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暗躍者

 ーー数分後。


「悪い仲間、の会同ですね」


 須賀谷が去った後の通路裏で、メガーロが周囲を警戒しながらも口を開いた。


「……お互いにな。あんたたち技術部も俺とは違えど、渡辺の体制を快く思っていないと聞くからな」


 言われて物陰に隠れていた薮崎は通路に出つつも遠慮がちな表情で、メガーロに視線を向けた。


「大変ですね、本当予算の勝ち取りってのは」


「フン」


 薮崎はそっぽを向く。


「この件においては我々は黙認をしますので、貴方方も非干渉という事でどうでしょう」


「……分かっている、この件は口外禁止という事で頼むよ。お願いな。高みの見物同士だ」


 薮崎はそう言い終えるが早く、深い息をついてニリーツの病室にへと向かっていく。


「何を考えているのかは知りませんが……私は誰とも会わなかった。そう、記憶しておきますよ。……ふふ、さて、後は須賀谷君の出番です。どれだけいけるかは知りませんが……頑張ってもらいましょう」


 それから後。一人残ったメガーロは嬉しそうな顔をしながら、廊下をスキップしていった。


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