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其の三 「依頼内容:護衛(後編)」

 其の三 「依頼内容:護衛(後編)」


 引き締まった身体を丈の短いジャケットに包み、アッシュブロンドのショートヘアの下には端整であるが気の強そうな顔立ちがある。本名はシルヴェストリス・キャスケット。ファミリーネームを縮めたキャットという愛称で呼ばれている。

 両手に握った愛用の銃は最上級の魔工銃を自力で調整したものだ。軽量で取り回しがし易く、魔力を圧縮して撃ち出せば防弾装備を軽く貫けるだけの威力を持つ。その分反動が大きく最も使い難いとされている魔工銃をベースに、取り回しの良さと威力を更に向上させた代物だ。無論、反動は更に大きなものになっているが、彼女自身はそれを軽々と扱っている。

「こっちに戻ってきたら直ぐに仕事頼まれたんだもの、休む暇もないわ」

 呆れたようにキャットが呟く。

「話は後だ、敵を片付けるぞ」

「そうね」

 ヴィアの言葉にあさっり同意し、キャットはバイクから降りると、先程射撃した魔物へと駆け出した。

 彼女は一応、便利屋と名乗ってはいるが、どちらかと言えば賞金稼ぎに近い。依頼は自分の気に入ったものしか選ばないし、大抵は賞金首の排除というタイプの依頼を好んで受けているのだ。

 キャットは今まで、仕事のためにアンスールを離れていた。それというのも、受けた依頼の排除対象がやたら遠くへ逃げていたためだ。無論、報酬はかなり高額。戻ってこれたところを見ると、依頼は達成して来たようだ。

「――え!? 嘘っ!?」

 いきなり、キャットが声を上げた。

 見れば、銃弾を二発、撃ち込んだはずの魔物が起き上がっている。銃弾は身体に命中しており、白い半透明の血を流してはいるものの、致命傷ではないらしく平然としている。

「私の銃で死んでないなんて……」

「そいつは何かおかしいんだ。ただの魔物じゃねぇんだよ」

 十六夜が声を投げる。

 分離していた刀を一つの十六夜に戻し、ヴィアも駆け出した。

「あまり荒らすのも悪いな……」

 リステリアと侍女がいる傍の植え込みの段差に足をかけ、思い切り跳躍。二階のテラスの縁を片手で掴み、身体を持ち上げてテラスに戻った。

 ダメージが少ないと見るや否や、キャットは左右の銃を連射し、魔物に容赦なく弾丸を撃ち込んでいた。弾丸には魔力が付与されている。先程、魔物を吹き飛ばしたのも、魔力で命中時の衝撃を増幅させていたためだ。その魔力を、今は貫通力に変換して連射している。

 だが、それでも魔物の身体を貫く事はできないようだ。もっとも、撃ち込み続けている事で確実にダメージを与えてはいるが。

「あ、師匠……」

「気圧されて動けなくなるようなら便利屋は諦めろ」

「うぅっ!」

 フェリアルの隣にいるルーパスに言い放ち、ヴィアは周囲を見回した。

「……こういう仕事をするなら、咄嗟の事にも気を抜くな、死ぬぞ」

「はいっ!」

 大袈裟に返事をするルーパスに小さく苦笑交じりの溜め息をつく。

 この様子ではまともな便利屋になるにはまだまだ時間が掛かりそうだ。

「それにしても、あの魔物は変ですよ」

 ルーパスがテラスから乗り出してキャットが銃弾を撃ち込み続けている魔物を見る。

「あんなのが自然発生してるんなら、ヤバイんじゃないですか?」

「自然発生してるなら、な」

 言い、ヴィアもキャットを見た。

 飛び掛って来た魔物に銃弾を浴びせず、キャットはタイミングを見計らうと一歩踏み込んで回し蹴りを放った。蹴りを腹部に突き刺し、魔物の動きが止まった瞬間に軸足で地面を蹴り、空中で身体全体を捻るように、蹴りを突き刺している場所にもう片方の足で蹴りを見舞う。その二連撃によろめいた魔物に、キャットは空中で体勢を整えながら両手の銃を向けた。

 放たれた二発の弾丸は螺旋を描くような光を帯び、魔物の顔面に命中した。その瞬間に凄まじいまでの魔力を放出し、爆発を起こす。頭部を吹き飛ばされた魔物が仰向けに倒れるのと、キャットが着地するのは同時だった。

 キャット、猫という愛称で呼ばれているだけあって、彼女の空中技は見事なものである。反射神経も良く、よっぽど地面に近い場所で倒れない限りは吹き飛ばされても足から着地する。さながら猫のように。

