設定３：イメージイラスト②
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【設定資料】
より深く楽しみたい方への特別な贈り物です。
この世界を少しまとめてみました。ぜひご覧ください。
【第二弾】
ノエルたちの新たな日常と、その水面下で動き出す壮大な運命。その物語を彩る主要な登場人物たちを、所属や関係性ごとに整理し、改めてご紹介します。
◇
【領都アウロラ】
◆ ヴェーク辺境伯 (Count Weg)
▽ 領都アウロラを代々治めてきた、元遊牧民の末裔。中央の政治闘争には興味を示さず、ひたすらに自領の民の生活と安全を守ることだけを考えている、思慮深い統治者。
▽ 初登場: 第44話（祭礼言葉を歌う領主として）
【領都アウロラ】
◆ オルド・ホワイト (Ordo White) 48歳
▽ 職能ギルド・アウロラ地方本部長 / 現役Aランク / 『白鼠』
▽ 物腰柔らかいが、その本質は情報戦と心理戦を最も得意とする策略家。カイの才能を高く評価し、執拗にスカウトを続ける。ノエルの能力の異質さにもいち早く気づき、その動向を注視している。
▽ 初登場: 第40話
【ジルバスティード / アウロラ馬】
◆ ルミア (Lumia)
▽ ジルバスティード（ノマール系）
▽ アウロラの遊牧の民が育てる、誇り高き戦馬。轡を嫌い、人との絆だけで走ると言われる。先の戦いで主を失い、放浪していたところを、運命に導かれるようにノエルと出会い、新たな相棒となる。
▽ 初登場: 第48話
【アウロラの戦士】
◆ アウロラの老戦士
▽ 南の戦線でナルと出会い、共に白鴉隊に同行した、遊牧の民出身の戦士。ジルバスティードを乗りこなし、その気性や古い言葉をノエルに教える。物語の核心である『理の灯守』の伝説を語り継ぐ、重要な人物。
▽ 初登場: 第47話
◇
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ 黎明のそよ風
▽ 真面目で努力家の二人組、剣士のサラと弓使いのリリィからなるCランクパーティー。スタンピードの際にノエルに救われ、彼女を深く信頼している。
▽ ノエルにとって、ギルドで初めてできた同世代の友人であり、「守るべき日常」の象徴。彼女たちとの交流が、ノエルの戦う理由の一つとなる。
▽ 初登場: 第17話
【黎明のそよ風】
◆ サラ (Sara) 16歳
▽ 活発で少し気負いがちな姉御肌の剣士。憧れのハンナのようになりたいと願っており、時にその焦りが空回りすることも。しかし、仲間を想う心は誰よりも強い。
▽ 初登場: 第17話
【黎明のそよ風】
◆ リリィ (Lily) 17歳
▽ サラを支える、おっとりとした優しい弓使い。治癒魔法も心得ており、パーティーの生命線を担う。サラの暴走をなだめる、しっかり者の一面も。
▽ 初登場: 第17話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ 黎明の風
▽ 伝説の元Cランクパーティー（3年前に解散）
▽ 『熱風のハンナ』と『凪のミナ』からなる伝説のコンビ。その圧倒的な連携と実力は、個人としてはBランク級と評され、今もギルドの語り草となっている。
▽ 初登場: 第22話 （ミナとして）
【黎明の風】
◆ ハンナ (Hanna) 26歳
▽ ベテラン受付嬢 / ノエルの指導係 / 元Cランク『熱風のハンナ』
▽ 元は凄腕の剣士だったが、相棒の寿引退を機に受付嬢となった。現実主義者で口は悪いが、誰よりも情に厚い。スタンピードの際には、街を守るため一日限りの復活を遂げた。
▽ ノエルにとって、クレアとは違う形の「姉」のような存在。ギルドでの立ち回り方や社会性を教える、不器用な師匠。
▽ 初登場: 第15話
【黎明の風】
◆ ミナ (Mina) 27歳
▽ 元『凪のミナ』 / 二児の母
▽ ハンナの元相棒。結婚を機に引退し、現在は商人の夫と穏やかに暮らす。スタンピードの際は、親友と街の危機に、一日限りの復活を果たした。
▽ 初登場: 第22話
◇
【ニューログレイン自警団員】
◆ ロルフ・ブラント (Rolf Brandt) 46歳
▽ ニューログレイン自警団員。街にたどり着いたノエルを最初に保護した、人の良い年配の団員。ノエルの父セドとも面識があった。ギルド受付嬢リヴィアの父親でもあるが、家出した娘がギルドにいることは知らないことになっている。
▽ 初登場: 第14話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ リヴィア・ブラント (Livia Brandt) 18歳
▽ 先輩受付嬢 / ノエルのルームメイト
▽ 明るく流行に敏感な、ギルドのムードメーカー。一見、何も考えていないように見えるが、実は高い対人スキルを持つ。ノエルの薬草知識を「おしゃれ」に応用した、『指先革命』の発案者。
