表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そよ風の神  作者: ルイ
32/33

降臨

「11時……突入開始」

構成員は全員祝福者。

筋肉を、強い電気信号で直接操っている。

アマネと俺で前線を捌く。

シンは取りこぼしを、一人で相手していた。

――その最中、アマネがふと眉をひそめる。

「ユウさん……手加減してません?」

「全力なら、もっとスムーズに制圧できてます」

「それに、11時って時間指定……あなたの提案ですよね?」

「あぁ……念のためにな」

短く答えると、アマネは一瞬だけ黙り込む。

「……分かりました」

制圧完了まで、きっちり一時間。

「やったね!」

シンが意気揚々と声を上げる。

「……やりましたね」

アマネの表情は晴れない。

上手く行き過ぎている。

タケミカヅチノオノカミ。

「行動傾向から見て、好戦的な思考を持つ神――。」

ユウが一歩前に出る。

「何が言いたいんですか?」

アマネが静かに問い詰める。

「祝福者が大勢集まっている場所で、

全員を制圧したら……どうなると思います?」

一拍。

「……君、イザナミノミコトを殺す前の

“実験台”にしようとしてない?」

シンも、さすがに言葉を失う。

「……ユウ君の予想通りだね。来る!」

次の瞬間、

荒々しく、厳めしい男神の姿が――降臨する。

「正当防衛は……通じるよな?」

「人じゃないから、通じないんじゃない?」

「まぁ……やるしかないけど」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