設定2:イメージイラスト①
いつも応援ありがとうございます。
【設定資料】
より深く楽しみたい方への特別な贈り物です。
この世界を少しまとめてみました。ぜひご覧ください。
また、イメージイラストを付けてみました。
私の筆で描ききれない部分が補完でき、みなさまのイメージと合えばいいのですが……
【第一弾】
ノエルたちの新たな日常と、その水面下で動き出す壮大な運命。その物語を彩る主要な登場人物たちを、所属や関係性ごとに整理し、改めてご紹介します。
◇
【主人公とその家族】
◆ ノエル (Noelle) 15歳
▽ 辺境の軍師 / 職能ギルドの新人ポンコツ受付嬢
▽ 魂に宿る軍事知識を武器に、ギルドの仲間という「新しい居場所」を守ることを決意。しかし、社会人としては致命的なポンコツで、指導係のハンナを日々悩ませている。生き別れた姉クレアを探すため、ギルドに集まる情報を分析する中で、世界の大きな謎へと足を踏み入れていく。
▽ アウロラで手に入れた銀の髪飾りを唯一の手がかりに、母が遺したおとぎ話の真実――『銀の鏡』の謎と、自らのルーツである『森の民』の行方を追い始める。
▽ 初登場: 第1話
【主人公とその家族】
◆ クレア (Claire) / リナ (Lina) 20歳
▽ ノエルの姉 / 白鴉隊の天才参謀
▽ 記憶を失い、「リナ」として生きる女性。ダリウスの右腕として、その類稀なる分析能力で白鴉隊を支える。しかし、時折見る悪夢と、理由のわからぬ喪失感に、一人静かに苦悩している。
▽ 初登場: 第1話
【主人公とその家族】
◆ セド (Sed) 38歳
▽ ノエルとクレアの父 / 白沢村・元まとめ役
▽ 元は開拓者として村に移り住み、その実直な人柄で村人たちから深い人望を得ていた。過去の戦いで片腕を失っている。帝国軍の襲撃の際、リノレアと共に娘たちを逃がすために犠牲になったと思われていたが……。
▽ 家族を守るという一点において、絶大な力を発揮する「父親」。王国軍への根深い不信感を抱いており、ダリウスと対立するが、娘クレアを想う心は同じ。
▽ 初登場: 第5話
【主人公とその家族】
◆ リノレア (Linolea) 37歳
▽ ノエルとクレアの母 / 森の民の末裔
▽ 黒髪黒目を持つ、白沢村の先住村民。その血筋には、世界の理に関わる大きな秘密が隠されている。娘たちに語ったおとぎ話が、物語全体の謎を解く鍵となる。
▽ アストルの心を救い、リオに新たな視点を与えるなど、彼女の言葉と存在そのものが、争いに疲弊した者たちの心を導く灯火となる。
▽ 初登場: 第8話
◇
【王国軍】
◆ 白鴉隊
▽ ダリウス・アイゼンが率いる王国軍直轄の偵察機動大隊。斥候や諜報員、さらには森の民まで組み込んだ異端の部隊で、軍の旧弊な常識に囚われない、迅速かつ的確な作戦行動を信条とする。
▽ 初登場: 第39話(部隊として)
【白鴉隊】
◆ ダリウス・アイゼン (Darius Eisen) 31歳
▽ 白鴉隊を率いる改革者 / 王国軍大隊長
▽ 王国の腐敗を正すという、孤独な戦いを続ける指揮官。参謀「リナ」の才能に驚嘆しつつ、辺境で報告された謎の軍師『レイヴン』の正体を追い続けている。二つの異質な才能が、五年前の記憶と重なり、彼の心を揺さぶる。
▽ 初登場: 第3話
【白鴉隊】
◆ リオ (Rio)
▽ 白鴉隊・偵察斥候班『烏』 / 森の民
▽ ダリウスの腹心。森の民としての出自を持ち、高い魔力と隠密能力でダリウスを支える。
▽ 人間であるダリウスと、森の民であるアストルたち。対立する二つの世界の架け橋となる唯一無二の仲介者。彼の選択が、両者の、ひいては世界の未来を大きく左右する。
▽ 初登場: 第39話
【白鴉隊】
◆ アルベルト伯爵 (Count Alberto)
▽ 王国の壮年貴族 / 白鴉隊・後方支援隊長
▽ ダリウスの理念に共感し、彼の計画に協力する数少ない貴族の一人。保守派の目を欺くため、アステル大橋で派手に騒ぎ立てる「囮」としての役目を、覚悟をもって引き受けた。
▽ 初登場: 第46話
◇
【森の民】
◆ アストル (Astor) 19歳
▽ 炎の魔道士 / 罪を背負う森の民
▽ 過去の罪により、帝国に隷属する悲劇の魔道士。自らの力を呪い、感情を殺して生きてきた。しかし、ノエルの母リノレアとの「約束」と、ノエル自身との邂逅が、彼の凍りついた心を、静かに溶かし始める。
▽ ノエルと同じ「異質な力」を持つが故に、彼女とは全く逆の道を歩まざるを得なかった存在。
▽ 初登場: 第8話(炎の魔道士として)
【森の民】
◆ カイリ (Kairi)
▽ 森の民の避難地における事実上の長老。穏やかだが、その瞳は全てを見通すかのような深さを持つ。人間社会の理にも通じており、セドの激情をなだめ、ダリウスとの交渉を成立させた。
