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ナックアウル

【ナックアウル】

 ナックアウルとは、エラローリア発祥の球技のことである。ナック(蹴る)アウル(球)という言葉が示す通り、なめし革を巻きつけた球を蹴り、得点を競う。試合時間は合計一時間三〇分で、一セット四五分の試合が合計二回行われる。

【服装】

 長袖の上着に拗ねの辺りまでの長さのあるズボンという服装で、靴はなめし革で作られた専用のスクーツ(スクイ+ウツ、ヘラの様な靴、の意)(スクイ=ヘラ)(ウツ=靴)と呼ばれる靴を用いる。(通常の靴とは違い、ボールを受けやすいように先の部分が四角くなっている)

 服の色は、チームによって異なる。

【ルール】

 一チーム一〇人構成で、兵士、守護に分かれて、四隅に木のポールが立てられた縦四五グルード、横九〇グルードのフィールド(陣)で、上陣(かみじん)(ホーム)と下陣(げじん)(アウェイ)に別れて行う。(自陣は五×五グルード)守護はポールの前に待機し、相手側のボールを阻止する役目を担う。ボールを蹴る際の掛け声は、上陣が「ター」、下陣が「ヤー」となっている。

 審判が「キアピマルネ」(語源、意味共に不明だが、兵士の訓練として誕生したという歴史から考えて、戦争か何かに関係していると推測されている。一部の神学者は神の言葉か神の遊び、天上に存在する食物ではないかと考えている)の掛け声と共にボールを上に投げて試合開始となり、両チームの代表が高く上がったボールを奪い合い、その後、奪い取ったチームの代表が味方に向かって蹴り、そのまま地面に付けずに味方につなぎながら相手チーム両端のポールのどれか一つに当てれば得点となる。また、ボールを落とした場合や触った場合は審判が速やかにボールを回収して最初から仕切り直しとなる。

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