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第02稿04話~ヒットマンVS経験値スレイヤー1~

4頁、構成です。


__魔銃使い|忍者自室


「イレギュラー?」


『イレギュラーってのは世界を渡り歩く転移者の奴らの事よ』


「今回の遊び人狙ってるのはイレギュラーの可能性が高いと言う事?」


「昨日は醤油と味噌作り楽しかったでござるよ。じゃなかった。合計10人のならず者にトキトー殿達は襲われてたでござる」


「うーん、イレギュラーが今回の事に関わってるなら早くつぶした方が良いよね」


「そうでござるなぁ。しかし、指示出した王子と接触する奴に怪しい奴は居ないでござるよ」


「……うーん。テレパシ―的なのでも使って指示だしてるのかな」


「うーん、可能性は無くはないでござるが……」


「もしかしたら王子がイレギュラーだったり」


「入れ替わりでござるか……サクっとヤッちゃうでござるか?」


「いや、でも流石に王族をヤると後が大変だし」


「イレギュラーって転移者って事はこの世界で生まれたわけじゃないんだよね?」


「王族の線は薄そうではあるでござるな」


「王族と入れ替わるのは大変そうだしね」


『でもイレギュラーは王宮に居ると思うわよ』


「どうしてそう思うの?」


『攻め手が王宮に居るから傍に居る筈よ』


「成程、王宮探索するでござるか?」


「流石にそれしたら動けなくなるだろ?お前、フィオの手伝いとかで忙しいじゃないか」


「アレは骨粉作るので経験値が貰えるでござるから……」


「そんな微々たる経験値の為にか」


「塵積もでござるよ。塵積も」


「略すなって」


「イレギュラーについては他の協力者にも情報共有するでござるか?」


『それは出来ないな。俺達の信託は他の者には話せないだろう』


「あれ?拙者らどうして共有出来てるんでござるか」


「リンクしたからじゃないか……お互いに完全に信用出来るようになると信託スキルの共有が出来る様になるって説明されたよね?」


『あぁ、俺が説明してない』


「なんだってーハングドマンそういうのはしっかり説明しないと」


『フォーチューンが説明してくれたから良いかなって思ったんだよ』


「まぁ、良いや。お互いに心から信用出来るようになると共有して話せるようになるんだよ。トキトーはガード堅いけど。まぁ多分、影薄くなる呪いのせいで人との会話が最低限の状態で過ごしてたからじゃないかな」


「トキトー殿は貴族の長男、跡取りとして教育されていたのならばもうちょっと品がある口調になっていたと思うでござるしな」


「あー、そう言えば長男なんだっけ。トキトー領って無茶苦茶広いし侯爵家だよね。跡取りなのかな」


「どうなんでござろうか。やっぱり一度、トキトー領行ってみるでござるか?新しいダンジョン探しとか言う名目で」


「それも良いかも。うーん、そうしようか」


「勇者が行ってからにするでござるか?」


「あー、その問題もあったな。ちなみにトキトーの事、何があっても守れそう?」


「傍に居れるのなら恐らく出来るでござるよ」


「敢えてイレギュラーを釣る方向の方が良さそうかな。勇者の近くに居る間はトキトーの姿も周りから見えるっぽいし釣れる可能性高い。目的がトキトー君なのは不思議だけど」


「しかし、昨日は勇者は一緒じゃなかったのにどうして追跡されてたんで御座ろうか」


「お前はトキトーにGPS付けてるから分からないと思うけど、実際は最初からそういう特性だって事把握されてると顔の細部は分からんけど誰かは居るって分かるんだよ。1人なら見過ごすだろうけど複数人で歩いてるとそれだけで注目されやすいからね」


「はー、成程でござる。恐らく学園から出た時につけられたでござるね」


「まぁ、王都の外に出るならこの前の騎士団位は想定しないといけないけど勇者が同行するなら手出してこない可能性もあるな」


「手を出してこなかったらどうするでござるか?」


「その場合はトキトー領で遊ぼう」


「え?遊ぶでござるか?」


「街巡ってたら隙をついて来るかも知れない」


「拙者が離れてた方が来やすい気がするでござるな」


「うーん、まぁ釣れなかったら釣れないで問題ないからそこは気にしなくて良いよ」


「そうでござるか。ではトキトー殿に伝えてくるでござるよ」


「んー、その前に外堀から埋めよう」


「勇者からでござるか?」


「王族双子を使おう」


「……えげついでござる」



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