表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/274

2章 第十七話 うちの妹は公認天使です

本日最後の投稿です。お兄様サイドが終わりません。

思いの外長くなってしまっていますが、今後とも宜しくお願いします。

地上に戻るとクリスさん達は、戦闘してないのに疲れた顔をしていた。何故かは分かるから、惚けておく。

しかし失敗した。ウマゴが出せない。

まあ、今更な気もするけど、手の内見せすぎるのも嫌だが、妹を長い時間歩かせる訳にはいかないと、判定を覆した。

1に妹、2も妹、34も妹、5も妹だ。

という訳でウマゴ召喚!

やっぱり止まりますよね、動き。

「「「「何じゃそれーーーーー」」」」

流石パーティー、始動も息ぴったり。

そして妹は既にスタンバイOK。


「ではお先です」

と声を掛けて、街に向かって爆走開始した。一緒に帰るって言いたけど、地上まで来たし良いよね。

あまり戦利品は見せたくないし、今日は早く帰って部屋の中を作らないと、妹と一緒に寝るのにあの殺風景の部屋はない。

メルヘンっちくにするつもりは無いけど、少し見栄えをなんとかしよう。

でも服も無ければ本もなし。取り敢えずソファーとテーブル、作業机くらい作るか。


ギルドに着いたのは、既に夜に近い時間だった。

クリスさん達はどっかで野営だな。

ギルドで初めて沢山の人が居たのを見た。妹は、既に鼻を摘んでいた。

早く終わらせないとと思いつつ、素材買取りのカウンターに向かった。


ここのギルド員は、このおねえさんしかカウンター立たないのか?と思うが、他のギルド員も見える。専属的な感じなのかな?


「ディー君達おかえりなさい。今日は遅くまで頑張ったんだね。でもあまり無理してはダメだよ」


なんて言ってくれるのは嬉しいが、ちょっと年齢・・・。うん何も考えてないですよ。だから殺気消してください。お願いします。


俺は、鞄から魔石を全て取り出した。ダンジョンマスター以外の。

これは他の冒険者達に見られたく無いからね。


あれ、静かになっちゃった。

またやっちゃった?ってそれはそうだよ。

最上級ダンジョンの魔石を、沢山出したらそれは止まるよ。新人のしかも子供が出したら、極大魔石でなくても止まるよ。やっちゃた。


「あのね、ディー君。前回もそうだけど、今回もね、詮索しないけど、ちょっと異常かな?一回ギルマスとちょっとお話ししようか」

有無も言わせない言葉。何故か何処かの局の白い悪魔を思い出させた。


俺と妹は仕方ないのでギルマスと話をする事になった。妹のお鼻は大丈夫だろうか。

ギルマスの部屋が臭かったら、浄化ではなくて浄火しよう。


受付のおねえさんがノックして、ドアを開けてくれて一緒に中に入ってくれた。部屋は綺麗だった。良かった。

妹も臭くなさそうなので、お鼻から手を外した。


「お前達が、新人で子供で異常な採取をしてる冒険者か?」

ギルマスは、厳ついおっさんでもなく、ヘンツク婆さんでもなく、若い女性だった。

若いと言っても、受付のおねえさんぐらいだけど、普通ギルマスって若くても40くらいかなと思ってたから、若く感じる。


「まあ、座れ、取って食ったりしない、妹も見てるしな、安心せ」

妹さん?受付のおねえさんが妹?待て、妹さんが居なかったら食われるの?


「姉さん、あまり揶揄ってはいけませんよ」

受付のおねえさんが、飲み物をいつの間にか用意して出してくれた。この人殺人メイドだ。元は暗殺者で、今はギルマスのメイドだよ。

「揶揄って無いが、まあいい。さて、妹も言ってるとは思うが、“冒険者の過去や能力を詮索しない”のが暗黙のルールだが、流石に異常過ぎる。

お前達を守る面でも少し聞かせてくれんか?

勿論、ここだけの話だ。変なやっかみがあるかもしれん。その為だ。」


ギルマスは、何かあった後で、話を聞いても良かったのだろうけど、先に聞いておく事は、多分他の冒険者に釘でも刺してくれるのかも知れない。

一つ確認して大丈夫なら少し話をしよう。


「ギルマスは、リーネームの方々をどう思いますか?」

俺はあのお人よしパーティーを基準にしてみた。


「はぁ、リーネームだと何の関係がある?まあいいが、あいつらは、私たちの後輩だ。新人時代から面倒を観て居たが、立派になったもんだ」

懐かしいそうに誇らしく応えてくれた。

その言葉にギルマスは信じてもいいと感じ、少しだけ話をする事にした。と言っても、魔法の力だけだけど。


「なるほどな、その強力な魔法に魔力、生まれ持った才能か」

ギルマスは納得出来ない部分もあるだろう。

目の前で見せた上級魔法に位置する

“インフィニティヒール”

攻撃魔法は流石に、ここでは見せられない。


「ねえ、ディー君、回復系の魔法も使えるなら賢者に登録変更も可能だよ。それにラファちゃんのヒーラーの能力って、もっと凄いの?」


受付のおねえさんの言葉は分かる。回復系魔法の最上位に位置する魔法が使える俺がいるのにヒーラーだもの。思うよね。

「妹は、ヒーラーの格好が一番可愛いから」

何て言ったら、取り消しくらいそうだ。


「私も回復魔法つかえるよ、えーとね。“ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・ちぃ“噛んじゃいました」

噛んでしまって照れてます。可愛い。そしてご馳走様です。


「「可愛い!!」」

姉妹だ。息ぴったり。なんかさっきも思ったな。


「妹よ、ラファちゃんの職業は“天使”に変更しておけ。文句は言わせん。」

おいおい、何だその“天使”って職業は。

確かに天使ですよ、うちの妹は。


他の冒険者に職業聞かれて

“天使です”

納得するよ。寧ろ正しいけどさ。何する職よ。


「姉さん、全くその通りです、すぐ変更しておきます」


受付のおねえさんは、そのまま外に飛び出して行った。

居ないだろうな、今までの冒険者で職業“天使”って。何するのって聞かれた時の為の返事考えないとな。


補足です。

本日は“インフィニティヒール”です。

この魔法は回復魔法ですが、分かりやすくいうと完全体力回復に、欠陥部位(頭、心臓以外)回復、状態異常解除を複合した魔法です。教会でも大司教クラスでないと使えません。お兄様達を倒すのはほぼ不可じゃねと思うほどの魔法です。

ではまた次回です。

お読みいただきありがとうございます!


少しでも面白いと思ったら、

ブックマーク&下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです…!


皆様の応援が励みになります!

何卒、よろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