表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/47

はるけき世界を望む詩

挿絵(By みてみん)


 人から背後から撃たれるのはもう慣れていた。


 それでも、未来という物を望みたかった。


 ーーあぁ、未来はある。たとえ人の人生というものが、どんなに過酷だとしても。


 この世界に無かったとしても、何処かにはある。


 もしも今が地獄ならばそう、まさに理想は語らねばならない。


 人には全て、死は平等に訪れる。


 ならば確信せねばなるまい。いつかあるだろう、本物の絆と共に笑える日がくるまで。


 蘇生なんて奇跡はこんな世界には無い。人には希望という物が必要だ。


 どんな絶望さえも、乗り越えられたなら、そこに一握りの光は待っているーー。


人の世は、移り行くもの。人の心は、そして儚いものでもある。


これは、男の魂が正しく進まなかった世界。冷たくなる身体と、戦う世界。


 誰も望まない男の話。


かつて機械で生み出された男の、不幸に抗う一つの人造人間の勇敢な死への物語ーー。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