撃たれる
おひさしブリーフ
存在忘れてました、設定が消えかけてました、復活するのに時間かかりました
開始です。
「おぉ……広いな」
「だろう、このサイトで最大の射撃訓練場だからね」
その言葉に少し首を傾げるも特に気にした様子のない楓雅。そこはひとつの大きな山となっており、至る所に射撃のための的が置かれている。
「射撃すんの?」
「そうだねぇ、そこにいる機動部隊の人にはそう言って要請したんだけど」
「的は?」
「君だけど?再生能力とか調べたいからさ、仕方がないよね!」
とても楽しそうにブライトは言うが、機動部隊の人達からは憐れむような視線を向けられる楓雅、なにか悪いことした訳では無いのになんかいたたまれない気持ちになってしまう。
「……まあ、なんとなく想像してたさ、あぁ。想像してたとも……くそう」
「まぁまぁ、そこに早速立ちなよ。機動部隊の人達構えてー!」
「着替えは?」
「ほらそこに貫頭衣があるから着替えなよ」
「俺は囚人かよ」
「ある意味囚われてるからね!この世界に!」
「帰りたいなぁ……」
っーと。涙が伝うがそんなもの関係ないと貫頭衣へと着替えていく。サイズはちょっとでかいけどむしろそれくらいなければ行けないかもしれない。
機動部隊の方々は各々が持つ銃の点検をしている。基本的な銃ということでAK47とレミントンM870が用意されていた。
「弾は普通の鉛から刃桜の木から作られたものも用意したよ。すっごいお金かかったね」
刃桜とはSCP-143というSCPであり、その葉っぱはとても鋭利だそうだ。性質的に金属っぽいが、とてつもない高温にも耐えるというやばい桜。それによって作られた武器は軒並みすごいやつばかりなので、本来は銃の弾になんかされないはずだが、いつの間にか用意していたようだ。
「さて、こい!」
「……了解。総員構え!」
ガチャガチャ、五丁のAK47に狙われるのは普通の生活では絶対ありえず、まず慣れることは無いのに。
何故か、いや、やはりと言うべきか。
(怖くないな……むしろ)
「撃て!」
(遅い)
だが痛覚はなくなっていないので、もちろん痛い。まぁ皮膚が固いのでそこまでダメージはないが、何度も針で刺されるのはいい気分ではないだろう。
「……リロード!」
次は刃桜の弾を使い撃つ。
「撃て!」
今度はさっきよりもかなり痛い様で文句をブライト博士へと向ける。
「イテェエエエ!やっぱりブライトォォ!てめぇ許さんぞおぉ!」
「え?何かな?よく聞こえないなー!」
「ぬおおお!?!ブライトォオオ!!!ふざけんなぁーー!!!」
「ハッハッハ…実験だから、君の特異性のね?仕方がないよね!」
やっぱり楽しそうなブライト博士であった。
久しぶりだからブライト博士のキャラが安定しないなぁ……