「最初から頭を狙えば良かったんじゃない……。私も疲れてるわね……」

 溜め息交じりにキャットが呟くのが聞こえた。

「……後一体、いるんだよな?」

 十六夜が呟いた。

 その直後、屋敷の中から悲鳴が響き渡る。

 瞬間的にヴィアは駆け出していた。フェリアルの部屋を突っ切って廊下に飛び出し、階段を飛び降りて一階へ。声の方角から考えて、魔物が現れたのは応接間だ。

 応接間のドアが視界に入った直後、ドアが部屋の内側から吹き飛び、侍女が廊下の壁に背中から激突した。壁に血が張り付き、侍女が背中を壁につけたまま座り込む。右肩から胸の半ば程までを爪で切り裂かれてはいるものの、致命傷にまでは至っていないようだ。恐らく、ボディガードとして身につけた護身術で対応しようとして失敗したのだろう。

 破壊されたドアから応接間の中を見れば、侍女とは違う服を着た少女が部屋の隅で魔物を凝視して恐怖に涙を流していた。恐らく、フェリアルの妹のイセレシアだろう。悲鳴は彼女のもののようだ。あの侍女は彼女を守ろうとして失敗したという事か。

「……うぅ、お嬢様……」

 背後で侍女が呻き声を上げる。

「あうあぅ……た、助けてぇっ!」

 侍女の言葉でヴィアの存在に気付いたのか、イセレシアがヴィアに飛びついて来た。

「――っ!」

 同時に、魔物が跳んだ。

「きゃ――!」

 イセレシアを横に突き飛ばしたヴィアに、魔物が爪を振るった。

 その寸前に十六夜で爪を受け止めたが、ベクトルを受け流し切れずに吹き飛ばされた。右側の壁を背中から突き破り、吹き飛ばされる。

「師匠っ!」

「ヴィアライル様!」

 追いついて来たのだろう、ルーパスとフェリアルの声が聞こえた。


「うぉぉおおおおっ!」

 迫り来る魔物を前に、ルーパスは自分に気合を入れるかのように叫んだ。

 右側から繰り出される爪を屈んでかわし、一歩踏み込むとほんの数センチの跳躍。その滞空中に身体を捻り、遠心力を加えて加速させた蹴りを魔物の下腹部に放つ。着地の直後に曲げた足を伸ばし、勢い良く魔物へと接近し、肘打ちを下腹部に。身体を回転させてもう一方の腕でも肘打ちを同じ場所に放ち、再度身体を入れ替えて拳を固めて突きを放つ。もう一方の手で掌底を繰り出す。接近し続けた事で、掌底は肘を曲げた状態で命中している。それを強引に、魔物を押し返すように力を込めて肘を伸ばし、魔物を吹き飛ばした。

「ど、どうだ!?」

 息を荒げ、魔物を見る。

 全身から噴き出した汗の中には冷や汗も多く混じっている事だろう。

 全ての攻撃を一箇所に集中させた。それは、ヴィアの教えた事でもある。ルーパス自身、まともな武具を買う金も溜まっておらず、今の所の武器は己の体術しかない。稽古と称して、ヴィアはルーパスに体術を教えていた。ヴィアからすれば、それはほとんど護身術のレベルなのだろうが、ルーパスぐらいの人間からしてみれば武術の域に到達しそうなものである。

 いくら強靭な身体を持っていても、一箇所に攻撃を集中し続ければ確実にダメージは蓄積させる事ができる。いつだか忘れたが、ヴィアが言っていた事を咄嗟に思い出し、繰り出した攻撃を全て下腹部に打ち込んだ。

 ヴィアやキャットに比べて非力とは言え、ルーパスには魔物を倒した経験ぐらいはある。ヴィアの仕事を追い掛けて都市の外に出た時、ルーパスは魔物を体術で仕留めた事がある。トレーニングとして、魔物と戦って身体を鍛えた時期もある。無論、そんな魔物とは比較にならない魔物を相手にしているわけだが。

