表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

困った出会い


「土地も宝石もいらない、貰うのは君にしようアイシャ姫…」



ということで、戦争で負けた国の姫である私は、隣国の皇帝の狂犬(公爵)の物になってしまった。

私は戦利品ではありませんのよ…


しかし、国民たちは喜んで私を見送ったのだ。



「では姫、参りましょう」 公爵は睨みながら言った。


「私をどうするのですか?」 不安で仕方なかった。


「どうするとお思いで?」


からかわれている?どうしよう、



「私には分かりませんわ」


「自己紹介がまだでしたね、私はダール帝国の公爵、リオン.グレン申します」


「わ、私はアイシャ.ディカルトです」


「なぜ、私を戦利品に?」


「養女にしようと思って」


養女?? 嘘、1日で姫から公女に??


「君が皇后になってくれればグレン家は安泰だ」


皇后ですって?? 信じられないわ!

しかも、母国を滅ぼした国の皇后になれって、無理だわ…


「邸宅に着きました」


凄く大きい邸宅だった。私の住んでいた宮殿も大きかったけれどその3倍ほどもある!


「素敵な邸宅!」 思わず声が出てしまった。


「お褒め頂き光栄です。未来の皇后陛下」


「外でそんな事言っていいんですの?」


「いいんです、陛下と約束しておりますので」


や、約束?? そんな!勝手に決めないで頂きたいわ


「グレン公爵家の夫人はどうするんですか?」


「あなたの母役の目星はついてます」


何か凄く気になりますわ!


「そのお方は、公爵様の恋人ですの?」 勇気をだして聞いてみた…


「いいや、私の恋人には務まらない故に、代役を探した。」


「私はいつから養女になるのかしら?」


「今日からだ」


急すぎる!物事の流れが早い!

そして、一日が終わった...



起きたら、母国とは違うデザインのドレスを着せられた。

そして、メイドが着くことになった。


「初めまして、公女様。身の回りのお世話を担当するリズと申します」


リズは、青い瞳に綺麗な栗色の髪をしていた。とても可愛らしい少女だった。


「リズ、私はアイシャよ、よろしくね」


「一生懸命、お手伝いさせていただきます!」


真面目そうな子で良かったわ!


しばらくしてから、朝食に案内された。


「おはよう、アイシャ」 公爵は今日も冷たい。


「おはようございます、公爵様」 張り付いたような笑顔で挨拶する


「明日は君が皇后になる日だ」


えっ、明日ですって? 知らない人と?


「そして、今日は私の結婚式だ」


早すぎて、ついていけない... 公爵夫人が可哀想に思えてきたわ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