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1章間話 ギルドのその後 (首謀者) 後編

これにて1章完結です。

あなり長くも無い拙い物語でしたが、読んでくださった皆様に感謝感謝です。

次回から2章になります。

今後もよろしくお願いします。

昼前に案の定、男のガキがきた。

もしかして執事が来るかと思ったが、良かった。


ガキは一度ギルド内のを見回し、緊急依頼窓口に向かった。あれが奴隷商人の子飼いか。

確かに夜遅くまでギルドに居た。夜遅くになると、急にソワソワし始める。

なるほど、あれは私が持つ証拠品を探す為ね。

残念幾ら探しても、貴方如きで見つけられる訳無いじゃ無い。

奴隷商人ももっと役に立ちそうなのを子飼いにすれば良いのに。少し笑ってしまう。


ガキは、窓口に座るとすぐにに一枚の紙を出した。

あれが貴族からの手紙ね。普通は封筒に入れて来るのに、そのままってあり得なくない?

まあ子飼いにも連絡がいってるはずだし、周りへのアピールかしら?

確かに私の子飼いは慌て出した。

本当に使えない。子飼い達は、保険詐欺を疑ってるみたいだけど、そんなのなら、慌てる必要もない。

幾らでも誤魔化せる。

でもまあ貴族からなんて分かったら、それこそ、ここから飛び出して逃げていきそうね。そうしたら計画が変わるかも知れないし、やっぱり子飼いの馬鹿どもには話しておかなくて正解ね。


考えているうちにギルマスの所に駆けて行ったわ。ギルマスが来たら、戦闘開始よ。久々の大物だから慎重に大胆に。


ギルマスは顔を真っ赤にして降りてきた。当たり前ね。ギルド全体の失態に見られるし、自分の首すら危ない内容だからね。

「こっちに来い」と怒鳴り声を上げた。

ギルマスが先に不敬罪になるのかしら?奴隷商人の子飼いも様子がおかしいわね、顔を赤くしたり、青くしたり百面相だわ。

流石に気づいたみたいね、落ち着いたようだわ。


さあいつ来る。まずは内容の確認かしら?剥き出しの紙一枚だしそれはそうよね。

何を話すのかしら、戦闘に際して少し情報を得ましょう、聴覚強化の魔道具を使いましょう。

魔石を結構使うからあまり使いたくないけど、仕方ないわね。


魔道具を発動する間に、もう一枚の紙を出した。貴族からの手紙で有る、更なる証明かしら気になるわ。


そして魔道具を起動したら

「すまない。俺にはこいつだけなんだ」

えっと何の話?ギルマスは顔をまた赤くして、百面相のギルド員に目を向けていた。

もしかして、そういう事?貴族様は男も好き?ギルマスも男好き?で、百面相のギルド員は、キルマスの恋人!ちょっと待って、あまりに許容オーバーな情報だ。


二枚目は、貴族様からギルマスへの恋文?何か新しい世界が見えそう。貴族様、貴方はどれだけストライクゾーン広いのですか?

誰も受け止められない大暴投ですよ、某はっぱを咥えた悪球撃ちでも見逃しますよ。中年男に幼女って貴族様、や・ば・いです。逃げ出したいですよ。この後、貴族様に会いたくないですよ。知りたくなかったよぉ。口調が幼くなってきてます。


