1章 第四十話 私の呼び名はラファです
本日もお読み頂きまして、ありがとうございます。
目標の1章完結です。一応冒険者になる前までです。
今後は冒険者になった後を書いていきたいです。
2章前に少し、お城でのその後と、ギルドのその後を挟みたいと思います。
今後もよろしくお願いします。
妹サイド
伝統の呪文イマイチでした。
何がいけなかったのでしょうか?お風呂もご飯も準備してませんし、時間も時間でした。分かりません。
お兄様は、呪文に掛かった様子はありません。
そもそも、どんな反応が正しいのでしょうか?もっとお勉強が必要です。
でもお兄様は「元気が出た」と言ってくれましたので、これは回復魔法に違いません。お嫁さん専用です。今後も使っていきましょう。
お兄様は直ぐにでもこの街を出たいそうです。それは私も賛成です。悪臭だらけのギルドには行きたくもありません。喜んで大賛成です。
お兄様も寂しかったのですね、私と一緒に居られないのが。私も寂しかったです。
次の街は悪臭がなければ良いです。
それに卵です。至高のマヨネーズが作れなくなります。一度魔法で作ったマヨネーズを飲みましたが、絶望しました。
お兄様の手作りマヨネーズとこんなにも違うとは思いませんでした。生きる希望を全て奪い取られたそんな気持ちです。
お兄様が一生懸命混ぜている時に混ざる、汗、息、唾液がここまでの差をあると思いませんでした。
いいえ思い知らされました。私にはお兄様が必要なのです。居なくなってしまったら、私は私で居られなくなると言う事です。改めて実感してしまいました。
そして、お兄様のマヨネーズが無い事も同じ事です。
だから卵です。お金が入りましたら、大人買いです。大人のように買います。早く次の街に行きましょう、お兄様。
いつものクンカクンカタイムです。お兄様のお服は穴が4つになってます。これでパワフルクンカクンカタイムに進化します。
今日も時間が有りません。限りある時間でお兄様成分を満たさなければなりません。
いざとなったら穴から舌を差し入れます。
それとも首筋にダイレクトアタックでも良いかもしれません。ライフポイントが無くなっても、辞めません。
カードを引き続ける限り私のターンです。
でもまだ私の冒険者カードが有りませんでした。
今日はクンカクンカで勘弁してあげるのです。
街に着くと早速「ギルドに行くよ」と絶望を告げる即死魔法をお兄様は放ちました。効果は抜群だ。そんなセリフが頭に響きます。
気がつくと、どうも冒険者登録が終わってました。後はカード作成待ちだそうです。何でも記載する書類は、無意識で書いていたそうですが、それを見たお兄様が慌てて書き直したそうです。
お城とか王女とか書いていたみたいです。
それで私の登録名は天使だそうで呼び名はラファ。お兄様曰く呼び名も天使の意味だそうです。
お兄様は、お兄様で登録して呼び名は、ディーとしたみたいです。登録名と呼び名を変える事で冒険者カードの安全対策ができる上、盗難、なりすましを防止しているそうです。
私もこれからディー様と呼んだ方が良いでしょうか?でもやっぱり、お兄様はお兄様です。
その後、以前に森で採取した果物さんたちを買ってもらいました。すごいお金になったみたいです。
バナナも売ってしまったのは残念です。
でもこれで卵が買えます。マヨネーズ祭りです。沢山作りましょう、大丈夫です。余る事は有りません。全部、飲み干します。
補足です。
冒険者カードでは登録名と呼び名の二つを記録します。
一種のセキュリティーです。別のギルドなどで本人確認を簡易に行う為です。
では、次回です。
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