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げーむ作りと妹と〜Ⅰ~  作者: くもももも
4/5

幸せな作業

お待たせしました。

-そして、土曜日-


 「おはようございます!!!!」

 真美さんは元気な声で言った。


 「真美さん今日は元気ですね!どうぞ上がってください。」

 

 「は〜い!」


 妹はロビングにいた。

 「おはようございます、真美さん。今日はよろしくお願いします。」


 「おはよう!これが叢雲くんの妹か〜、可愛いね!」

 俺は顔を赤くした。


 「そんなことないもん。」

 妹はツンデレ風に言った。


 そこに俺が割り込んだ。

 「それより!この前、俺をモデルにして妹が考えてくれたキャラクター見てくださいよ!」


 「いいよ〜どれどれ〜。」


 俺はイラストを見せた。

 「おぉ!これはいいですね〜!私のもお願いしますよ〜!」


 「ありがとうございます…。」

 妹は照れ臭く言った。


 「真美さんは、なんの属性がいいですかね?」


 「んーそうだなー、…炎と光!」


 「わかりました!ありがとうございます…。」


 そして会話が長引きそうなので俺が無理やり中断させた。

 「じゃあ、二階に行きましょう!」



 …そして二階に行き、作業を開始した。

 「んーこうかな…?」

 「うん、こうだ…。」


 -30分後。

 そこで俺が言った。

 「飲み物とか持ってきますね!」

 「はい。」

 真美さんと瑠衣は言った。


  …


 「持ってきたぞ〜!」


 「ありがとう、叢雲くん!」

 「お兄ちゃんありがとう。」

 

 しばらくすると、真美さんが気をきかせてこう言った。

 「一旦、休憩しようか瑠衣ちゃん。」


 「そうします…。」


 …


 リビングで休憩していると、真美さんが言った。

 「トランプしよー!」


 「いいですよ!」

 「やりましょ…。」


 「ポーカーでいいかな?」

真美さんは笑いながら言った。


 俺はその言葉を聞いた瞬間、去年の冬に遊びで友達とポーカーをやって、2〜3万友達に持って行かれたのを思い出した。


 「いいですよ〜。」


 「まてっ、瑠衣!」


 「なに?お兄ちゃん。」


 「いや、やっぱなんでもない。」


 -10分後。


 「よーし、やるぞー!」


 カードを配った。

 (俺の手札はエースのワンペアとあとは8と9と2だ。)


 -1分後。

 「いくよー!」

 

 「私はツーペア。」

 2.2.6.6.13


 「俺はエースのスリーカードだ!」

 1.1.1.7.5


 「瑠衣は?」


 「ロイヤルストレートフラッシュ」

  1.10.11.12.13(すべてハート)


 その後も何回かやったが、瑠衣がストレートやフラッシュ、フルハウスばっかで勝負にならなかった。

 「瑠衣ちゃん強すぎー!」


 「運がよかっただけです…。」


 「そろそろキャラクター制作に戻ろうか!」


 「そうだな!」


 1時間後…。


 「出来た…。」


 「どれどれ?見せて!」

 俺と真美さんはハモり、笑った。


 「おぉ!すごーい!」

 「すげぇ!」


 そのとき、妹は恥ずかしそうな顔をしていた…-


    -



 …「今日はありがとうございました!また、是非遊びに来てください!」


 「こちらこそ、ありがとうございました!これで通しておきますね!」


 そして真美さんは帰った。


 「楽しかったな!瑠衣。」






      -うん…!-


     【幸せな作業】



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