1章 第三十八話 今日のクマさんは物知りです
本日もお読み頂きましてありがとうございます。
よくよく書いて来ましたが、主人公達の名前が付いてません。1章最後には登場させます。決して作者が、名付けのセンスが無いからでは無いと思っております。
では今後もよろしくお願いします。
くまさんが持って来た2つの物、片方は分かります。
エプロンです。ピンク色したフリルが沢山付いた可愛い服です。お兄様がご飯を作る時、「汚れないように」と作ってくれた物です。
あの時のお兄様は少し怖かったです。
「お手伝いします」と言ったら、お兄様のお目目から凄い勢で涙が流れて来ました。
お城でもお手伝いしていたのに。確かにお城では「お手伝いします」と言っては無いです。
「遊んで下さい」でしたが、小麦粉を一緒にコネコネして遊んで居た気もします。でも立派なお手伝いでした。その時お兄様の涙をコップにいっぱい入れて、マジックバックに保存してるのも秘密です。
今は少しですがお野菜を洗ったりする時に着ます。
「メモリー拡張」とお兄様が呟きながら、ご飯を作ってくれます。
そんなエプロンが必要と持って来てくれました。
これには納得です。“ご飯にする”とはご飯を食べる事、または作る事です。だからエプロンです。
クマさんは頭いいです。
でも、もう一つが分かりません。
これはお兄様が買ってくれたピンク色のたまごです。卵と言っても卵形で食べられません。
良く見ると魔道具でしたが、魔石が有りません。だから何をする為の物か分かりません。
クマさんは何だか魔石が無い事に気付いてなかったようで、無いと分かったらonzの形で落ち込んでいました。
この愛の家は、魔石無しで動くので魔石は必要無いのです。だから置いて有りません。私も動かせなかったのです。お金もないみたいですし。
今度沢山稼げたら、魔石を買って動かして見せます。
でも今日のクマさんは、昨日より表現豊かです。昨日はくまさんとポーズの練習をしましたが、昨日は表現豊かというより鬼教官?って感じでした。
腕の角度とか、凄く細かいとこまで教えてくれました。お兄様の為に頑張りました。最後には何か紙を渡されましたが、読めなし、喋れないので分かりませんでした。
今日のクマさんは、改めて部屋を見回します。
ピンク色のたまごはやっぱり魔石が無いと、使えないようですので棚に戻しました。
その後クマさんは紐とか首輪(何処に有ったのでしょう?)下着とか持って来ました。下着は広げたりしてましたが穴でも空いて無いか確認でしょうか?
ヌルヌルした食べ物を持って来た時は、お腹でも空いたのかと心配しましたが、ぬいぐるみなので食べる事はでないなーと思い直しました。
色々持ってきてくれましたが、結局エプロンと髪に留める飾りだけ採用しました。
エプロンをつけた時、服をひかれましたが、髪でも付いていたのを落としてくれたのだと思います。
喋れないので分かりませんがきっとそうです。
なんと言ってもクマさんはonzの姿勢で髪の毛を探してくれてますから。
そうしているうちにお兄様の匂いが突然強くなりました。帰って来ました。急いで玄関?に向かいます。
呪文を唱えるのを今日も忘れてダイブしてしまいました。すりすりをしてお兄様成分補充です。
お兄様のお顔見ると汗をかいてます。舐めたいです。「ただいま、お兄ちゃんちょっとトイレ行ってもいい?」と言われたので、直ぐに降りました。
おトイレ我慢してたのですね、お嫁さん失格です。
頭を下げて「ごめんなさい」と言おうよしましたが、何故か頭撫で撫でされました。
驚いて顔を上げましたが、その時にはお兄様はおトイレに入るところでした。やっぱりお兄様優しいです。
おトイレで無ければ、グリグリからのナメナメでした。
お兄様が出てきたら、伝統の呪文を唱えます。私以外用意してませんが、大丈夫ですよね。ね、お兄様
補足です。
今回のクマのぬいぐるみはご存知の方が動かしてます。
お兄様不覚です。喋れないのが唯一の救いです。
お兄様が帰ってくると、自動で魔法が切れてぬいぐるみに戻ります。
ではまた次回です。
お読みいただきありがとうございます!
少しでも面白いと思ったら、
ブックマーク&下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです…!
皆様の応援が励みになります!
何卒、よろしくお願いします!!




