2章 第四十七話 隊長との再会
本日最後の投稿です。
展開が変わりましたので、ぜひ読んでください。
たいして面白く無いですが。
明日は休日です。少しストックを用意しようかな?
今度も応援の程何卒よろしくお願いします。
豚貴族が捕縛されて1ヶ月経って、季節も夏の匂いがするようになった。
俺たちは相変わらず、採取中心とした冒険者活動だ。
全く冒険者らしく無い。先日オークションのお金が入ったが、ギルマスの特例で匿名口座なるもので預かってもらった。
預けると言ったらウララさんは小躍りをしていた。
ネコババしないでくださいよ。
クララさんの話だと、貸出や援助のために回すお金が必要と事だった。
本来、領主が預けてくれたりして、運営などしていくのが普通らしい。
最近まで、碌でも無い領主だったから、困ってる人に援助などが、出来なかったとことで、助かったみたいだ。
だが、まだ新しい領主は来ていないらしく、それはそれで領内も大変らしい。
一応代官が来て政務を行っているが、今まではとんでもなかったらしく、四苦八苦の日々だそうだ。
きちんとした領主でないと、決められないこともあるだろうからな。頑張れ代官。
因みに、オークションの落札金額は12億。
1割は手数料で、俺たちは約10億を手にしている。一生遊んでも暮らせる金額だ。ヤッホー!
もちろんウララさんは踊っていた。
豚貴族は、王都に運ばれて判決待ちだが、ほぼ確実に死刑だろうから、2度と顔を見ることもない。
憲兵と冒険者は、新しい領主待ちらしい。未だ牢屋で喚き散らしてると、憲兵さんが愚痴っていたのを聞いた。
冒険者はともかく憲兵は死刑だろうな、証拠ありありだしね。
チンピラのボスに、冒険者もどきは未だに探しているが見つからない。
冒険者ギルドに捜索の依頼まで出しに来ていたが、これに関してはなんか申し訳なく思う。
体だけで無く、魂すら消してしまったからな、髪の毛一本すら見つからないだろう。
「クスクス、魂は、僕たちが貰ったよ」
うん?キャトラ何か言ったか?言ってない?それよりも、この間の“またたび味”出せだ。お前酔って、何したか言ってみろ!!大変だったんがからな、二度どださん。
おっと、これからウララさんに呼ばれてるんだった。
やっと新人制限が解除されて、この国内なら何処でも依頼を受けられるようになったし、その話だと思う。
この街は居心地良いし、出て行くつもりは、今のところないけどね。偶に国内旅行しに行くのも良いかも、お金に困ってないし、妹も喜ぶだろう。
今日も猫たちと遊ぶ妹。
最近は、部屋にいるよりもここにいる事が多い。冒活(冒険者活動)も3日に1日位で、後は家にいるか、買い物だ。偶に図書館行ったりもする。常識は大事だからね。
三毛猫のジャンレロ以外は、妹が名前を付けたが、俺にはどの猫がどの名前なのか、区別がつかない。
でも妹は分かる。俺は、今度魔法で目印を付けよう。
因みに日に日に猫が増えている。
そして、リーネームのマリアさんも暇さえあれば、猫と遊びに来ている。
その度、その猫達が居着く。
マリアさん涙を流す。
マリアさんは猫に捨てられる。
連れてこなければ良いのにと思ったが、ドンさんに、
「すまんな、うちの猫達、面倒見て貰って助かったよ。
マリアに“お前とラファ、どっちが良いか試してみろ”
なんて言ったら、次々と敗北してくるから笑ったよ、これからも頼むな」
悪魔が、「お前悪い奴だ」なんて言われてもおかしくない程のセリフだ。
大の猫好きで、忙しいのに野良猫にすら餌を用意するほどなのに、うちの妹と“どっちがいいでshow‘やるなんて。
全敗必死なのに。それでも負けられない戦いなんだろうな。絶対に勝てない試合だけど。
ギルドに入ると、クラッカー?みたいな音がした。妹もビックリしていた。
「「「ラファちゃんおめでとう、冒険者1ヶ月これからも頑張って」」」
冒険者の皆とギルド員全員で揃って言いやがった。
練習しただろうな、しかも妹の事だけ。俺は無し。
おいおい、ケーキまで用意してあるぞ。これ高いだろ。おいくらだ。一応出すぞ、兄だし。俺をハブいてるけど、そんな奴らは嫌いじゃないし、俺もそんなに馬鹿じゃない、でもハートは持ってるぜ。
ウララさんが、音頭取って記念パーティが開かれたが、クララさんが、親指で2階を指している。
ギルマス室に来いって合図か?
