時間、曜日
●曜日や時間について
この世界の時間は、ミル・カ・サール王国時代に誕生したとされるミルカ時、ゲセブ教で使用されたゲセブ時、アルストゥリア王国で誕生したアルストゥリア時、星の観測に用いられた天観時、各地域で使われていた常用時、ミルカ時をベースにした統一時の五つに分ける事が出来る。
日付変更線は各時間ごとに異なっており、ミルカ時は地球時間午前〇時、ゲセブ時は地球時間午前五時、アルストゥリア時もゲセブ時と同じ午前五時、天観時は地球時間午後一二時、常用時は日没や深夜、統一時はミルカ時と同じ午前〇時となっている。
時刻の進み方は、ミルカ時と統一時は地球と同じく午前〇時を起点に時間が増えていく方式である。
一方、ゲセブ時とアルストゥリア時では、日没に向かって時間が徐々に減っていき、日の出に向かって時間が徐々に増えていく方式を取っている。また、ゲセブ時はゲセブ教の本山に於ける時刻を基準としており時差は考慮されていない。この時差による誤差を解消するために生まれたのがアルストゥリア時である。
大戦終結後、オルキス帝国主導の下、言語や単位などを統一する事になり、その際に参考にされたのが古代ミルカ文明の遺跡から発掘されたミルカ時だった。これにその後、観測の結果に基づいた改良が加えられ、大戦終結から一〇年後に制定されたのが世界統一時間、通称・統一時である。
各曜日の名称は宗教や国によって異なっている。
クルエン教圏では曜日の名称は創世神話の七柱の創造神から取られており、順番は創世神話に基づいている。
●クルエン教圏の一週間の曜日の名称
ウェヴィスの日→月曜日
フロジュの日→火曜日
ヴェザーの日→水曜日
デイクの日→木曜日
ジュロの日→金曜日
ファティの日→土曜日
ヴェシャの日→日曜日
ゲセブ教圏の曜日の名称は、預言者ゲセブが神託を聞いた日であるミルクバ以外は数字が由来である。
●ゲセブ教圏の一週間の曜日の名称
ウニョ→月曜日
ドゥル→火曜日
トゥジョ→水曜日
クトル→木曜日
クテル→金曜日
ルクル→土曜日
ミルクバ→日曜日
オルキス帝国が定めた曜日の名称は、天体の名前が由来である。
●オルキス帝国の一週間の曜日の名称
モンクバ→月曜日
マルクバ→火曜日
ウェイクバ→水曜日
デュピクバ→木曜日
ヴィスクバ→金曜日
サンクバ→土曜日
ヒドクバ→日曜日