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チートキャラもプレイヤー側になると弱点は出来る

狂ったゲームだぜ!

やってる四人も大概だけど(;´д`)

周平視点

 湊の長距離極太光線は封印された。

 ただし近距離はオッケーの理不尽は残ったが。


「ぶーぶー、納得いかない~」

「一発で俺の猿軍団を消滅させるバランスブレイカーはお遊びではいりませぬぅ」

「というか間違って撃ったとかいうけど俺の村までの道をつけるために放ったろ?」

「んふふ~知らないにゃ~」


 猫のように笑う湊。この天才な彼女が間違ってなんてあるはずがない。

 一番大きいメインのマップ画面にはNPCの行動はリアルタイムで表示されているが俺達プレイヤーはどこに村を作っているか表示されていない。プレイヤー同士が近くまで寄らない限りマップ画面には表示されないのだ。


 おそらく友人は猿軍団を方々に放って偵察させて俺の村がたまたま見つかったのだろう。具視ヘアーと猿軍団が俺の村に接敵したせいでMAP画面に俺達が表示されて湊が鴨打ちしたのだ。


『具視ヘアートモヒトは自分の村で復活するまで五分だね』

「おおぅっ地味に痛い時間だぜ」

「ペナルティがそれで済むんだからこのゲームではマシだ」


 それより俺の方がかなり被害が大きい。


「さ~て道が出来たことだし。周平の所に遊びに行くね」


 ほら湊が極太光線でつけた後を進軍し始めやがった。しかも自分の村から発射していないから湊の村の位置はわからないままだ。


「なんで本体の日照り神様が単体で行動してんだよっ」

「だって私が村にいると技能日照りで発展しないんだよう」


 可愛く言っているが日照り神様の進軍はかなりやばい。まだまだ初期なので対応策がなにも作れていない。ダムや、ダムやダムを造りたかったのに最初の脱落者は俺になってしまうのか・・・。

 日照り神様が道の半分を過ぎる。


「ふっふっふっ、周平一人にして囲って私が守ってあげるからね」

「それは俺がつまらないだろっ!」


 村が無くなってもリスポーンすればまだ勝ち目が見えるのに、湊はそれもさせないつもりだ。


「わかってるかな湊。これゲームだぞ。わいわいみんなで遊ぶものだぞ」

「わかってるよぅ。私は周平を柵で囲って右往左往しているのを眺めて楽しむから」

「俺だけミ〇リーゲームになってるぅ!」


 このゲーム、人の精神に影響与えてないか?


「ほらあと少しだよ周平」

「くっミ〇リーは嫌だっ」

『周平の村に湊(日照り神様)が侵攻したよ』


 骨村娘の発表により俺の村がMAPに再び表示される。


「まだ三十分も経ってないのに周平の村ほぼ砦化してるね・・・」

「苦労したんだぞ、隣村を襲って、さらに隣村を襲って、隣の信長さんを挑発して軍を出撃させたのを罠で全滅させて武具を収穫したりしてたのに。具視ヘアーと猿軍団のせいで・・・」

「周平?このゲームするの今日で止めよう?頭がヒャッハー化しかけてるよ」


 そう言ってるうちに日照り神様が俺の画面に現れた。ああ、これで俺は終わるのか。


『緊急発表っ!湊の村の近くにヒャッハー赤フン野武士が出現したよっ』

「へ?」

「は?」


 極太光線跡の視点近くに村が表示されて赤フンが攻撃し始めていた。


「なんでーっ!隠れ里にして隠蔽してたのにっ」


 湊が叫ぶ。何この短時間で隠れ里とか作ってんの?


「ふっふっふっ油断しましたね湊ちゃん」

「はっ!眞子ちゃんっ」


 湊が横を向く。

 そこには策が成功した軍師の笑みを浮かべていた眞子さんがいた。初期から俺狙われていたから忘れていたけど眞子さんずっと黙ってゲームしてたんだよな。


「周平君に意識が集中するまで雌伏していたかいがありました」

「なんで隠れ里が見つかるの!?プレイヤーにはほぼ見つからないって説明されていたのに」


 湊は俺を詰み状態にしかけていた日照り神様を自分の村に急いで戻し始めた、そして自分の村人に指示を出している。よかった俺の村はギリギリ生き残った。

 隠れ里なんてバージョンアップ前には無かったぞ。この短時間で日照り神様運用の為の新しいシステムを見つけ出すなんて、俺の彼女は本当に天才すぎる。


「たしかにプレイヤーは見つけにくいよ。けどNPCは近くに獲物がいれば襲い掛かるの」

「それでも隠密はできてたはずっ」

『湊の村の近くに、ヒャッハーとげ付きパット、ヒャッハー山賊、ヒャッハー野盗商人が現れたよ』

「なあぁぁっ!?」

「甘いですね。まだ開始してそんなに時間は経っていないから極太光線の始点近くに湊ちゃんの村があることは予測できました。そして私のキャラの技能にはあるものがありました・・・」


 あった。でも眞子さんの怒りに触れたくなくて三人は触れなかったのだ。


「巨乳催眠、強制的にNPCを支配下におけるチート技能です。男限定ですけどね」


 フフフと疲れた笑いをする眞子さん。きっと眞子さんのキャラはろくでもないことになっていたんだろうな。


「雨乞い2の基本は村を発展させるゲームだったはずです。いくらチートの日照り神様も自分の村が無くなったらどうなるんでしょうね?」


 眞子さん容赦ねー。自分の精神を削ってでも湊を沈めにきているよ。

 そして村発展ゲームというのを俺は忘れてました。友人もやべえそうだったとか言ってます。

 俺達よく村を放置しているからな。村が完全になくなったらどうなるんだっけ?


 ようやく日照り神様の射程に入ったのかヒャッハー集団が駆逐されはじめた。湊がマジ顔でコントローラーを操作しているよ。ヒャッハーはかなりやばかったんだな。


「眞子ちゃん・・・体勢を整えたら報復するからね」

「まだ私の村は見つかってませんよ。それに」

「ピンチの湊に隣の信長さんをプレゼント」

「よっしゃぁっ!復活だぁ。ゴリラはいるなっ!攻め込むぞぉ」

「二人が弱った獲物を逃すはずがないじゃないですか」

「ふぎゃあぁぁぁっ!」


 さらにゲームは混沌に落ちていく。


このあとどう書けばいいのやら・・・(;´д`)

この四人は友情努力勝利の友情がゲームになると完全になくなります。努力は自分以外を蹴落とすため、勝利は自分のものです。(*´∀`)

プレイヤー側になると日照り神様にも弱点ができました。でも本体には傷ひとつつきません。


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周平達がご感想で後書きみたいに喋ります。

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