出して復讐してやるからな!!』

『出来るといいですわね?うちのリーダーが今頃あなた達のボスを倒してると思いますよ?』

『何を言ってるんだ?ボスは大会で優勝したこともあるトッププレーヤーなんだぞ!』

『いつ頃の話なのでしょうか?まぁ、それでもうちのリーダーは負けませんけどね』


 話を終えて背後からヒートソードでコクピットを刺し貫いてとどめを刺しましょう。他の機体も動けないところを一息に……

 これでこちらは完了です。


 ヤマトの方ももう終わってると思いますがでしょうか……


### 続く ###


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