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転生したら遊び人、しかも空気になる呪い。それでも異世界生活Enjoy!  作者: KP.BOX
第01稿~学園入学、最初のダンジョン~
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第01稿06話~冒険者登録3~


__遊び人|冒険者ギルド



「あー!ユウ君発見」


 都合がいい時があれば悪い事がやってくる。勇者PTとエンカウントした。

 正直、勇者は規格外の行動をする生き物と言う認識になってしまっているのであまり出会いたくない。


「……ユウも冒険者登録か?」


「なんて言うかアレだね。同じ名前だと紛らわしいね」


「コレはもう運命!!」


 運命と言い始めたぞこの子。


『勇者にこんなに気に入られるとは何をしたんだ?』


 お前ずっと一緒に居るだろ。心当たりはない。


「ハイハイ、ユウ。早く冒険者登録しちゃいましょう」


「あーれー」


 僧侶が勇者を引きずっていく。


『今回の勇者がアレとは……』


「よし、これで手続きは完了。では三人ともこの指輪を付けてくれ」


「これは?」


「30層以上まで潜りチェックと唱えればその位置が記録される。そして指輪を提出してくれれば試験は完了だ」


「了解」


「分かったでござる」


「分かりました」


「ほぅ、試験とな?」


「よう、ガルム。中級への昇格試験の説明だ。王者の墓場の踏破が目的と聞いてな。それならって思った次第だ」


「そうか3人とも頑張るんじゃぞ」


「もちろんでござる!」


「はい、頑張ります」


「程々に生きて帰ります」


「うむ、生きて帰る事が重要じゃからのぅ」


「ユウ君見てみて!特級だって!」


「特級?」


「生まれながらの勇者には特級冒険者が割り当てられるのじゃ。まぁ、権力ぱないぞ。貴族の更に上、王族の一つ下の立場を与えられるのじゃ」


「そうなのか。畏まった方が良いか?」


「ユウ君に畏まられたら困っちゃうよ」


 何だか遠くから生暖かい目で見られている。何故離れるロックオンとござる忍者。勇者PTの面々も遠くから眺めている。勇者が絡んでくる時に話に混ざらないのは見守ってるからか……見守るんじゃなく混ざってきて欲しいな。女勇者とツーショットとか色々ヤバソウ。


『ヤバいのは間違いないな。呪いの効果打ち消されてて注目は浴びるし、調べようと思ったら調べられちゃうしな。謀略に巻き込まれては折角のステルスも運命には逆らえん。運命何か、糞くらえだがな!偶には最後まで生かしたい。勇者にアタックするのは良いけど聖女達も味方に引き入れておけよ。そうすりゃ生き残る確率上がるしな』


 勇者にアタックはしない。寧ろコレ向こうの獲物が俺なんだが?ステルスがあれば謀略に巻き込まれないと思っていたが、学園長に捕獲されてる時点でなんだかもう陰謀に巻き込まれてる気がする。


『あー確かに、当初の予定だと学園入って情報集めながら勇者の周りウロチョロする予定だったよな。まさか勇者にステルスが無効化されるとは思わなかったな』


「ユウ君お話中?」


「あぁ、ごめんぼーっとしてた」


 顔を覗き込まれ、え?何この子、怖い。誰とも話してないよー。


『探り入れて来てるな』


 ロックオンとござる忍者の救援を要請。

 ニヤニヤしてるロックオンとクエスチョンマークを浮かべながら首根っこを掴まれている忍者。

 ダメだ要請、受諾してくれない。


「困ったら何でも言ってね!何処でも助けに行くから」


「お、おう、分かった」


 今、君に困ってます。メーデー、フィオと目が合う。

 フィオがござる忍者に話しかける。要請が受諾されたようだ。


「そろそろ、戻るでござるよー」


「了解、それじゃ俺は戻るから、またな」


 救援キタコレ。フィオ、マジ神。


「んー残念、まぁ夜ご飯は一緒に食べれるし我慢するね」


 そうだった。そんなイベントも作ってたわ。


『自分で建てたイベント忘れるんじゃねぇよ』



2023/04/30 書式などを調整。

ステルス看破持ちの勇者にタジタジの遊び人。

それでは皆様また次回。

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