幸せな作業
お待たせしました。
-そして、土曜日-
「おはようございます!!!!」
真美さんは元気な声で言った。
「真美さん今日は元気ですね!どうぞ上がってください。」
「は〜い!」
妹はロビングにいた。
「おはようございます、真美さん。今日はよろしくお願いします。」
「おはよう!これが叢雲くんの妹か〜、可愛いね!」
俺は顔を赤くした。
「そんなことないもん。」
妹はツンデレ風に言った。
そこに俺が割り込んだ。
「それより!この前、俺をモデルにして妹が考えてくれたキャラクター見てくださいよ!」
「いいよ〜どれどれ〜。」
俺はイラストを見せた。
「おぉ!これはいいですね〜!私のもお願いしますよ〜!」
「ありがとうございます…。」
妹は照れ臭く言った。
「真美さんは、なんの属性がいいですかね?」
「んーそうだなー、…炎と光!」
「わかりました!ありがとうございます…。」
そして会話が長引きそうなので俺が無理やり中断させた。
「じゃあ、二階に行きましょう!」
…そして二階に行き、作業を開始した。
「んーこうかな…?」
「うん、こうだ…。」
-30分後。
そこで俺が言った。
「飲み物とか持ってきますね!」
「はい。」
真美さんと瑠衣は言った。
…
「持ってきたぞ〜!」
「ありがとう、叢雲くん!」
「お兄ちゃんありがとう。」
しばらくすると、真美さんが気をきかせてこう言った。
「一旦、休憩しようか瑠衣ちゃん。」
「そうします…。」
…
リビングで休憩していると、真美さんが言った。
「トランプしよー!」
「いいですよ!」
「やりましょ…。」
「ポーカーでいいかな?」
真美さんは笑いながら言った。
俺はその言葉を聞いた瞬間、去年の冬に遊びで友達とポーカーをやって、2〜3万友達に持って行かれたのを思い出した。
「いいですよ〜。」
「まてっ、瑠衣!」
「なに?お兄ちゃん。」
「いや、やっぱなんでもない。」
-10分後。
「よーし、やるぞー!」
カードを配った。
(俺の手札はエースのワンペアとあとは8と9と2だ。)
-1分後。
「いくよー!」
「私はツーペア。」
2.2.6.6.13
「俺はエースのスリーカードだ!」
1.1.1.7.5
「瑠衣は?」
「ロイヤルストレートフラッシュ」
1.10.11.12.13(すべてハート)
その後も何回かやったが、瑠衣がストレートやフラッシュ、フルハウスばっかで勝負にならなかった。
「瑠衣ちゃん強すぎー!」
「運がよかっただけです…。」
「そろそろキャラクター制作に戻ろうか!」
「そうだな!」
1時間後…。
「出来た…。」
「どれどれ?見せて!」
俺と真美さんはハモり、笑った。
「おぉ!すごーい!」
「すげぇ!」
そのとき、妹は恥ずかしそうな顔をしていた…-
-
…「今日はありがとうございました!また、是非遊びに来てください!」
「こちらこそ、ありがとうございました!これで通しておきますね!」
そして真美さんは帰った。
「楽しかったな!瑠衣。」
-うん…!-
【幸せな作業】
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