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げーむ作りと妹と〜Ⅰ~  作者: くもももも
3/5

モデル

仕上げました!

急いでいたのであまり期待しないでね…?

-「…んー、こうじゃない!」


 「こうでもない!」


 俺は瑠衣のキャラクター作成に協力し、モデルになっていたが、なかなか上手くいかないようだ。

 「瑠衣〜、もうそろそろ2時間経過するぞ〜。」


 「一回、休憩しよ…。」


 「わかった。瑠衣と俺の分の飲み物とか持ってくるから待ってて。」


 俺は妹の部屋を出て、リビングに向かった。

 …


 オレンジジュースをコップに注ぎ、二人分持って妹の部屋に戻った。

 「持ってきたぞ〜。」


 「ありがとう、お兄ちゃん。」


 「うん、それで、あとどのぐらいかかりそう?」

 

 「大体はわかったから、あと1時間くらいかな〜?」


 「そうか、わかった。」

 俺は内心、短い時間で良かったと思った。暑いからだ。


 「お兄ちゃん、相談なんだけど…もう一人のキャラクターどうしようかなと思って。」


 「んー。真美さんとかモデルにしたらどう?」


 「あ、それ!感謝の気持ちとか伝えられるからいいかも!お兄ちゃん、早速電話して!」


 「わかった!」


  ・・・


 -プルルルル-プルルルル-

 -ガチャ-


 「はい、ゲーム会社、ランプです。」


 「そちらの会社でお世話になっている天野叢雲ですが、咲井 真美さんお願いできますか?」


 「はい、咲井真美さんですね。少々お待ちください。」


   …


 「もしもし、お電話かわりました、咲井です。」


 「あ、真美さんですか?天野です!」


 「おー叢雲くん?どうしたの?」


 「実は先日お願いされたキャラクターの件で、モデルをお願いしたいと妹が言っていまして。」


 「あ、全然いいですよ!今週の土曜日辺りでどうでしょうか?」


 「ありがとうございます。土曜日ですか?わかりました。自分の住所を言うので来てもらってもいいですか?」


 「わかりました。」


  ・・・5分後


 「それではまた土曜日に!」


 「は〜い。」


 -ガチャ-


 ・・・


 即座に俺は妹の部屋に戻った。

「瑠衣、真美さん土曜日来るって!」


「本当!?やったー!!!」


 「じゃあ、あと一時間頑張るか!」


 俺は安定のキメ顔をした。

 「さっきから思ってたんだけど、何故キメ顔?」


 「そのほうが描きやすいから…。」


 俺は不覚にも笑った。


 …一時間後。

 「やっと終わったー!ありがとう瑠衣!」


 「ううん、こちらこそモデルになってくれてありがとう。」


 「お兄ちゃん、属性どうする?」

 

 「俺は光と闇がいいな。」

 俺が昔、憧れていた属性を言った。


 「ちょっと難しいけど、やってみる!」


 「サンキュー!」


  …



 「んー。」


 「ん…。」


 「ん?」

  …二十分後。


 「できた!」


 「どうかな?」


 俺は恐る恐る、イラストを見た。

 「おー!いいんじゃないか?」


 「本当?よかったー!」


 「うん!凄いよ!」

 本当に瑠衣の絵は上手かった。


 「それじゃあ、土曜日までに仕上げるね!」


       【モデル】

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