表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/117

109話:光の五獣

「オメガちゃん……」


何……あの姿……?

それに、アリアさんの攻撃を……

吸収した?


どういうこと……?

もしかして……

これが五獣の力なの?


「梨花ちゃん、ごめんね。よく耐えてくれたね」

「あなた……私がさっき殺したはずじゃ!?」

「アリアちゃん……。私は、あなたを止めるために、全力を出すよ!!!」

オメガちゃんは手を合わせ、詠唱をはじめた。


「この身、神となり。神の御業をもって、すべてを滅ぼさん!!!」


シュィィィィィン……


その瞬間、オメガちゃんが強烈に輝きだした。


「獣魔解放!!!原初ノ光(プロト・ルクス)!!!!!!」


ジャキッ……


ジャキン……ジャキンッ……!!!


オメガちゃんの体が、光り輝く装甲で覆われた。


その姿はまさに、機械だった。


「これが、光の五獣の力……。収束する光〈メビウス〉の本来の姿だよ」

「っ……!へぇ……これは手ごわそうだね……!」

アリアさんは、少し狼狽えながら言った。


「アリアちゃん……。私、あなたを傷つけたくない!だから、元に戻って……!」

「うるさい!!!」


アリアさんの周囲に、また黒い霧が集まりだした。


「私は……!アリアじゃない……!!!私は……!!!私は!!!」


ビリッ……!!!


漆黒と白銀の稲妻が、周囲に広がる……


ビリビリッ!!!


そして、アリアさんの右腕の文様が、顔にまで広がった。


魔人クインテット(アリア・コントラス)なんだよ!!!!!!」


ギュィィィィィィィィン!!!!!!

アリアさんの剣が、黒く輝きだした。


この技は……

さっきよりも、まずい気がする!!!


「オメガちゃん!!!」

「わかってる!!!こっちだって……!!!メビウス・スピア!!!!!!」

オメガちゃんの手の装甲が、光の槍に代わった。


「おりゃあああああああ!!!!!!」

オメガちゃんが、槍を構えて、アリアさんに突進した。


だが……


ギュゥゥゥゥゥゥン!!!!!!


「サンダー・デス・カーネーション!!!!!!!!!!!!」


アリアさんの技のほうが、先に繰り出された。


ギュウウウウウウウウウウウン!!!!!!


ドガゴオオオオオオオオオオオン!!!!!!!

漆黒の斬撃と、白銀の雷が、オメガちゃんに激突した。


ガラガラガラガラ!!!!!!

廊下の一部が崩れ、あたりに、砂煙が上がった。


「オメガちゃん!!!!!!」

私は、絶望した。

五獣の力を持った、オメガちゃんでさえ、敵わなかったからだ。


このまま、アリアさんを救えずに終わっちゃうの……?


それは絶対に嫌だ……


でも……


私じゃ、アリアさんを救えない……


私、どうしたら……




「こんな攻撃ぃぃぃぃ……!!!!!!」




私が絶望をしているさなか、何かがすごい勢いで、煙の中から出てきた。


「私には……!!!私の気持ちには……!!!敵わない!!!!!!」

それは、ぼろぼろの装甲をまとった、オメガちゃんだった。


「ディアクティブ!!!!!!」


バリッ……


バリバリッ……!


オメガちゃんの装甲が、光に変わった。


シュゥゥゥゥゥン!!!!!!


その光が、槍に集まった。


曙光ノ雷(ゴッド・ライ)!!!!!!」


シュィィィィィィィン!!!!!!

オメガちゃんが、目にも止まらぬ速さで、突進した。


「おりゃあああああああああ!!!!!!」


ズドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!


アリアさんに、攻撃が直撃した。


「がぁぁぁぁぁぁ……!!!!!!」


バタッ……


攻撃を受けたアリアさんは、その場に力無く倒れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