第五話 ヒドラ討伐(後編)
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ヒドラを追いかけけること約十分、ついに追いついた。
「うえー」 思わずつぶやく。
ヒドラは八つの頭を持っていた。しかもそれぞれ色が違う。正直言ってキモかった。
ヒドラと目があった。
「勝負だ、ヒドラ」
俺は魔剣を構える。
「くらいやがれ、ヒドラ【魔眼】」
俺と目があっていた頭の一つが停止する。
ステータスを読む。
《現在のスキル》
名前:ヒドラの頭(水) ランク:sランク
職業:なし
スキル:水放射 威圧 水龍の呪い
武器:なし
契約:なし
なんか物騒なのが結構あったな。
まあいい、頭を潰してやろう。
七色の杖をもつ。
そして、唱える
「雷最高呪文、雷神ノ怒」
やつの頭に特大の黒い雷が落ちる。
頭が一つ、吹っ飛ぶ。
「あと七個か」
その時、すべての頭がこっちを向いた
これ、大チャンスじゃね?
【王の威……】
黄色の頭からレーザーが放たれる。
やばい、避けれない。
使いたくなかったがしょうがない
「炎最高呪文、灼熱地獄」
周りがドーム型に囲まれ、爆発した。
周りが火の海に変わる。 あちゃー、やりすぎた。
ヒドラを見る。
「は……?」
ヒドラの頭が、残り一つになっていた。赤色だった
「なるほど、同じ炎技に耐性があったか」
なら……
【王の威圧】
こっちを見ていた頭が、気絶する。
「終わりだヒドラ!」
俺は唱える。
「風最高呪文風ノ舞」
やつの頭が八つ裂きにされる
と声が響いた。
《ターゲットを撃破しました。
ターゲット:ヒドラのモデルを獲得したため【魔物創造】でヒドラが作成できるようになりました》
ああ、終わったんだな。 そう思い俺はベヒモスの元へ急いだ。