あ、貴族の奴隷は逃げました。内容は知らなかったのでしょうか?まあ、知りたくもないし、知らされたくもなかったでしょう。

でも、あの奴隷も、手籠にされるのでしょうね。手を合わせて上げます。合わせるだけですが。って奴隷の男を逃してはダメなのよ。

重要なキーになる存在なのに。せめて嘘発見器だけのやってから帰れ。


慌てて男を追いかけますが、外に出れない。

結界魔法、誰がやった、早く解け!私はギルド内を見回しますが、魔法使いは見当たらない。

でも、誰にも知られてないはずの、金庫を調べ始めているギルマスが見えた。


どうして、そこに金庫がある事がわかった?あの伝説のダンボールの中よ。

伝説のスネークが愛用し、幾多の敵を欺いてきたダンボールよ。私の席の隣に置いてあるのに何でわかったの?あり得ないわ。


しかもパスワードまで一瞬で解析してしまったわ。4桁の9999を一瞬で。あり得ない事だらけよ。10000通りのもあるのに。

しかもトラップで9998と合わせて置いたはずなのに。

ギルマスは覚醒していたの?違うわ、貴族様から恋文で覚醒したのよ。

私も新世界の扉を開きかけたし、負けたわ。

覚醒したなんて、もう勝ち目なんてないわ。

これで私も奴隷ね。あの奴隷商人の奴隷。あの金庫の中には、今までの犯罪を立証するには十分証拠になり得る物だ。

あっ、奴隷商人の犯罪の証明出来る物も入っているわ。奴隷の奴隷商人の奴隷?になるのかしら?もういいわ。もう明るい未来なんて無いから。

逃げられないなら最後に、貴族様は見たかったな。

ギルマス達2人を併せた絡みを想像できないから。


その後私達は奴隷になった。達と言っても、私と犯罪を執行していた2人。

後の子飼い達は、多少の罪を負ったが、何よりの罰は、ギルマスとあのギルド員の絡みを直で見せられた事だろう。そこに居た大半のギルド員を辞めた。(精神異常で三歳児まで知能が低下)

冒険者も他の街に移ってしまったか、冒険者を辞めざるおえなかった(ギルド員と同じ理由で)


