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げーむ作りと妹と〜Ⅰ~  作者: くもももも
2/5

感謝

お待たせしました。

短いですが、二部をどうぞ。

 今日は一ヶ月前に妹が提案したゲームキャラクターが採用されたかが真美さんから伝えられる日だ。

 「それじゃあ瑠衣、行ってくるわ。」

 「いってらっしゃい。」

 妹は強張った表情で言った。


 学校が終わり、会社に向かった。

 いつも通り会社の三階の待合室で待っていると、真美さんが元気のなさそうな感じで出てきた。

 「ごめんなさい、叢雲くん。」


 「え、どういう…?」


 「説明しますね。有名ゲームの【SECOND STORY~始まりの記憶~】の続編、【SECOND STORY~零ノ物語~】の主人公に使うという案は保留で、検討はしてみるとのことでした。」


 「はぁ〜それは残念…って、え!? それって登場人物になることは確定ということですよね?」


 「まあ、そうですが…。」

 俺は心の中でガッツポーズをした。

 「ありがとうございます!真美さん!」


 「いえいえ〜そんなに感謝されることはしてませんよ〜。それはそうともう一つ、伝えたいことがありまして。」


 「え?伝えたいこととは?」


 「それは、あと二人ぐらいキャラクターを考えて欲しいそうです。」


 その言葉を聞いた瞬間、抑えきれないほどの嬉しさがこみ上げてきた。

 「ヒャッホー!!!!!!!」

 その後、俺はたくさんの感謝の言葉を述べて帰宅した。


      〜


 -「ただいま!!!」


 妹は玄関で待ち構えていた。

 「おかえり!どうだった?」


 「採用されたぞ!」

 その言葉を発した瞬間、妹の目から涙が溢れた。

 「やった!お兄ちゃん!」


 「やったな、瑠衣!しかも、もしかしたらSECOND STORYシリーズの新作の主人公になるかも知れないぞ。」

 

 「え!?本当?あのSECOND STORYの!?」


 「そうだ!」


 「お兄ちゃん、本当にありがとう!」

 そのとき、妹の過去最高の笑顔が見れた気がする。


 …


 そして妹に『あと二人のキャラクターを考えて欲しい。』と言われたことを説明した。

 「そっか〜、じゃあ一人は、その…お兄ちゃんをモデルにすることにする。」


 「えっ!本当か!」


 「うん。じゃあ今日はもう遅いから明日やろう!」 


      【感謝】

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