1章 第二十九話 重要な物は提出前に確認しよう
本日3話目の投稿です。皆さんの応援のお陰です。感謝
ザマぁを書きたいと思いつつ書けずにいます。今度纏めて書こうかなと思ってます。
今後とも宜しくお願いします。
不快な目を受けつつ、登録窓口でない緊急依頼窓口へ向かった。
周りの目が変わった。
冒険者も特定のギルド員も。
まあ、俺がここで昨日の保険内容を話したり、つけ回された事を告げても証拠もないし、意味も無い。
だから、力を見せる。厨二チックに”深淵の魔術師“なんていいながら。でもやらないよ、そんな年(実年齢40は超えてる)でも無いから。
分からないように魔法を使うけどね。
まずは窓口のまともなギルド員に、一枚の紙を渡す。
ギルド員は中身を見て、慌て2階にあるギルマスの部屋へ駆けて行った。
冒険者または関与してギルド員は少し汗かいている様に見えたが、1人まあ首謀者は、最初から変わらない状況で目の前書類を見ていた。
俺の視線を追っていたのか、首謀者の様子から大丈夫?と思ったのか気配が変わった。
内心俺は逃げる奴が居なくて良かったなんて思った。
咄嗟に結界魔法をかけて、出れないようにしようと思ったが、魔法を待機状態にしてギルマスの登場を待った。
暫くすると顔を赤く染めたギルマスが降りてきたが、どうもなんだか怒っているいるようだ。
ギルドの失態だから怒る事も有るだろうけど、怒りの矛先は俺のようだ。
ギルマスが俺の前に来るなり「奥に来い!」と此処から連れ出そうとしたが、俺には此処の一連の関係者を逃げないように監視する必要もあったし、奥に行ってる間に逃げられても面倒だ。俺は首を横に振った。
俺はまだ冒険者で無ければ、ギルド員でも無い。従う義務もない。
ギルマスは、此処から強引に連れ出す事は出ないので、諦めてカウンターの反対に腰をかけた。
そして、先程渡した紙を他の者に見られないよう差し出して「何が目的だ」と小さな声で聞いてきた。
一瞬意味が分から無かった。
内容を見れば一目瞭然、腐敗した人間の排除、処罰だ。保険内容の件は今まで相談はあっただろうが、現状が変わってない限り証拠が無かったのであろう。
でもこの紙には家探しの結果やら証拠になる書類の位置、その証拠の概要また奴隷商人に売った人の内容まで書かれている。
ふと、紙に目を落とすと「あっ間違えた」と漏らしてしまった。
これは念の為用意したギルマスの趣味らや性癖が書けれた紙だった。
家探しをしていたの結果で、情報整理し、念の為で持ってきていたが、ギルマスが断ったり、イチャモンをつけたら出そうと思っていた。
順番が逆に、しかもご立腹な状態。周りも昨日の件だと思っていたが、雰囲気的に違う様なので、???が頭に浮かんでいた。
その中で1人、顔色が赤いのか青いのか、先程ギルマスを呼びに行った、百面相のギルド員だけが異常だった。
理由は分かるよ、この紙の書かれている当事者の1人だし、なんて言ってもギルマスの恋人だしね。
まさかギルマスが男好きとは、しかもお相手もそっちの趣味。こんなのをバラされたらたまったもんではない。俺は正規の紙を確認して、無言で差し出した「これが目的です」と思わせるようにして。
補足です。恋愛自由では有りますが、この冒険者の国では、禁忌になってます。他の国に行くとOKな所もあります。妹ちゃんもお兄様もまだ知りません。
ではまた次回です。
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