残ったのは、新たな世界を開けた物達だけ。ギルド内は禍々しいバラが咲いているらしい。私も見たかったな。


奴隷商人は、あれだけの証拠が有ったのにお咎めなし。他の奴隷から聞いたが、私が送った冒険者は、奴隷で無く、奉公や農家に貸出していたらしい。

私が送った冒険者は、確かに冒険者としては無能だが、他の才能はあったようで、それを上手く引き出した奴隷商人の様であり、評判は良かった。

全く知らなかった。あの顔ではそんな事をしてるとは思わなかった。だから私が持っていた証拠は信用されず寧ろ、私の首を絞めた。


貴族様は、少し予想と違っていたが、やはり悪球撃ちの天才だった。

幼女は、奴隷扱いでなく本当に奉公として欲しかったらしいが、これを希望したのは、60を超えた老婆で現在、貴族様の恋人らしい。意味がわからない。

そう言う趣味も居るとは思うけど、まだ20代後半なのに母親より上で、もしかしたら祖母だ。

まあ、たまに居る美老婆とも思ったが、骸骨に皮をかけたくらいがイイらしい。そしてやはり男好き。ギルマスはタイプみたいだ。生産性0だ。ストライクゾーンなんてない。

そもそも、玉を投げる以前の問題。

普通の感覚なら星明かりの破壊者が殺傷大で乱発する勢いだ。

だが、男に優しく、女性(年寄り以外)厳しいと評判だが、政もまともらしい。


そして私は、奴隷として奴隷商人の元に居る。

私の主人は奴隷商人では無い、奴隷商人の恋人のジョージ様。







年齢7歳の大柄な逞しい体つきの犬だ。



私は犬以下である。2速歩行はもう忘れた。最近は「ワンワン」としか言葉を発してない。


服ってなんだっけ?犬化してるのに犬以下とはこれいかに。

ジョージ様は、攻めが好きで、奴隷商人も攻めが好きだ。だから私は受けにまわる。

犬の奴隷って後にも先にも私だけだろう。

いつか歴史に名を残したくない。

そして今日も「ワンワン」と鳴くのであった。


おまけです。

奴隷商人と貴族様の会話です。


貴族 「君の所は良い奉公者を斡旋しているそうでは無いか」


商人 「いいえ貴族様、そんな事はありません、私はあくまで奴隷商人です。奉公は専門ではありませんよ」


貴族 「しかし我が領地ではかなりの評判だ、だから、5、6歳児の幼女を奉公人を紹介して欲しい」


商人 「幼女ですか?それは無理ですよ、そんな年齢の奴隷は居ませんよ」


貴族 「わかっている、そんな犯罪行為はしない、奉公でたのみたいのだ」


商人 「貴族様が奉公の募集をかけた方早いですよ」


貴族 「それも分かるが、何せ大々的に幼女募集なんて言ったらそれこそ、まずいと思わないかい」


商人 「そうですね、普通に聞けば、その手の人と勘違いされますね」 


貴族 「だから、君に頼みたい、それなりの金銭は用意しよう、だから頼む」


商人 「何度も言いますが私は奴隷商人です。奉公もただ、冒険者では目が出ない者を引き取って、仕方なしでやってるだけです」


貴族 「なら冒険者でいい、幼女の冒険者なんてそれこそ目が出ないだろう、勿論、意向は聞くし、無理は言わない、それにその年齢で冒険者をやらざるおえない理由もあるだろうし人助けになるだろ」


商人 「わかりました、でも2点、その年齢の冒険者はそれこそ、滅多に居ませんから見つけるのにも時間が掛かります、それと本当の目的を教えて下さい」


貴族 「やはり、かなりのやり手だね、理由を聞いてくるとは、後悔しないかい?」


商人 「犯罪者になるなら聞きませんよ、そうではないですよね」


貴族 「それはそうだ、犯罪者では無いが、ある意味では犯罪者だ」


商人 「よくわかりません」 


貴族 「そうだな、簡単言えば、親に対してか、生物に対してか、命に対してか、これでは簡単では無かったね。」


商人 「何か壮大な事の様に聞こえますが、魔王にでもなられるおつもりですか」


貴族 「そんな訳ないよ、誰にも話すな!信用し、期待を込めて教える。私は普通の性癖ではない!私は男好き、それも40位が良い。勿論上も下も行ける、後、60過ぎの女性だ。意味が分かったかい、生産性が無いのだよ。ある意味で犯罪者とはそういう事さ」


商人 「聞かなければ良かったと後悔してます」


貴族 「だったら忘れれば良いよ」


商人 「忘れられたらどんなに良いか」


貴族「そうか、まあそうだよな。で目的だが、今付き合っている女性が「小さい頃の孫の面倒を見たい」って言い出してな、流石に困ったよ。孫は居るがもう20過ぎて結婚しているし、既に曾孫が生まれてる、曾孫を譲り受けようとしたのだが男でな。私的には有りなのだが、流石に小さい。話が逸れたね。彼女には他人でも良いからと条件を変えてもらった」


商人 「途中の話は聞かなかった事にしますし、未成年の男が奴隷落ちしても紹介も取引もしません。幼女の件については納得して探してみましょう、幸いギルドの副ギルマスとは良い仲ですから情報をもらいます。」


貴族 「良かったよ。受けてくれて、もし断ってたら、夜道はお尻を気をつけろと伝える所だったさ」


商人 「冗談には聞こえないですね」


貴族 「冗談で無いからね。では君の特殊性癖も聞かせてもらおうか、同じ様な臭いがプンプンしてるからね」


商人 「私は至ってノーマルですよ」


貴族 「そうか、オス犬と・」


商人 「ちょっと待ってください、なんで知って」


貴族 「貴族を甘く見ない方がいい、今日は依頼を受けて貰ったことで満足しよう。連絡楽しみに待ってるよ。勿論あっちでも構わないよ」


何となくで書いたけど本編に入れるのは?でも勿体無いので此処に書きました。

ではまた次回です。

お読みいただきありがとうございます!


少しでも面白いと思ったら、

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皆様の応援が励みになります!

何卒、よろしくお願いします!!

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