2章 第四十六話 ダミー家は猫さん家に
本日二話目です。今回で妹ちゃんサイドは一旦終了です。少し間話を挟んで新展開予定です。
何卒応援の程よろしくお願いします。
妹サイド
今日も元気にお仕事です。昨日のお兄様は激しかったです。チューの嵐です。おでこにチューです。
お口にはしてくれません。やっぱり経験しないと夢の中でもしてくれないようです。
今度はお口にしてもらいましょう。
泥棒猫はまたピクピクしてます。趣味でしょうか?分かりません。楽しいそうなので、今度またツキツキします。
お兄様が言うダミー家?に入ると沢山の猫さんです。いっぱい居ます。
お兄様いつの間に、猫さんのお家のしたのですか?私に内緒で。これがサプライズと言うものですね。でもかわいいです。撫で撫でして良いでしょうか?モフモフし放題です。子猫も可愛いですが大きい猫さんもかわいいです。
何故かお兄様に向かって鳴いてますが、
「ごめん」
と言いながらご飯を出しました。
お兄様イケマセン、ご飯を忘れてはイケマセンよ。私もご飯無かったら鳴きますよ。3日くらい無くてもは大丈夫ですけどね。
お兄様は三毛猫さんとお話ししているように見えますが、お兄様猫語も分かるのでしょうか?凄いです。今度何お話ししてるか聞いてみたいです。
猫さん家を出るよと言われました。
まだ全猫撫でてませんが、
「ここに住むからいつでも逢えるよ」
本当ですか!今日からここで寝ても良いですか?
お仕事終わったら、ここで遊びます。楽しみです。
採取は少し遠くのバナナを見つけた森に行くそうです。クンカクンカ沢山出来ます。
ふと昨日のチューを思い出しました。
後で聞いてみましょう、今はお兄様の匂いです。
「お兄様、昨日どうしてチューしてくれたんですか?」
私は一番の疑問を聞きました。
お兄様は、何故かビックリしてますが、
「キャトラがな、チューすれば起きるぞなんて言ったからな、お寝坊さんだから試したんだ」
あの泥棒猫がチューを?
分かりません。お兄様のお嫁さんを狙う泥棒猫なのに。
「キャトラが?う〜、余裕?それとも情け?」
これはキチンと聞かないといけません。
「お兄様!!」
ビックリしたお兄様を無視して
「お兄様はキャトラとチューしましたか?」
これで分かります。怖いです。もしお兄様と泥棒猫がチューしてたら・・・。
「無いよ。あり得ないから」
良かったです。
「ではでは、私だけですかチューは?」
私は期待を込めてお兄様のお手を握ります。
「そうだよ。ラファだけ」
私だけ。私だけ。お兄様大好きです。私はいつもと違い腰に抱きつきました。腕が短いのでぎゅーってするのは、骨がぶつかって少し痛いのですが、今回は腰のあたりに抱きつきます。
お兄様も違う場所のぎゅーなので、いつもと違う嬉しそうな声です。もっとぎゅーします。ぎゅー。
ぎゅーの後は、採取の続きですが、お兄様が、
「あのね、お姉ちゃんになちゃうから、ぎゅーは、足にしてほしいなー」
なんて言っていました。お姉ちゃんとはどう言う事でしょうか?そうなると、お姉様のお嫁さんでしょうか?分かりませんが、お姉様になるのは服装だけで良いです。それに結婚出来なくなります。それはダメです。これからは注意します。
色々な果物を沢山とって、街に戻りギルドに行きますが、“シャインマスカット”とお兄様が言っていた、ブドウ?は売らないでください。
美味しすぎて、猫さん達にも食べてもらいたいです。
ギルドは、良い匂いになってます。お鼻は痛くならなくて嬉しいです。
ウララさんが手招きしてます。美味しいものでも有るのでしょうか?ウララさんは優しいので好きです。
そんなウララさんが闘ったそうです。どんな戦いでしょうか?ダンジョン?森での戦いでしょうか?ウララさんの戦い方みてみたいです。
どうして私のお話なんですか?この間お兄様が買ってくださいましたお洋服のお話です。
あのお洋服は、お気に入りです。
今度着てきます。お仕事のない日に。
クララさんがお鼻から血を出してますがどうしたのでしょうか?ドアにお鼻ぶつけてしまったのでしょうか?私も偶にぶつけてしまいます。凄く痛いです。
でもお兄様が優しく手当てして、魔法で直ぐ治してくれます。
お兄様クララさんに魔法かけて治して下さい。
でも今度は、涙を流してます。やっぱり痛かったんですね。ウララさんも泣いてます。
お二人とも、何か痛いことでもあったのですね。
「お姉さん達痛いの?大丈夫?ラファ何もできないけど、元気出してね」
って言うとおねえさん達が私を抱きしめてきます。痛いことでは無くて、悲しい事があったのですね。
元気になってください。
その後お礼を言われました。
お兄様も頭をなでなでしてくれて、
「俺も嬉しいよ」
と言ってくれます。何だか嬉しい気分ですが、
ウララさんとクララさんのお話は悲しくなりました。
難しいお話でしたが、なんと無く分かります。
とっても悲しくて、寂しくて、泣いてしまうお話です。
私も涙が止まりません。周りに見える人も涙を流してます。お兄様も。
クララさんの言葉でみんなも涙が止まり、一斉に腕を上げてます。私も上げてみました。なんか元気が出ました。
その後お散歩をして帰ることになりましたが、何故か小さなお花の目が止まりました。
お墓でしょうか?お参りしたい、しなくてはならない。そんな気持ちが出てきました。
私はお兄様と手を合わせましたが、誰か来ました。優しそうな人です。
お兄様とお話ししていますが、お兄様と同じとっても優しい人です。
お兄様が“お守り”と言っていつも持ち歩いている大事な物をあげてます。そして何か魔法を掛けました。とっても強い魔法です。
その後お兄様に聞きましたが教えてくれません。プンプンです。
ダミー家に入ると沢山の猫さんが待ってました。
そうです。猫さんと沢山遊びます。ドルジもキーも一緒が良いですね。
お兄様にお願いしましょう。
それと猫さん達にお名前を付けてあげたいです。
お兄様とお話ししてる三毛猫さんからです。
三つの色があります。そうです。先日、冒険者のおじちゃん達からもらった三つの色のダンゴ。
色も似てます。ダンゴちゃんです。
良い名前です。
三毛猫さんも
「ニャー-- (天使よ、その名前はどうかと思うぞ)」
気に入ってくれたみたいですが、
「ニャーーーーー(頼む、ダンゴは止めてくれ)」
「ジャンレロとかどうだ?あとはフローレンス」
三毛猫さんが鳴き、お兄様が名付けを言います。
やはり完敗です。お兄様は、カッコいい名前を考えるのが、得意です。ジャンレロって出てきません。
いつかお兄様のような名がつけられるようになりたいです。
今は猫さんと遊びます。
それにお兄様はきっと、キャトラとお話をするはずです。あの魔法は、きっと聖獣のキャトラでしかわからないし、止めてくれるのもキャトラだけだと思います。危ない事しないでください。お兄様。
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