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84話:新たな力

ディーファの件から2週間後……


私とアリアさんは、ミレアさんの実験室にいた。


「さて……。君たちを呼んだのは他でもない理由がある」

「それは……?」

アリアさんが聞いた。

「壊れた王国で鉱石を貰ったことを覚えているだろう?」

「そういえば……」


壊れた王国を守ったお礼として、アルファさんから、魔力の鉱石を貰ってったっけ……?


「私は、武器にそれを使う技術を確立することができた。だから、君たちの武器を強化したい」

「すごい……!これなら、フェブラスの残りの幹部……いや、サイモスも倒せるかも!」

アリアさんが嬉しそうに言った。

「その、武器の強化をすると、武器にどんな効果がつくのですか?」

私はミレアさんに聞いた。

「当初は武器に属性だけを付与する予定だったが……単純な武器の耐久力や切れ味、攻撃力の強化も行えるようになった」

「すごい……!」


これなら……!

アリアさんのいう通りになるかもしれない!


「ただ……一つ問題がある」

「え……」

「あの鉱石の量で強化できる武器は一個だけだ」

「そんな……」

「だから、少数精鋭部隊の誰の武器を強化するか選んで欲しいのだが……」


誰の武器を強化するのがいいのだろう……?

私の武器……レーヴァテインは強化の必要がない気がする。

にゃも助は武器を持っていないから除外して……

ていうことは……

アリアさんかイヴちゃんの武器……

でも、イヴちゃんが武器を使ってるとこなんて見たことないし……


「アリアさん……私、アリアさんの武器を強化した方がいいと思います!」

「え……」

「だって、私のレーヴァテインはもう強化の仕様がないくらい強いし、にゃも助は武器を持ってないし。イヴちゃんは武器よりも魔法を使うので……」

「確かに……そう考えると、私の武器の方がいいか……」

「本当はイヴちゃんの意見も聞きたかったんですが……。イヴちゃんが回復をする前にフェブラスが攻めてくるかもしれないので、そう考えると……」

「そうだね。じゃあ、先生!私の武器を強化してください!」

「わかった。では、アリア。お前の武器を私に……」


アリアさんは、ミレアさんに剣を差し出した。


「少し待っててくれ」

ミレアさんは、引き出しを漁り、魔法陣が描かれた大きい紙を取り出した。

それを机の上に置いた。


「私が……編み出した技術……その名は」

次に、ミレアさんは大量の鉱石を魔法陣の右側に置いた。


「錬成だ!」

ミレアさんはアリアさんの武器を、魔法陣の左側に置いた。


「錬成……?」

「錬成とは、物に宿っている魔力を、別の物に移すこと……。つまり、今回だと鉱石に宿っている大量の魔力を、アリアの剣に移動させるんだ」

「なるほど……」

「まあ、百聞は一見にしかずだ。さ!始めるぞ!」


ミレアさんは魔法陣の真ん中に手を置いき、詠唱を始めた。


「二物に宿る魔力よ!対極をなせ!!!トランス・ポールド!!!!!!」


その瞬間……

アリアさんの剣から眩い光が放たれた。

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