2章 第七話 フェンリルって狼だったけど
ストック終了です。構想はあるのでまた投稿していきたいです。
今度もよろしくお願いします。
妹は特に驚いていなかったのは、この世界の常識が無いのか、無邪気なのか?判断に困るところであったが、まずは、この白猫が安全かどうかが、大事だ。追加のササミを持って話を聞こう。
ササミを目の前に出すと
「自己紹介がまだであったな」
キャトラと名付けた白猫は、姿勢を正して、
「わしは、聖獣フェンリル 神様が気まぐれで作った生き物みたいなものじゃ」
その一言を放った。ツッコミどころ満載で、自分の紹介はおろか、聞こうとした内容すら飛んでしまった。
妹は、
「フェンリルだから、省略して“ふぇ”かな」
なんて言ったら「わしの名はキャトラで呼ぶといい」
と言って、尻尾を膨らませていた、そして妹も頬を膨らませていた。
そんな様子で少し落ち着き、聞きたいことを頭の中でまとめていった。
まずは、1に人類に特に俺たちに危害を加えるか?
2に何の目的を持って、持たされて人の世界に居るか?
3に今までどんな事をしてきたか?
そして最後、何故、猫なのにフェンリルなのか?
神殺しの怪物なのに聖獣?気まぐれで生まれて良いのか?色々ツッコミ満載だけど、応えてくれるかな?
お代わりササミのお陰か、普通に応えてくれた事に、それで良いのか聖獣とも思った。
「そうじゃの、危害はあるかの、わしのご飯の為に、主らの飯が減る、後の質問は、わしも神様に“なんか違う、チェンジ”って言われて人間界に送られたから、目的も何も無いのじゃ、あえていえばの、美味い飯を食う事ぐらいじゃな」
何だかすごく悲しい話なのに、気にして無い話し方ってこの猫?良い猫?しかし神様それで良いのか?「チェンジ」って何処ぞの怪しいお店の出張サービスと違いますよ。
美味しそうにササミを食べてる白猫。聖獣って言ってるけど、猫にしか見れない。喋れるけど。
すると「そうじゃ、今まではいろんな家でお世話になっておっての、これからここで世話になるつもりじゃ、宜しくの」
と白猫キャトラは、食べ終わった皿を出し、
「お代わり」と言ってきやがった。
三杯目は静かに出せ。
仕方ないので、ササミを出して、俺たちの自己紹介をした。と言ってもまだ信用出来ない。
呼び名と冒険者って事だけだ。
しかしさすが聖獣?俺の魔力や根源魔法まで分かり、妹の称号にも気づいた。
特にだからと言って驚きもせず、淡々とササミを食べるキャトラ。そんなに美味いかササミ。
「そうじゃ、驚くのを忘れていたな、なんで根源魔法の使い手がおるのじゃ!称号3つって何じゃ!」
色々台無しであった。
補足です。
キャトラは神様が生み出した時にある程度知識を授かっております。またちょっとした能力も持っています。
鑑定魔法はかなりのものです。
ではまた次回です。
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