▽ ノエルの「少女」としての側面を引き出し、初めての「友人」となる重要な存在。
▽ 初登場: 第32話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ ギデオン (Gideon)
▽ ギルドの事務長。元Cランクの斥候で、数字と規律を重んじる現実主義者。当初はノエルの常識外れな行動を問題視していたが、その異常なまでの分析能力を認め、影ながらその成長を見守っている。
▽ 初登場: 第30話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ トーマス (Thomas)
▽ ギルド併設食堂の料理長。熊と見紛うほどの巨躯と強面だが、非常に心優しく繊細。才能がなく冒険者を挫折した過去を持つ。細い体で頑張るノエルを不器用ながらも気遣う、父親のような存在。
▽ 初登場: 第30話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ エマ (Emma)
▽ 新人寮の寮監を務める、穏やかな女性。元冒険者ではなく、夫を依頼中の事故で亡くした過去を持つ。ギルドの「常識」に染まらない、母親のような愛情でノエルや新人たちを支える。
▽ 初登場: 第32話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ ボルツ (Voltz)
▽ ギルドの査定業務を一人で取り仕切る、無愛想なベテラン査定員。元Bランク冒険者で、過去の事故で片目と仲間を失った。仕事に一切の妥協を許さないが、ノエルの仕事の丁寧さは高く評価している。
▽ 初登場: 第31話
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ フィン (Finn) 13歳
▽ 査定員ボルツの唯一の弟子。戦争孤児で、戦闘の才能はないが、素材を見極めることに喜びを見出す真面目な少年。ノエルのことを密かに慕っている。その姿は、ノエルに幼馴染のルカを思い出させる。
▽ 初登場: 第31話
【白沢村 / 西の森の村】
◆ ルカ (Luca) 14歳
▽ ノエルの腕白な幼馴染
▽ 誰よりも早く走れる自分の足に自信を持つ、負けず嫌いな少年。ノエルの不思議な能力には敵わず、いつも悔しがっていた。村の襲撃時、クレアと共に納屋から脱出したが、その後の安否は不明。
▽ ノエルとクレアにとって、失われた平穏な日々を思い出す、温かくも切ない記憶の象徴。彼との再会が叶うのか、それとも……。
▽ 初登場: 第1話
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【物語の核心を握るキーワード】
◆ 銀の鏡
▽ 母リノレアがおとぎ話で語った、世界の光を取り戻すための鍵。領都アウロラでは、年に一度の「明星祭」でお披露目され、その日のうちに民衆の手で砕かれるという儀式の象徴となっている。その本当の意味を知ることが、ノエルの旅の目的の一つとなる。
▽ 初登場: 第34話（噂として）
【物語の核心を握るキーワード】
◆ 理の灯守
▽ 世界の調和を保つために、時代が必要とする時に現れるとされる、伝説の存在。ノエルやアストルが持つ「異質な力」の根源に関わる、物語最大の謎。アウロラの老戦士が、その伝承を語り継ぐ者として登場する。
▽ 初登場: 第45話（カイへの言及として）
◇
【白沢村 / 西の森の村】
◆ 白沢村 (Shirosawa)
▽ ノエルとクレアの故郷。帝国の侵略により壊滅した開拓村。公的な正式名称は「辺境第七開拓村」、通称「西の森の村」。「白沢村」は、リノレアの古い言い方。
▽ 村のすぐ東を流れる白沢には、帝国の魔法技術に不可欠な、純度の高い銀鉱床が眠っている。
▽ 初登場: 第6話（西の森の村として）
【ニューログレイン】
◆ ニューログレイン (New-Lograin)
▽ 王国辺境に位置する、人口約1,700人の新興交易都市。西の帝国、東の領都へと続く街道の合流点であり、常に外部の脅威に晒されている。そのため、代官府よりも職能ギルドの発言力が強い。
▽ 全てを失ったノエルが、初めて仲間と居場所を見つけ、『辺境の軍師』として覚醒する、原点となる場所。
▽ 初登場: 第14話
【領都アウロラ】
◆ 領都アウロラ (Aurora)
▽ 王国南西部に位置する、辺境伯が治める領地の中心都市。元は遊牧民の集落だったが、王国への併合を経て、現在は約5,000人の人々が暮らす。年に一度の「明星祭」で知られ、多くの旅人で賑わう。
▽ 初登場: 第34話（噂として）
【領都アステル】
◆ 領都アステル (Astel)
▽ 王国を東西に分かつティベリウス大河に架かる「アステル大橋」を守る、交通の要衝。王都と辺境を繋ぐ、戦略的に極めて重要な拠点。
▽ 初登場: 第46話
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