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39話:取り合い

「ウィズさん。9日間ありがとうございました!」

「ありがとうニャ!」

「礼はいい。梨花、にゃも助。お前たちは前より格段に強くなった。このまま鍛錬を続けて、もっと強くなれ。そして、自分の目的を果たせ」

「はい!」

「はいニャ!」

「じゃあな。」

「ありがとうございました!」


私たちは城門前でウィズさんと別れた。


「さ!にゃも助!シェアハウスに戻るよ!」

「ニャ!」


9日ぶりにアリアさんとイヴちゃんに会うな〜

元気にしてるかな〜


「ただいま!アリアさん!イヴちゃん!」

「ただいまニャ!」

私たちはシェアハウスのドアを開けた。


「私の方が、梨花ちゃんと仲良いもん!」

「私だって仲良いですよ!アリア様よりも!」

「なんですって!!!ふんっ!イヴは梨花ちゃんとディープキスしたことないくせに!」

「アリア様は梨花さんに膝枕したことあるんですか〜?」

「うぐっ…私は梨花ちゃんと、デートとか×××とか×××とか、いっぱいしてるもん!」

「私だって、×××くらいしたことあります!!」

「なによ!私よりも身長低いくせに!!!」

「身長は関係ないでしょう!!アリア様なんか私よりも、ちっぱいなくせに!!!」

「胸も関係ないでしょ!!!」


イヴちゃんとアリアさんが喧嘩していた。

「ニャ……。梨花……どうするニャ?」

「とりあえず止めよう……」


私が喧嘩を止めようとした時


「あ!梨花ちゃん!ちょうどよかった!イヴよりも私のことの方が好きだよね?」

アリアさんが聞いてきた。

「梨花さんは、アリア様よりも私の方が好きですよね?」

イヴちゃんも聞いてきた。


「えっと〜……」


まずい……

これで、どっちもって言ったら殺される……

でも、どっちかなんて選べないし……


「ねえ……」

「あの……」

「どっちが好きなの?」

「どっちが好きなんですか?」

アリアさんとイヴちゃんがこちらに迫って聞いてきた。


「そんなどっちかなんて…選べないよ……」

「ふーん……梨花ちゃん、私って即答できないんだ」

「アリア様……私提案があります」

「なに?」

「3人でデートしましょう」

「どういうこと?」

「3人でデートして、私かアリア様どっちに魅力があるのか決めてもらうのです」

「それいいね」

「梨花さんもそれでいいですか?」

「いいよ」

「じゃあ、決まり!明日、行きましょう!」

「アリア様、負けても文句は言わないでくださいね」

「イヴもね……」


なんでこんなバチバチになってるの……?

明日が楽しみのようで、少し怖かった。


―――――――――――――――――――――――

翌日……


「じゃあ、イヴ、梨花ちゃん!行きましょうか!」

「アリア様、どこに行くつもりですか?」

「もちろん、メイドカフェだけど?」

「なんでデートなのにメイドカフェなんですか!もういいです……梨花さん、私のおすすめの場所に行きましょ!」


嫌な予感しかしない……


「そこは……どこなの?」

「練習場です」

「なんで、デートなのに練習場なのよ!」

アリアさんが言った。

「アリア様のメイドカフェよりはマシです!」

「デートで鍛錬する奴がどこにいるのよ!」

「じゃあ、アリア様はいい場所あるんですか?」

「それは……」

「まあまあ、2人とも!服屋とかはどう?」

「服屋ですか?」

「梨花ちゃん、ナイスアイデア!」

「じゃあ、行くよ!アリアさん!イヴちゃん!」

私たちは服屋に向かった。

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