「お姉様ぁー!」

「イセレシア!? 帰ってたの!?」

 背後ではイセレシアがフェリアルに泣き付いていた。

「……くそ、やっぱり駄目か……!?」

 ルーパスは歯噛みした。

 目の前で魔物がゆっくりと起き上がる。その目は真っ直ぐルーパスへと向けられ、ヴィアやキャットよりも気配に疎いルーパスですら凄まじいと感じるほどの殺気を放っていた。

「お兄ちゃんが、私を庇って……」

 イセレシアが泣きながら言う。

 ヴィアはどこまで吹き飛ばされたのだろうか。打ち所が悪く気絶していれば、ここはルーパスが一人で仕留めなければならない。

「……だ、駄目で元々――!」

 足が竦んで動けないようなら便利屋にはなれない。ヴィアのような強さを身に着けるには、ここで退いてしまうようでは駄目だ。

 魔物が踏み込んだ。右手の爪を突き出すように、ルーパスへと向ける。

「――!」

 避けようとして、背後にフェリアルとイセレシアがいる事に気付いた。避けたら、二人に矛先が向けられてしまう。

 ルーパスがその場で身構えた時、魔物の右腕が飛んだ。


 壁を二枚ほど突き破ったところで、ヴィアは止まっていた。ルーパスの咆哮が聞こえる。

「……っ」

 身を起こす。骨折などはしていない。十六夜を掴む腕が痺れていたが、一度腕を払い、痺れを拭い去った。

「無事っぽいな?」

「ああ、問題ない」

 十六夜に答え、見れば、ルーパスが魔物を吹き飛ばしていた。だが、直ぐに魔物が殺気を放つ。ルーパスの背後にフェリアルとイセレシアがいるのも見えた。

「――!」

 駆け出し、左手とコートの内ポケットに突っ込み、前の依頼から隠し武器として持ち歩いているダガーを掴むと投げ放った。ヴィアが通常に投擲していても届かない距離。

 だが、ダガーは凄まじい速度で放たれている。

 その速度は切断力を高め、魔物の突き出した右腕を両断した。同時に、ヴィアは空いた左手を十六夜を掴む右手に添えた。ヴィアの隠された力を、少しだけ解放する。

 踏み込んだ一歩が、本来の踏み込みの距離を大幅に超える。ほとんど一瞬のうちにルーパスの目の前に移動したヴィアが十六夜を下方から切り上げた。その速度は、本来のヴィアの身体能力すらも超えていた。

 脇腹から肩にかけて、魔物の身体がずれ、地面に落下する。一瞬遅れて白く半透明な血が噴き出し、絨毯を汚して行った。

「師…匠……」

「心配をかけたな」

 見上げて来るルーパスに、ヴィアは言った。

「凄い……」

 フェリアルとイセレシアは同時に同じ言葉を呟いていた。

「中々やるようになったな、ボーズ」

 笑う十六夜を鞘に収め、ヴィアは今しがた斬り捨てた魔物を見下ろす。

「あ、もう終わった?」

 庭を回り込んで来たのか、応接間の窓の外からキャットが顔を出した。

「ああ、片付いた」

 ヴィアは、キャットの言葉に頷いた。


 レアース家の屋敷の損壊は政府が補償する事となり、ヴィアは軍から協力料として五百万、レアース家からは三人の娘を守ったとして三百万の報酬を受け取った。

「いきなり大金が手に入ったな」

 事務所につき、一息ついたところで十六夜が言った。

 ルーパスは帰らせた。レアース家から報酬を貰ったのはヴィアだけではなく、ルーパスも五十万ではあるが報酬を貰っていた。フェリアルとイセレシアがルーパスに支払ったのである。因みに、キャットは軍の応援として呼ばれたため、軍の方から報酬が支払われたらしい。

「……失礼、ヴィアライル・ウルフ様ですね?」

「ああ。政府の者だな?」

「お察しの通りです。実は、緊急の依頼があります」

 突然、ドアを開けて一人の男が入って来た。

 一見すると普通の男性に見えるが、雰囲気が違う。ヴィアのように、戦場などで場慣れした人間ならば解る。

「昼間の騒動の事だな?」

「……」

 ヴィアの言葉に、男は無言で首肯した。

「大体の見当はついている。前にファイル奪還の依頼も受けている。それに、軍からの反逆者の騒ぎもそれに関わっている、違うか?」

「ふむ、やはり鋭い方ですね。その通りです」

 男はヴィアの推測に、苦笑し、頷いた。

 生物兵器のファイル。軍の研究施設で何かを見て、それの処罰から逃れるために反乱を起こし、フェリアルを人質に取った元軍人達。それらは、今日の一件と繋げる事ができる。

「昼間の魔物は、政府内の研究機関が極秘裏に開発していた生物兵器のテストタイプです」

 男の言葉に、ヴィアは無言で先を促した。

 生物兵器として、魔物並の戦闘能力を持つ存在を作り上げる、それは昔から行われて来ている研究だ。だが、その度に倫理面の問題などから凍結案が出されたりするなどで、研究は遅々として進んではいないとされていた。だが、実際は極秘裏に進行しているのである。常に。

 魔物の血が白く半透明だったのも、人工的に作り出されたが故だろう。テロ組織が奪ったファイルは、その機密情報を記したもの。反乱を起こした軍人達が見たのは、研究施設内で開発途中だった生物兵器だろう。

