1章間話 その後の王族達 前編
間話の形でその後の王家の様子を書こうと思います。
読んでも読まなくても今後の話に支障無いように書くつもりですが、読んでくれた方が嬉しいです。
色んな形で書いて見ようと思いますので、読み辛いかも知れませんが何卒宜しくお願いします。
ここは、王都の外れに在る王家の別邸。
1人の老人?がベットに横たわっていた。
この老人はこの国の王、あのGの災厄を受けたあの二人達の父親であるが、30代前半の活力に満ちた精彩な顔付きは無く、60を超えた縁側で猫にも嫌われる老人のようであった。
老人ごと国王は、ここ一週間の事、自分の家族、国の行く末を思い、考えていた。
まずは家族、王妃を始めとした子供達。
王は、あのG達を踏み潰しながら、時には叩き潰し、近衛兵長に抱えられながら王城の外に出た。綺麗で壮健な白亜城は漆黒の魔王城と化していた。王はそこで正気を失い、倒れる事になる。
王妃は自室で気を失っていた所を勇敢な女性兵のお陰で王城から脱出した。
王妃は目が覚めると悲鳴をあげ、黒い色をした物に嫌悪を示して、排除を命じた。そして同時に伝令を出した。実家にである。一刻も早く城の側から離れ、安全な場所に帰る為の、迎えの馬車を呼ぶ伝令だった。
持っていける物は無いが、自分の子供だけは連れて行くつもりだった。
その第一王子は不幸中の幸いであった。5年前からずっと眠りについていたので、この災厄の記憶も感情も無い。ただし口内に侵入されたと言う物理的な後遺症さえ無ければ。
そして第三王子は、発生時トイレの中だった。
この第三王子は典型的な我儘俺様王子で、周りのメイドや執事から嫌われていた。直ぐに癇癪を起こし、物を投げ付け、威張り散らす。
次の王になる可能性が最も高い王子で、誰も逆らえなかった。
ここで一人のメイドが、ちょっとした仕返しを行なっていた。バレないような自然な形で、トイレのドアの建て付けを悪くしたのだ。
5歳の子供一人では開かない程度に。
これが悲劇を更なる高みへと押し上げた。
用を終えた第三王子がメイド呼ぼうとした。
この腐れ王子は、メイドにお尻を拭かせていたのだ。自分の手が汚れると言うだけで。
呼んでもこないメイドに直ぐ癇癪を起こし、ドアを叩きつける。これでドアが更に傾き、開閉不可になってしまう。それを待ってましたかのようにトイレに侵入するG達。座ったまま硬直する王子。Gに陵辱されるのであった。
最も後に、「新たな世界が開かれた」と言い、王妃の実家で引きこもり、下半丸出しでGと戯れる生活を過ごしていく。
第二側妃である第一王女、第二王女(妹)の母親は流石に、武家出身であり、嫌悪感を抱きながらも、第一王女と共にGの群れを薙ぎ倒しながら王城を脱出し、直ぐに王都にある実家の屋敷へ逃げ込んだのであった。
ここで妙な噂が流れて始めた。
この災厄は、今亡き第二王女の呪いと言う話である。奇しくも第二王女の誕生日かつ命日である日にこの災厄であり、噂の内容も日に日に大きくまた事実が混ざっていく。
あの日、第二側妃は、女の子であった事で、直ぐに赤子を放置して産後にも関わらず、夫である王に死産したと告げに行ったのである。
そばに居たメイドに殺すよう命じて。勿論、誰もそんな事は出来ない。可愛い玉のような赤ちゃん。その命を断つことなど普通の女性には出来ない。
また、一応は王女なのだ。後々、いくら命令であっても王女殺害の汚名が掛かる可能性は0ではない。
この時メイド達の心は保身になった。自分たちも放置という事に。そう自分達の手でなく自然死。
それはそれで問題だが、在ってない無いような一抹の良心が殺すだけは出来なかった。
メイド達は責任逃れの為全員で側妃を追ってしまったのである。
その後乳母に助けられて、身を隠して生きる事となる。噂は第二王女が生きている事は伏せられ、殺され、埋めれたとか、森に捨てられてなど、そこだけは湾曲させ、非道さを強調されていた。
火消しが最早不可能になり、平民からも軽蔑の目を向けられ、貴族達からは恨まれ、家族達からも側妃であるのにも関わらず出て行けと言われる始末。
自分の子を赤子を簡単に殺せと命じる残虐の母、側妃としても人としてももう這い上がれないとこまで落ちていくので在った。そんな噂の真相を確かめるべき第二側妃の父と対話する事になる。
補足です。
第二王子ごとディーは、第三王子との面識は有りませんが、裏では色々と嫌らがらせをしていました。
ディーも知っていましたので、報復対象です。
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