はぁー、行きますか。
妹は既にケーキをほおばって、満面な笑顔を作っている。
それを見ている一同、なんだこの雰囲気?何かに似ている。あっ動物園だ。老若男女を虜にするパンダ、それも赤ちゃんパンダ。
それを眺めている観客。一足一動に歓喜する。似てると言うかそのままだ。
なんかヤダ。だけど、嬉しそうだしなー。取り敢えず、「妹に沢山食べな」
と言って、一人ギルマスの部屋に行く。
ギルマスの部屋には、思いがけない人物が居た。
隊長さんだ。
「久しぶりだね。ディー君」
と言って握手をした。
「お久しぶりです、なんだか雰囲気変わりました?」
手を握ったまま問いかける。
「そうだね、立ったままもあれだから、座って話そうか」
隊長さんは、席を薦めてくれた。俺は頷き、隊長さんの対面に座った。
クララさんは、隊長さんの傍に既に座って酒を飲んでいた。良いんかい!ギルマス。
「改めて、自己紹介って、今回が初めてか?前回は名乗りもしなかったな。では、俺の名はクラウド、昔の呼び名は、ザック。元上級冒険者、今は無職だ」
「無職?憲兵は?」
俺は疑問を口に出していた。
「辞めたよ、みんなには申し訳ないと思ったけど、今は家族と一緒に居たい、1秒でも一緒にな」
「ククク、そう思ってるのはお前だけだろ、妻子は下でケーキ食ってるだろ」
グラスを片手に、クララさんは笑っている
「そう言わないでくださいよ、師匠」
「師匠言うな、今はギルマスだ」
この二人は師弟だったのか?よくこの人の元でここまで出来た人になったものだが、
「下に居たんですか?気づきませんでした」
俺は、奥さんも娘さんも知らないが、下には知らない顔は無かった。
「それはそうだ、お前と入れ替わりで出ていったんだからな」
そう言うことか、ワザと席を外させたな。
「そう言うことだよ、妻にも娘にも、まだ会わせる事が出来ない、ディー君。君はどこまで、今回の事件に関わっていた。そして、なぜ俺たち家族を助けてくれた?」
そう言うことか、なら俺は、
「何も関わってませんよ、確かにあの領主の手先だと思われる者につけ回されましたが、それだけですよ。
それに助けたと言ってもお守りを渡しただけです。助かったのなら、神様のお陰です。
俺達にはそんな力有りません」
「なるほど、そう答えるか。師匠じゃなかった、ギルマスの言う通りでしたね」
「だから言っただろう、こんな問答、無駄だと」
なんだ?話が終わってるぞ?俺がした事バレてるの?どう言う事?
「すまない。少し君のことを確かめたかった。信用に値するか。結論を言うと、3日後、俺達家族と王都に行ってもらいたい」
へ、なんで俺たち?しかも王都へ?どう言うこと?
補足です。
今回は、季節ですが、四季があります。春夏秋冬です。
何故か歌いたくなりますが、四季はあります。
あとケーキは高いです。概ね四倍はします。今回は大きいのでこの世界で、10万ピロです。
現代でも高いです。
ではまた次回です。
お読みいただきありがとうございます!
少しでも面白いと思ったら、
ブックマーク&下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです…!
皆様の応援が励みになります!
何卒、よろしくお願いします!!