「今回の一件は、政府本体が立案したものではなく、研究施設側が独立して行っていたものです。そこで、政府はその研究施設の完全破壊を決定致しました。ついては、あなたにそれを依頼したい、と」

「……報酬は?」

「一千万は出しましょう」

「いいだろう」

「それでは、早速……」

 男がヴィアを促し、ヴィアはロングコートを着込み、十六夜を掴んで事務所を出た。

 そうして、男の指示に従って都市内を移動し、郊外の研究施設前へと辿り着いた。その場には、キャットが既に待機している。

「今回は彼女と共同でお願いします」

 言い、男は去った。安全を考えて離れたという事だろう。

「じゃあ、ちゃっちゃと終わらせようか」

「そうだな」

 キャットの言葉にヴィアは同意し、十六夜を抜き放った。

招夜しょうや

 十六夜の刃に刻まれた紋様が光を放つ。

「ディストラクター」

 キャットが右手の銃口の先端に魔力を詰めた特殊弾頭を装着する。

「――月砕閃げっさいせん!」

 両手で掴んだ十六夜を、左から右へ大きく振り抜いた。横一直線に白銀の閃光が放たれ、研究施設の全てを横に切断する。分断された研究施設に、キャットが特殊弾頭を撃った。

 キャット手製の、爆発力を極限まで圧縮した破壊弾。それが研究所の中央で爆発を起こし、施設を火の海に呑み込んで行く。研究施設が全て横一直線に切断された事で、爆発の炎は壁に遮られる事なく施設の全ての部屋に流れ込む。

「後始末は任せて」

 別の特殊弾頭を銃口に装着し、キャットが言った。

 炎が燃え盛る研究施設の中央にそれを撃ち込む。衝撃波が周囲に放たれ、崩壊寸前の施設を吹き飛ばして行く。その衝撃波が起こす風は、ヴィア達の下まで届き、髪を靡かせた。

 一瞬にして、研究施設は瓦礫の山と化した。

「これで一千万なんて美味しい仕事よね」

「まぁ、ボロイ仕事だな」

 キャットの言葉に、十六夜が同意の声を上げる。

「……ねぇ、ウルフ」

「何だ?」

「実は、もう一つ仕事を依頼されてるんだけど」

「俺達は聞いてないぞ?」

 キャットの言葉に、十六夜が応えた。

「そりゃそうよ、だって、可能ならあなたを消せって言われたんだもの」

 そのキャットの言葉に、ヴィアは何も答えなかった。

 当然と言えば当然だ。ヴィアは政府の内情にもある程度通じている。それに、この政府の失態の全貌と、一連の不始末を全て知っている。邪魔であると考えられてもおかしくはない。

 便利屋は、しばしばこういった矛盾を抱えている。依頼者側から見れば、かなり有用な傭兵であると同時に、全てを知られてしまう人物でもあるのだ。有名な者は特に。

 キャットはこの都市に戻ったばかりで、事情を知らないのだろう。だからこそ、事情を知っているヴィアを消すよう依頼されているのだ。もっとも、その依頼を受けるかどうかは任意なようだが。

「それで、戦うか?」

 静かに、ヴィアは問う。

 キャットの戦闘能力は、ヴィアとて侮る事はできない。油断すれば、命を落とすだろう。

「止めとくに決まってるじゃない。私に勝ち目がないもの」

 肩を竦めてキャットは言った。

 政府から見れば、ヴィアとキャットは同等の力量を持っているとされているのだろう。そうでもなければ、キャットにヴィアの始末を依頼するはずがない。

「まぁ、一億ってのは捨てがたいけどさ」

「なるほど、ヴィアの命は一億エスか」

 キャットの言葉に、十六夜が笑う。

「なら、俺は帰るぞ」

「そうね、私も疲れたわ」

 ヴィアの言葉にキャットは苦笑し、歩き出す。その先にはバイクがあった。

「乗ってく?」

「いや、いい」

「そ、解ったわ」

 キャットの誘いを断り、ヴィアも歩き出した。既に日は傾き、夕方から夜へと変わりつつある。

「暫くは休業しようっと」

 そう残して、キャットはヴィアを追い抜いて行った。

「乗ってきゃ楽なのに」

 十六夜の呟きに、ヴィアは小さく笑った。

「俺達だってやろうと思えば直ぐに帰れるだろ?」

「まぁな。ヴィアが使わないだけだけど」

「奥の手は隠し持っとくものだ」

 言葉を交わしながら、ヴィアは日の沈みかけた都市の中へと戻って行った。

これで一度、最終話とさせていただきますが、実際にはまだまだ続きます。一話完結の連載という事で、これ以降も定期的に最終話として区切って行くつもりです。その際にはまた後書きとして注釈を入れますので、ご了承下さい。

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