2章 第四十二話 死者蘇生と時間回帰
本日も宜しくお願いします。
説明回になってます。無理な魔法名になってしまった気がします。説明は後書きで
今後もよろしくお願いします。
妹の機嫌を治しつつ、ダミーの家から本宅に戻った。
ダミーの家の猫達と遊ぶと言って、妹はダミーの家に残った。
ご飯の支度の間、遊んで貰おうと三毛猫に
「面倒見てやってくれ」
と頼むと
「にゃー〜 (天使の相手は任せろ)」
うん、もういいや。三毛猫の言葉は分かることにしよう。
「お兄様、ドルジとキーも一緒が良いです」
何気にハブられてるぞ。キャトラ。
一度戻って、ドルジとキーを連れてくる。
「ニャー-- (天使よ、その名前はどうかと思うぞ)」
妹が名前を付けたみたいだ。
「お兄様、この三毛猫さんの名前は、ダンゴにしました」
どうしてダンゴ?もしかして色が3つで、3色ダンゴからか?
「ニャーーーーー(頼む、ダンゴは止めてくれ)」
三毛猫は嫌がってるな。
俺は以前から考えていた名を挙げた。
「ジャンレロとかどうだ?あとはフローレンス」
「流石お兄様です。カッコいい名前です」
「ニャー(ジャンレロいい響きだ)」
「ジャンレロでいいかな?」
「ニャー」「いいです。」
「ジャンリロ、遊ぼ」
上手く舌が回らないか、噛んだな。でも可愛い。
そんな妹を見て満足した。
さて俺は食事の準備でもするか。
キッチンに行くとキャトラが、プルプルしながらも、立ち上がっていた、生きてた。
「お主よ、新たな世界は危険じゃったぞ」
それでも食べ切る雑食王キャトラ。
「うむ、どうした?お主魔力がほぼ無いぞ?」
やはり気付いたか。あの魔法は、一歩間違えれば俺もかなりヤバいからな。いざという時に作った魔法だし、死んでもいいと思って作ったからな。
「お主、死者蘇生の魔法と時間回帰の魔法を使ったな」
バカ猫なのに、分かるか?そういえば聖獣だったな。
「バカな事はよせ!一歩間違えればお主でも死んでおるぞ、ラファを一人につもりか!まさか、ラファに何かあったのか!」
何かすげー心配してくれてるな。
「ラファに何かあったわけでは無いよ。それに媒体使ったから、死にはしない。」
媒体無しだと、今の俺では死ぬとは思うけど。
「媒体じゃと、何を媒体にした、寿命か?成長か?なんじゃ!!」
「安心しろ、あの腐れチンピラ達だよ」
「チンピラ達だと、ボスの肉体と魂、殺した部下達か」
「それに、冒険者もどきもな」
死者蘇生の魔法を作った時、どうしても魔力が足りなかった。それで媒体として他者の魂を利用する事を思いついた。魂を閉じ込めて使用時に利用する悪魔の技法だ。
ただ妹の為であって、他人の使うつもりは無かった。
それでも今回使ったのは、ただあの人が幸せになってもらいたかった。それだけだ。
あのお守りには、多数の魂が入っている。
それに、どうしても隊長さんの明確な記憶が欲しかった。俺は隊長さんの妻子は知らない。知らない相手を無数に広がる時間渦の中で探すには無理だ。
だから、目標が欲しかった。
それでも一か八かではあったけど。
なんとか魔法が発動して成功した。
「それほど媒体を使っても魔力が空になったのか」
かなり無茶な事をしたと思う。なんせ時を弄って、妻子を引きづり出し、そこに死者蘇生だ。
生きている状態では、流石に出来ない。
こればかりは、何とか乗り越えて貰いたい。
あの隊長の家族だ。容易に越えられるだろう。
「お主、無茶をするな、ラファの為なら、してもおかしく無いと思ったが、他人に行うとは思わんかった」
あの話を聞く前ならやらなかった。それは間違いない。これが最初で最後だ。
「お主とラファが無事なら良いが、お主よ、間違いなくその隊長というものに怪しまれるぞ。大丈夫かの?」
「大丈夫さ。そんな人ではないよ」
「ならいいのじゃ、それとお主よ、また新味を頼むぞ、飛んでく感じのがいいのじゃ」
このバカ猫、中毒死しても知らんぞ。と思いつつ、今日はまともな味にしてやろうと思っていた。
補足です。
まずは、お守りです。あのお守りは、魔道具です。
魂を閉じ込める事と、持ち主の記憶を取り出す魔道具です。
そして時間回帰の魔法ですが、過去に起こり得た時間軸の渦を生み出し、干渉する魔法です。かなり無茶な魔法です。
今回は、二年前に起こり得た時間軸で現在の時間軸を探し出し、そこの多数の人間の中から妻子を探し出し、今現在の瞬間に発現させてます。
過去の生きてる人の場合には、時間の修復作用で消えてしまいます。パラドックス的な考え方です。
死んでる場合には、今現在までの生きた事由がない為、影響は少なく成功する事が多いだけで失敗もあります。
小難しく書きましたが、単純にそんな魔法があるとでも思ってください。
ではまた次回です
お読みいただきありがとうございます!
少しでも面白いと思ったら、
ブックマーク&下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです…!
皆様の応援が励みになります!
何卒、よろしくお願いします!!




