1章 第十二話 マヨネーズは飲み物です。
短いですが妹ちゃんサイドです。妹ちゃんは匂いフェッチです。そしてマヨラーになります。方向が違いますが。そんな妹ちゃんをも守ってください。
妹サイド
お兄様が部屋から出ていってしまいました。残念です。もっとも私がくまさんにお兄様の良いところをご説明していたから、いけなかったのです。
しかし、このくまさんはすごいです。
お兄様には劣りますが、このフカフカ感は、お兄様にはない物です。
気づいてしまいました。お兄様がこのぬいぐるみに入ってしまったら、危険です。脱出不可です。むしろ私もぬいぐるみに入れば、囲まれるお兄様の匂い、体温、そして密着度。我ながら天才です。そこは私とお兄様だけの世界。そうしたら・・・。やめましょう。
これ以上は帰って来れなくなります。お兄様ワールドから。
でもやはりこのベットにぬいぐるみは反則です。お兄様が居ないのにネムネム状態です。ちょっとだけ、と呟いて目を閉じてしまいました。
次に目を開けるとお兄様の等身大人形が見えました。精巧な作りです。お兄様鑑定特級資格保持者を持っても区別が出来ないほどです。髪の毛の数もホクロの位置も増して指紋まで一緒とは、私でさえ作成は不可能です。しかし、一点だけ本物とは比べものにならない小さな鼓動音ですが、お兄様の鼓動波形と同じです。
寝起き状態で気づくのが遅れました。本物のお兄様でした。お人形さんは心音は有りません。幾らお兄様のお人形さんでも。お嫁さん失格です。私は何度失敗すれば良いのでしょうか?お兄様をお人形さんと見間違えるなんて、でもお兄様もいぢわるです。寝起きに愛の試練なんて、私がお兄様を愛しているなんて分かってるくせに。だから、一瞬でも人形と間違えた事は言わないですよね。だから気持ちを思いっきり込めて「おはようございますお兄様(ラブリー笑顔で)」
でもお人形試練が終わりません。15分もの間、お兄様のお顔を瞬きせず堪能出来ましたが、どうしたら終わるのでしょうか?。お兄様がやっと「おはよう」と言った所で終了のようです。これからお兄様とご飯です。ドアを開けるとなんとも言えない良い匂いです。お兄様熟成3日履き下着にも優る匂いです。
テーブルには美味しそうなお料理が並んでいます。背がまだ低いのできちんとは見えませんが、私にはわかります。
お兄様の愛が詰まったご飯です。いつものようにお兄様が抱っこして椅子に座らせてくださいましたが、今日はグリグリは無しです。
抱っこして見えたテーブルに並ぶご飯さん達。女将さんのご飯も美味しいかったですが、これは間違いなく女将さんを超えてます。今から覚悟が必要です。お昼の失態は挽回します。お兄様のお嫁さんとして毅然たる態度で頂きましょう。
またも、失態です。お兄様が反対に御座りになっているのに、私の顔を見ているのに、私の手が止まりません。何ですか、この唐揚げと言う食べ物は、外はカリッとした感じなのに、中からは柔らかく溢れる美味しさ。冷しゃぶと言うさっぱりなのにほんのり甘みの美味しいさ。
極め付けはこのマヨネーズと言う飲み物です。後からお兄様に「飲み物ではないよ、調味料だよ」と言われましたが、間違いです。いや飲み物でもあるが正しいです。私はマヨネーズの虜です。明日からお兄様にお願いして1日1コップマヨネーズです。
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マヨネーズ最高とか
匂いフェッチ幼女最高
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