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げーむ作りと妹と〜Ⅰ~  作者: くもももも
1/5

日常

素人作なので

温かい目でご覧下さいm(_ _)m

アドバイス等をくださるとありがたいです。


  






-高校二年生の夏、俺は妹の瑠衣が出場するゲームの大会で幕張メッセに来ていた。


‐決まったぁぁぁー!!!‐


‐優勝はねんど【瑠衣】さんです!‐


 「女性初の優勝者でしかも最年少! 大人が多く出場するこの大会でよく優勝できましたね!」

 大会進行者はキラキラとした目できいている。


 「運が良かっただけです…。」

 その優しそうな声はマイクを通して会場中に伝わった。


 「ねんどさん、一言どうぞ!」

    …


 「ゲームは…最高です!!!!!」




    【夢】




 いつもと同じように俺は起床した。

 ‐「はっ!夢か…。」

 俺はいつも通りに顔を洗い、朝食を食べるためにリビングに向かった。

 いつもとは違い、俺が起きるのが遅れたので妹の瑠衣が朝食を作ってくれていた。

 「すまないな、ご飯作ってもらって…。」

 俺はそう謝り、席に着いた。

 「謝ってもらうより、感謝されるほうがいい…。」

 「ありがとう、瑠衣」

 「どういたしまして、お兄ちゃん。」

  ・・・

 俺は夢のことを妹に話した。

 「…んで、そういう感じの夢。」

 妹は即座に返答した。

 「なわけないよー。だって私、エンジョイ勢だもん!」

 「でも、けっこう上手い気が…。」

 俺がそう言うが妹は否定してくる。

 「いいや!エンジョイ勢!」

 「いいや!お前はガチ勢だ!」

 そんな会話が続いた。


 -二十分後…。

 結局、俺が言い合いに負けたのであった。

 ここで俺たちの紹介をしよう。

 俺は高校二年生の天野叢雲で昔からゲームを作ることにハマっている。そして今はゲーム会社の手伝いをバイトでしている。

 そして、こいつが俺の妹の天野瑠衣だ。瑠衣は俺が会社でもらった試作品のゲームをテストプレイしてもらっているゲームが大好きな妹だ。テストプレイではバグなどを解析してくれているので、すごく助かっている。

 父親は昔に交通事故で亡くなり、母親は新しい男を見つけて、三年くらい前に家から出て行ってしまった。それから親戚のおばさんに面倒を見てもらっていたが、その一年後におばさんは病気で亡くなってしまった。

 おばさんが亡くなってバイトを探して一か月がたったころにゲーム会社からオファーがきた。昔、自作ゲームを出展するコンテストなどで優勝しているからだと思われる。

 さて、俺と瑠衣の紹介はここまでにして、いつもの日常生活に戻ろうか。


 「瑠衣、今日は学校休みか?」

 「うん、今日は学校の創立記念日で休み…。」

 「そうか、わかった。俺は学校のあと、ちょっとバイト先に用があるから少し帰りが遅くなる。」

 「わかった…。気を付けてね。」

 俺は準備をし、靴を履いた。

 「んじゃ、行ってくるわ。」

 「いってらっしゃい…。」


    …


 「は~、やっと学校に着いた~。」

 言うのを忘れていたが、俺の家から学校までは五キロ近くある。

 「おっはようございま~す!」

 「おはよう。」

 この面倒くさそうな女は俺のクラスメイトの草磨 凛だ。

 中学校が同じだったから、関わりが深いのだ。

 「元気ないな~、なにかあったのぉ?」

 (『おまえが朝からうるさいからだよ!』と言いたいがさすがに無理だ。)

 だけど、凛のそういうところを俺はいいところだと思っている。

 「凛、そろそろ学活始まるから座ったほうがいいよ。」

 「お、もうこんな時間か―。」

 凛は自分の席に小走りで向かった。

 

     …


 -キーンコーンカーンコーン-

 「やっと学校終わった~。疲れた。」

 そして、凛が話をしにこっちに来た。

 「叢雲くん~今日お手洗い行きすぎじゃな~い?」

 「仕方ないだろっ!お腹がいたかったんだから!」

 そう、昨日食べた賞味期限のパンが効いたのだ。

 「ま、まあ、それはそうと今日も会社によって帰るの?」

 「うん、ちょっと用があるから。」

 「頑張ってね~」

 とりあえず俺は凛に向かって手を振った。

 会社は東京にあるので少し電車に乗らなければならない。

 

    …


 スマホをいじっているうちに会社に着いた。

 今日ここに来たのは、妹の考えたゲームのキャラクターの提案のためだ。

 これが通れば、妹が喜ぶだろうな…。とか思いながら会社に入っていった。

 五分くらい待っているといつも見る、お姉さんの真美さんが出てきた。

 「おぉ~、叢雲くんじゃないですか、それで今日はなんの用件で?」

 「妹が考えたゲームのキャラクターの提案で、これなのですが…。」

 「ふむふむ。」

 どうかな…?と俺は思う。

 「いいですね!これで通してみましょう。たぶんok出ると思いますよ!」

 「やった!妹も喜ぶぞ!」

 嬉しすぎてつい、声に出してしまった。

 「ありがとうございます、真美さん。」

 「いえいえ~また頼みますね。」

 「はい!もちろんです。」

 



 「よし!やっと家に着いた。」

 「ただいま~。」

 「おかえり…ん?なんか嬉しそうだね、お兄ちゃん。」

 「よく聞いてくれ妹よ、なんとおまえが提案したゲームのキャラクターが通ったぞ!!」

 その瞬間、一気に妹の顔に微笑みが生まれた。

 「本当!?お兄ちゃん?」

 「まじだ。」

 「ありがとう!お兄ちゃん」

 そして抱きついてきた。

 「え、なになに瑠衣。」

 妹は泣きながらビンタしてきた。

 「勘違いしないでよね…!」

 「でも、ありがとうお兄ちゃん…!」


   【日常】



どうでしたか?

評価やアドバイス等を是非お願いします!


読んでくださる方がいたら続編を急ぎたいと思います!

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