1章間話 ギルドのその後 (首謀者) 中編
今回もお読み頂きありがとうございます。
首謀者は副ギルドマスターでした。
副ギルマスの予想という妄想です。
楽しんで頂けたら幸いです。
今後もよろしくお願いします。
まず依頼者は高貴な方、所謂貴族だ。これは依頼料にしても、豪商でもなかなか払えない金額だ。
この貴族の力を使って私を奴隷にすることは間違いない。
ではそうやって、簡単な話で言えば、ありもしない不敬罪で十分だが、今の今まで行なっていない。
二つに理由、一つこの貴族とは会った事無い。もう一つ、私が副ギルマスの立場だから。いきなり無理に貴族と会っても、副ギルマスの立場では、証人の少ない嘘の不敬罪では奴隷落ちにはさせるには弱いのだろう。
ギルドから抗議が上がれば、流石の貴族とは言え証拠が身内だけでは信用問題になり、変な調査が入れば別の犯罪まで調査の手が伸びる。幼女のメスガキを奴隷にしたいクソな貴族だ、叩けば埃だらけであろう。
だから強引な手ではいけない、私を正当な方法または、捜査が行われない罪を被せる事で、逆に言えば、私が副ギルマスから落とすか、沢山の証人が居る状況下で罪を犯すまたは、認める。
そうすれば片方一つまたは両方を行える作戦が見えてくる。
計画の内容は、いきなり見つけたか、攫ってきたか、待望の幼女のメスガキが手に入る。これが発端。事前に私にはメスガキの情報は流していた
もしそこに、冒険者になりたいとギルドに、無能な未成年のガキが私の前に現れた。
しかも依頼通りのメスガキ伴って。必ず飛びつき、攫う。
もし5、6歳のメスガキ1人では流石に不審になり、攫うにしても背後を考えただろう。
それこそ、その時点でこの事に気が付いたはずだ。
しかし12歳のまだ冒険者になり得る未成年が一緒だった事で、メスガキはただの付き添い人にさせる。
私の思考から不信感では無く、美味しい獲物にしか見えなくさせる為に。
しかも私が奴隷商人に手紙を書かせる時間を確保する時間を作る。この手紙はメスガキとの繋がりを確定させた。そしてメスガキの姿を消して、必要に男のガキを追いかけ回させる。
ギルド前を何度も通らせて、ギルド員の反応や行動を見て私の子飼いをチェックする。
男も姿を消させ、私たちが困窮するのを待ち、詫びを入れる為か、確認に来させる。
そこで貴族の名を出し、さらに困窮させると同時に怒りを出させる。ここまでは相手の計画通りだろう。
そして、ここからは予想だ。明日にはまた男のガキがギルドに来る。しかも、貴族からの自分の所有物に対して行なった行動に対しての批難文を携えて。
私がもし怒りに我を忘れていて、唯の無能な平民と思って、この男のガキに手でも上げればすぐに不敬罪の適用になり奴隷落ちが確定になる。
これは回避出来る。
批難文は私の子飼い以外のギルド員に渡す等に指示があるはず、それはギルマスに行くだろう。ギルマスは私に問い詰めるであろう。
私たちが追いかけましていたは事実であり、街の人にも聞いた証拠もある。
どんな目的が会っても、貴族の私物を追い回した事で不敬罪の確定である。
そして、私たち全員が死罪となるところを、貴族の温情にて、奴隷である事や、怪我など無かった事を理由に、また冒険者ギルドの事を考えたことにして、全責任者の私を奴隷にする事で、落とし所をつける。
これで貴族は、冒険者ギルドからの評判は上がるし、メスガキの事も有耶無耶して弄ぶだろう。
奴隷商人は私を大手を振って手に入れ、自分の子飼いを副ギルマスに据えれもらい、今までと同じ様に、裏の奴隷商人を続ける。
しかし、追い回した事を認めなければ、逃げきれれば話は変わる。
私は、とある魔道具を取りに一旦家に帰り、ギルドへ向かった。私たちを監視している奴隷商人の子飼いまたは、貴族の紐付きを特定する為。
私は今は後手に回ってるが最後で先手を取り戻す。
妄想シーン
まず私の持ってきた魔道具、一回だけ使える嘘発見器、かなり貴重で王家や大貴族でも持っていない物。
貴族に使えればいいが、不敬罪になる恐れがある。
追っての追求回避後、男のガキにメスガキが貴族の下にいる事を聞くとこにしよう。間違いなく居るとだるだろう。これを持って衛兵と共に行く。
クソ貴族 「何だお前たちは許可無く、我が屋敷に来るとは不敬罪に値するぞ」
私 「突然の来訪申し訳ありませんが、此処に居る女の子が落とした貴重な魔道具を届けに参りました。」
クソ貴族 「魔道具を落とした女の子だと、そんなの女は居ない、直ぐに帰れ!」
私 「しかし、貴方様の奴隷が此処に居ると証明致しました」
クソ貴族 「そんなのそこの奴隷の勘違いだ」
私 「でもこちらをご覧ください、ハッキリと此処に居ると出ております」
クソ貴族 「それは嘘発見機、何でそんな貴重な物を持っている」
私 「以前冒険者時代に偶然ダンジョンの中で拾った物です」
クソ貴族 「うっ、もしかしたら、昨日奴隷商人から送られた奉公の中に居るかもしれん。私はまだ全員を確認した訳で無いから、今連れてこよう」
私 「いいえ私達が出向きます。奴隷商人がもしかして貴族様を脅す為変な小細工をしている可能性があります、貴族様はまだ、確認前と事ですので、貴族様と一緒に確認出来れば、何が有っても(奴隷紋)奴隷商人の責で有ります」
クソ貴族 「うむそうだな、変な言いがかりをつけられても面白く無い、皆で確認するとしよう」
妄想終わり
これで、貴族は苦しいが言い訳が立つはず。
全責任を奴隷商人に押し付け、私が奴隷商人の主人になってやるわ。楽しみね。
補足です。
副ギルマスは自分で自分の事を天才と思ってます。
現実は戦術については、いい物持ってます。
ではまた次回です。
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