2章 第五十七話 キャトラの災難
本日二話目です。投稿が少しづつ遅れて来てます。
2章完結まで、今のペースで頑張りたいです。
宿に帰るともうかなり遅い時間だった。
妹もティファちゃんもぐっすりだ。
お風呂は朝にしようかな?近くに温泉みたいなのがあった気がするし、クラウドさんが帰って来たら聞いてみよう。
“トントン”
ドアをノックする音が聞こえた。クラウドさんかな?早すぎる気もするけど、走って帰って来たのかな?
まさか俺とエアリスさんを疑ってるのか?
過保護と言うか、お熱いと言うか。
仕方ないか、エアリスさん魅力的だし。
俺はドアを開けたが、ミニエアリスさんごと、ティファちゃんだった。
「あの、あの、お兄ちゃん今日はありがとう、お兄ちゃんの背中で目覚したけど、安心しちゃって眠っちゃた。だからありがとう言えなくて、今になっちゃった。
ごめんなさい。それでそれで、だだだいい・・・おやすみなさい」
すごい早口で、最後は噛んだな。ゆっくりで良いのに。
「クスクス、あの子すごく緊張していたみたいね」
あ、エアリスさん。一緒だったんですか?
でもすいません、何か羽織ってください。目の毒です。
「あら、ディーくんも男の子なのね。こんなおばさんでも、良いのかしら」
ダメーーーー!
前世ならル○ンダイブものです。
クラウドさんが帰って来る前に戻って下さい。
「この反応なら、あの子も大丈夫そうね、おやすみディー君」
もうエアリスさんは、自分の魅力考えてください。クラウドさんによく言ってもらおう。
でも自業自得か。
もう先に寝てしまおうかな。変な気分になる前に寝るが一番。
”ドンドン“
ノック音じゃ無いな、壊れるぞ。
「今開けますから、壊さないでください」
俺がドアを開けると、クラウドさんが部屋に飛び込んでベットを見て、クロゼットを開けた。
「ディー君信じてたよ」
どこも信じてねーよ。この人は。
「で、妻がここに居たと思うけど、どうしてだい?何があったのかな?」
何故分かる。そこはドアの外ですよね。居てもおかしく無いと思うのですが。
「えーとですね、ティファちゃんが目を覚ましてお礼に言いに来てくれたのですが、その付き合いで来ましたよ」
「ディー君まさか親子ド」
「違います、しかも、そこ廊下ですよ、全く。もう寝ましょう」
クラウドさんの言葉に思いっきり被せた。
何を言う気だ。変態オヤジめ。
もしかしてNTR属性か?なんかこの世界っておかしな人多いぞ。まともな人プリーズ。
「おっと寝る前に、説教だよ。誘拐犯を追った時の事、少しは大人の言うことを聞くもんだ。
しかも、ラファちゃんまで連れて行くのは感心しない。
ディー君は確かにティファを助けてくれた。
感謝してる。けどもし君に、ラファちゃんに、何かあったら、俺は死んでも、死ねない程、悔いが残っただろう、それは二年前と同じ、それ以上にね。
俺たち家族は、君達に出会えたことを感謝してる、大事に思ってる、だから無茶はしないでくれ」
ウー、心配も感謝も嬉しいけど、過剰だよな、やっぱり何か気付いているよね。
「すいません、今後は気をつけますが、多分同じことします。それが俺ですから」
事実だけ伝えておこう。反省はするが、後悔しない、そして繰り返す。あれこれってクリスさんじゃね。やばいな。他人の振り見て、自分も真似しろになってる。
「まったくディー君は、もう少し大人になったら良い男になるが、まだ子供だ。だから痛いの行くよ」
クラウドさんの手がゲンコツモードになってるな。まあ甘んじて受けておきますか。別に痛く無いから。
「ニャギャーーーーーー!」
「「キャトラ!!」」
ポテ。頭から落ちた。生きてるか、そうか死んだか、最後にクサヤ味ご馳走したかった。
墓には、山盛りの納豆味を供えてやる。
達者でな。
「ニャーーー!ニャーにゃーーー」
おっと生きてたか。しぶといな、サ○ヤ人の血流れてる?
必死に謝るクラウドさん。気にしないで良いですよ、所詮は、ダメ猫だ。
大盛りのキャットフードやるから、鎮まれ。隣に迷惑だ。
「ホレ、食え」
味は新作だぞ。猫大好きお魚さん、ニシンの塩漬け味。
匂いは、食べたら分かる飼い主に優しい設計だ。
「ニャボ」バタ。
一口一声か。納豆を超えたな。破棄決定。
「ディー君、キャトラは無事かい?結構強くいったから、ご飯も食べずに寝るなんて心配だよ」
クラウドさんもすごいです。あれ見て寝てるなんて思えるのは目が凄いです。口から泡吹いているのに。
明日には起きますよ。さあ寝ましょう。
おやすみなさい。
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