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契約
「警察の方々は、どんな神様と契約されてるんですか?」
「オオク二ヌシだ」
「え! 凄いじゃないですか」
「お前と違って、一体化する訳じゃねぇ。大勢に祝福を授けるタイプだ。だからそこまでって感じだな。それでも強化具合は、お前より上だが」
「ユウさんは、祝福受けなかったんですか?」
「信仰心が無いから、受けられなかった」
「信仰しましょうよー」
「する訳ねぇだろ」
「何か理由でも?」
「……特に無い」
「オオク二ヌシの他にも、名無しの神と契約してる奴も居る。俺みたいにな」
「沢山契約するっていうのは、どうですか?」
「付喪神を除き無理だ。多重契約はな。それに信仰心がねぇから、お前みたいな雑魚しか付かない」
「……」
「てか、何でお前、俺と居るんだ?」
「安全だからです」
「正直だな。けど、死ぬ危険がある任務も当然こなすぞ」
「……やっぱり辞めようかな」
「おせぇよ。もう申請出しちまったんだから」




