2章 第三十五話 冒険者酔いが覚めたが犯罪者の日
本日最後の投稿です。この次で何とか主人公無しの話が終わると思います。
ディーも妹ちゃんも出ない話でした。
今後も応援の程宜しくお願いします。
リーダーは、倒れ込んだ憲兵にトドメを刺そうと、剣を憲兵の喉の刺そうとしたが、突如剣が二つに折られた。
「憲兵殺人、未成年誘拐でお前らを拘束する」
いつの間にか剣を振り抜いた状態の新たな憲兵が居た。
そして、いつのまに、と思う間も無く、リーダーと馬鹿女は、拘束される。
「ちょっと待ってくれ、コイツは俺達の仲間を殺したんだ、その報復だ。悪いのはあの憲兵だ、それに誘拐じゃね、歴とした依頼だ。家出した娘を連れてきて欲しいって依頼だ。だから間違いだ。だから解いてくれ!」
リーダーは必死に説明をする。
「お前ら個人の誘拐では無く依頼だと言うのか?ならその依頼者を探さないといけないな。依頼者が見つかって話が合えば少しくらい罰が軽くなるかもな」
「私は関係ないですぅ。ただついて来ただけで何も知りませーん。だから解放してくださーい」
馬鹿女はリーダーさえ売りに出して自分だけは助かろうと憲兵に、甘え出す。
「ちゃんと後でお礼しますぅからぁ、ねぇ、勿論あっちでも良いですよ。」
媚も体も売りに出し始める。
「ツゥラダーケ何言ってんだ!お前自分だけ助かろうと思うな!」
リーダーはそんな態度の恋人に苛立ちを見せる。
「まあ良い、お前達の事は知ってるからな、一年前まで上級だったが、今は下位だろう。俺も以前は上級だったからな、それなりに伝手も仲間も居る。そこの頭空っぽ、媚しか売れない馬鹿女が入ってすぐさま転落、“疫病神が着いた”なんてもっぱらの酒の肴だったよ。笑かしてもらったさ」
憲兵の物言いに頭に来るが、相手は元上級、しかも剣を折ほどの腕の持ち主。
「憲兵さん、間違いですよ、そこに仲間の死体があるでしょ?それが証拠ですよ。俺たちが入った時には、生きていたのは、切った憲兵さんだけ。ね、犯人は決まってるじゃないですか。」
「言い分は後でゆっくり聞こう。まずは、俺の一応は仲間を助けなければならないからな」
憲兵は、笛を鳴らし、懐から回復ポーションを出し、切られた憲兵にドバドバと掛けていた。
笛を聞いたのか、何人のも憲兵が入って来て、
敬礼を取り、
「第一憲兵部隊到着しました。隊長指示をお願いします」
声を揃えて指示を仰ぐ憲兵達。
リーダー達は、隊長と知り、言い訳の仕方を改める。
テキパキと指示を出していく隊長だが、
「そう言えば、此処から出す前に言っておく。お前達の仲間だったか?ここで死んでいたって言ったな。それはどこにある?」
「どこって、そこに倒れてるだろ。裸で。見えないのかよ!」
死んで居ても自分の仲間を無視されて、口調が荒れるリーダー。拘束されて仲間たちの死体は見れないが、先程見たばかり、間違ってるわけなかった。
「そうか、これでお前も見えるか?」
リーダーは拘束された体を足で向きを変えさせられた。そんな対応にさらに頭に来たが、目の前の光景に絶句した。
「何処にある?私にも皆に聞いても見えないのだが?何処だ。血の跡さえないのだが。」
「馬鹿な、確かに死んでた。居たんだ、そこに俺の仲間がそこに!」
絶叫に近い叫びをするがだからと言って、死体が現れる訳ではない。
「確認したな、此処には無い。だからお前達は憲兵殺しの犯人だ。いいな。おい、連れてけ」
「違う。確かに有ったんだ、誰かが運んだんだ。血は魔法で綺麗にしたにちがいない。俺は正当だ」
「私は無関係何です。何も知りません。だから解放してください。」
先程から同じ言葉を繰り返す馬鹿女。
拘束されて抵抗も虚しく外へ連れて行かれる。
「さーて、これからもう一仕事だ。やっと念願が叶う。誰だか知らないが、感謝する」
隊長は、おもむろに感謝の意を示した。
補足です。
冒険者の仲間の死体も偽装魔法でした。
ディーは、隊長さんが来る前に消している為、
隊長は見てません。
なので、冒険者と隊長さんでは話が合いません。
では、また次回です。
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