ラインハルトって大変だよね、顔でイジメられて
書いていて思ったんですが、
主人公の彼女、腐女子なら面白いかな?
ラブコメ長編になるかな?なんて、ちょっと考えました。
ラインハルトって、
大変だよね。
顔でイジメられて、
あのお話の新しいシリーズを見るたびに、あのシーンは出てきて、
そしてラインハルトはイジメっ子と対決する。
俺はそれを苦々(にがにが)しく見る。
ラインハルトが普通の顔だったら、あんなに対立は起こらなかったのではないか?なんてそう思いながら。
俺の顔は良いらしい。少なくとも十人並み以上には。
小さい頃から近所では可愛い子供だと可愛がられていたし、なんとなく注目されていた気がする。
今の職場でも、パートのおばちゃんになんとなく見られている気がするしな。
おやつの菓子をもらうこともあるし。
口の悪い奴は、「また貢がせてる(笑)」とか陰口叩いているんじゃなかろうか?
うるさいんだよ!!
ちゃんと重い荷物を運ぶのを手伝っている対価だ。…そう思いたい。
自意識過剰なんて笑う奴もいるけどな、
ただな、俺は人から注目されることは怖いんだよ!!
とある事情からそうだった。
だから、人の視線には他人よりも敏感だ。
今はかなり克服したし、俺は人間が好きなんだって解ったから、
普通に日常を過ごしている。
でも、子どもの頃は本当に怖かった。だからよく泣いた。
親は過保護だったからそこに甘えて、
泣けば解決すると思っている赤ん坊みたいなガキだった。
人間は怖いくせして、いったん気を許すと、相手にべったりするしな。
本当に最悪なガキだった。
あの頃、自分の周りは同い年の子どもであふれている時期で、幼なじみの、それも同い年と限定しても、
同じ町内に男も女も、片手では足りないくらいひしめいていた。
そんな俺たち子どもに、近所のおばちゃんはよくおやつをくれた。
その頃、小さい頃の俺の遊び相手は女の子が多かった。
泣き虫ガキの俺は、多分、飛び回って遊ぶ男の子より、家でままごととかする女の子の方が怖くなかったんだろうな。
今ではとても信じられない考え方だ。
男より女の方が数段強いし怖いのに。
女の子の方も、年下みたいに気弱な、
自分たちと遊んでくれる、そこそこ顔の整ったガキ、同い年の男の子と言うのは相当珍しい相手だったんだろう。
幼なじみの女の子、3〜4人から受け入れられて、家の中で毎日遊んでいたんだな。
まあWin-Winの関係ってやつだ。
ハーレムだって?バカ言うな!!弟分だって言ったろ。
せいぜいが召使いか家来だ。
その証拠に、ラブコメにありがちな出来事なんて、なんも起きない。
あれだけ女の幼なじみが居たにも関わらずな。
俺は男として対象外だったってことだ。
せいぜいが顔の良いオプションてとこだな。
同い年の男の子の妹から、○くん(○ちゃん)がお兄ちゃんだったら良かったのに…。なんて言われたことだってある。
それだって一度や二度じゃない。
でもそれから先のときめき展開なんて起こりはしない。
人間が怖いのは治らないんだから当然だ。
俺はちょっと顔が良いだけの、頼りにならない情けないやつだからな。
小学生になってからも、俺はよくイジメっ子に泣かされた。
というか、その機会は増えた。
当然だ。自分より顔のいいガキが泣き虫で、
ちょっと小突けば泣いて、自分は優越感に浸れる。
さぞ気分のいい遊びだったことだろう。
そんな自分に、幼なじみだったり、同級生だったりする女の子は、
「○くん、いくら泣いたって解決しないんだよ」と最初は諭すが、無意味に相手か怖いんだから仕方ない。
そして、そうこうしてるうちに、呆れた女の子たちは誰ひとり居なくなり、
そして俺は泣くのをやめた。
泣いても解決しないことを学んだからだ。
遅かったけどな。
けれども、人間が怖いことは変わらなかった。
思春期にもなれば、男と女は自然に距離を置くようになる。
当然だ、心も体も違うんだから。
俺も当然、男のグループの中に混じるようになる。
だが、ここでまた、俺の人間怖いが悪さをしてくる。
俺は怖さの少ないおとなしいやつと仲良くなるわけだ。
そして、対人距離が測れない俺は、気を許した相手にはとことんべったりとするクソガキだった。
あの頃の俺は中学生にもかかわらず、
おとなしい同級生(男)と、手をつないで帰っていたことがある。
女ではない。男とだ。
これは自分で書いていて、怖気が走る。
俺は100パーセントノーマルだ。
男に友情を感じたことはあっても、愛情を感じたことは一度もない。
いつの時期、いつの時代をとっても、好きになるのは女だ。それは間違いない。
だが、無意識に安心を求める俺の心が、いつもそれを裏切るんだ。
中学生で口論となった先輩に同性愛者だと罵られたことがある。
地元から離れた高校に進学してからも似たような事があった。
上京し、就職し、転職してもつきまとう。
顔と同性愛ネタはどこまでも付いて来る。
そして、おばちゃんは自分におやつをくれる。
いつでもどこでも、
セットメニューみたいつきまとう出来事だ。
好きになった彼女に告白して、恋人になったあと、
あの子が俺に愛情を込めて、
「良い男♪」と言ったのを、俺が苦々しく感じていたのを彼女は知っていたろうか?
そして俺はまた、新しいシリーズのラインハルトを苦々しく見る。
ラインハルトとキルヒアイスは、顔と同性愛ネタで悩まされることはなかったのかと。
ーおまけー
そういえば、
ネットでメッセージ交換してたやつ、最近連絡ないな。
いつだか、俺は男です。とカミングアウト(性別バレ)を言ってきたが、
わかっている、別に関係ない。(なんでそんなこと言うんだ?性別とか関係なく友達だろう?)
と返してから、連絡がなくなったが…、
まさか、まさか!!
正解は「大丈夫、俺もノーマルだ」だったんじゃ…(¨;)
ノォー!!、俺はノーマルだぁ!!
注.おまけのセリフを含めてフィクションです(笑)
自分の記憶の一部を別の性格のキャラクターに移植して、状況を膨らまして与えて動かしたらこうなったという、実験レポートみたいなものですね(笑)
さて、
昔、真正ロリコンの友人?知り合いがいました。
彼は純粋?に12才くらい。それ以下の少女を見ていれば幸せという無害?なやつでした。
その趣味?性癖?トラウマ?
それ以外は普通?のおとなしい、ゲームが得意な青少年でした。
12才以下の少女にしか興味がなく、そして性的欲望はなく、観賞する興味だけ(苦笑)
13才を超えると興味がなくなると言っていて、
彼と自分の共通の友人から、
「仮にお前を好きな少女がいて、しばらく仲良くしたあと、13才を境にして、お前はその少女を捨てるのか?」
みたいな議論を、よくふっかけられていました(笑)
あれから30年、いいおっさんになっただろうあいつは、
今でもどこかの公園でのんびりひなたぼっこでもしながら、
微笑みながら遊んでいる少女を眺めているんだろうか?
通報されたり、
職質とかされてないといいけど(¨;)