▽ 初登場: 第53話
◇
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ 鉄の街道 / 冥府の死天王
▽ Bランクパーティー / 正式登録名『冥府の死天王』
▽ ニューログレイン最強のパーティー。リーダーのバルガス、斥候のカイ、弓使いのエルラ、槍使いのレオンの四人組。街の平和を守ることを信条とする、頼れるベテランたち。
▽ ノエルの「最初の理解者」であり、彼女の知略を戦場で体現する「最高の剣であり盾」。ノエルを「軍師殿」「ひよっこ」と呼び、不器用ながらも家族のように見守る。
▽ 初登場: 第16話
【鉄の街道 / 冥府の死天王】
◆ バルガス (Vargas) 35歳
▽ 豪快な熊のような大男で、パーティーのリーダー。両手用の大型の戦斧を使いこなす。直感的だが、その判断は驚くほど鋭い。仲間と町と酒を何よりも愛している。
▽ 初登場: 第16話
【鉄の街道 / 冥府の死天王】
◆ カイ (Kai) 34歳
▽ 痩身で猫のようにしなやかな斥候。皮肉屋だが、仕事は超一流で仲間への信頼は厚い。ノエルの才能をいち早く見抜き、嫉妬にも似た対抗心を燃やしつつも、その力を認めていく。
▽ 初登場: 第16話
【鉄の街道 / 冥府の死天王】
◆ エルラ (Elara) 35歳
▽ 冷静沈着なパーティーの頭脳役。弓の腕もさることながら、治癒魔法もこなし、暴走しがちな男たちの手綱を握る。ノエルの才能の価値を、最も早く、そして正確に理解した人物。
▽ 初登場: 第16話
【鉄の街道 / 冥府の死天王】
◆ レオン (Reon) 33歳
▽ 長身で寡黙な槍使い。パーティーの良心であり、常識人。仲間たちの間でバランスを取り、その長いリーチで前線を支える陣形の要。
▽ 初登場: 第16話
◇
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ 竜の咆哮
▽ Bランクパーティー
▽ 王都を拠点に活動する、野心的な若者たちのパーティー。リーダーのグレン、魔法使いのシンをはじめ、高い実力を持つ五人組。Aランクへの昇格を渇望している。
▽ 初登場: 第31話(噂として)
【竜の咆哮】
◆ グレン (Glen) 26歳
▽ 『竜の咆哮』のリーダーで、パーティーの揺るぎない「盾」。巨大なタワーシールドを駆使する重戦士。仲間思いの熱血漢で、「仲間を絶対に守る」という強い誓いを胸に戦う。
▽ 初登場: 第40話
【竜の咆哮】
◆ イリス (Iris) 26歳
▽ パーティーのサブリーダーを務める、冷静沈着な槍使いの女性。情熱的で時に暴走しがちなグレンの手綱を握る、パーティーの頭脳であり、常識人。彼女にとって、このパーティーは守るべき「城」そのものである。
▽ 初登場: 第40話
【竜の咆哮】
◆ シン (Shin) 25歳
▽ パーティーの切り札である、圧倒的な火力を誇る魔法使い。森の民の血を引くが故に、その証である黒髪黒目を「呪い」として忌み嫌い、自ら剃髪している。クールでプライドが高いが、その裏には深いコンプレックスと孤独を隠している。
▽ 初登場: 第42話
【竜の咆哮】
◆ フェリシア (Felicia)
▽ パーティーの生命線を支える心優しき神官。彼女の癒しの力は、肉体の傷だけでなく、仲間たちの心の傷をも癒す。特に、自らの出自に苦悩するシンのことを、本当の弟のように心配している精神的な支柱。
▽ 初登場: 第48話
【竜の咆哮】
◆ アッシュ (Ash) 25歳
▽ 敵陣を切り裂く、斥候を兼任する双剣士。軽薄な言動とは裏腹に、その腕は超一流。常に飄々とした態度を崩さないムードメーカー。
▽ 初登場: 第46話
◇
【ニューログレイン職能ギルド】
◆ マードック (Murdoch) 50歳
▽ ニューログレイン職能ギルドマスター / 元Aランク
▽ ギルドと街の利益を冷静に判断する、現実主義者。ノエルの才能をいち早く認め、保護下に置いた懐の深い人物。口は悪いが、認めた者への面倒見は良い。
▽ ノエルの「保護者」であり「管理者」。彼女の才能をギルドのために活かしつつ、その力が悪用されないよう、父親のような厳しい目で見守っている。
▽ 初登場: 第19話
【傭兵ギルド】
◆ ナル (Nall)
▽ 寡黙な傭兵 / 通称『死神』
▽ ギルドとは異なる信条を持つ、謎多き傭兵。この無益な戦いそのものを終わらせるため、自らの死に場所を探している。
▽ ノエルと同じく「世界を俯瞰する目」を持つが故に、彼女とは異なる結論に至った「もう一人の異端者」。
▽ 初登場: 第35話
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