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神殺しの獣  作者: Key-No.92
第二章 冒険者への軌跡
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第三十二話 幸せの裏側には




 冒険者ギルドにある施療室に、咲弥達は集まっていた。

 咲弥はベッドの端に枕を置き、もたれて座っている。

 (そば)にある椅子に腰をかけているネイが、呆れ声で言った。


「ほんっと! 呆れるわ。施療室送り何回目?」

「うぎゃっ!」


 咲弥の膝辺りに、ネイが力強くどんっと足を乗せてきた。

 怪我が残っている箇所(かしょ)を、わざと狙ってきたに違いない。

 まだ完全には、傷が()えていないのだ。


 限界突破した治癒(ちゆ)の紋章具で、確かに場は静められたが、結果的には、体に尋常ではない負担をかけた様子であった。

 重症の場合、本来は複数回に分けて治癒する必要がある。今回みたいな治癒では、必ず(ひずみ)が出るのだと教えられた。


 実際、これほどの大怪我は、初めての経験ではある。

 無我夢中だったのもあるが、想像以上の無茶をした。ただわかってはいても、きっと同じ行動を取ったとは思える。

 咲弥は申し訳ない気持ちで、ネイの不満顔を見つめた。


「いいようにやられちゃってさ。それでも本当に冒険者?」

「ははは……僕はまだ、初級なので……」


 言い訳じみた返しをするや、ネイは唇を尖らせた。


「うりっ! うりうりっ!」

「あいだだっ! ちょ、ちょっと! あいだだだだっ!」


 ネイが足の(かかと)で、ぐりぐりと攻撃してくる。

 ゼイドがため息まじりに、制止の声を上げた。


「おいおい、怪我人だぞ。それぐらいにしてやれ」

「まったく……」


 ようやく、ネイが床に足を戻した。

 咲弥は痛みの余韻(よいん)を抱えながら、心の中でため息をつく。

 ネイは今回の結末に、まだ不満を覚えているのだろう。


 本来は冒険者ギルドや、国の機関が動くほどの事件だが、個人間での問題という形で、咲弥は場を収めることにした。

 彼女はきっと、それが気に入らないに違いない。

 確かに咲弥は集団暴行を受け、そのうえ殺されかけた。


 その事実は、どう足掻(あが)いても(くつがえ)りはしない。しかし紅羽の拉致(らち)はただの嘘であり、当の本人は無傷そのものだった。

 だからこれ以上、大事にはしたくないという理由もある。


 もう二度と、こちら側に下手な手出しはしない――

 そう固く誓ってくれさえすれば、それでいい話だった。

 とはいえ、今回の件で元部隊長のレオルは最下級へ降格、そして加担(かたん)した者達も、厳罰(げんばつ)を下されることとなるらしい。


 そのときに聞いた話だが、レオルの(たくら)みを密告したのは、紅羽をよく知る男だった。騎士団と初めて遭遇したときに、紅羽に近寄っていた男だと思われる。

 彼の勇気ある行動がなければ、死んでいたかもしれない。

 咲弥はぞっとしつつ、ネイに言い訳じみた言葉を投げる。


「まあ、今回……紅羽が、人質になってると思ったんです。まさか変身する術者がいるなんて、考えもしませんでした」

「よく確認しなかったからでしょう? ピンキリだけどさ、術者はみんな大抵どこかしら、妙なブレや違いがあんのよ」


 ネイの発言を聞き、団長の姿が脳裏によみがえった。

 よく思い返せば、団長は写真から名指しで言い当てていた気がする。ただあのときは、とにもかくにも必死であった。

 そんなことにまで、意識が回るはずなどない。


 少なからず咲弥には、紅羽本人にしか見えなかった。だがおそらくは、どこかに奇妙な違和感があったのだろう。

 しかし写真はもう手元にないため、確認するすべはない。


「まっ、それがわかったところで、仲間が捕らわれてるって思ったら、やっぱり気が動転して、冷静な判断は難しいか」


 ネイは両手を小さく広げ、やれやれと首を横に振った。

 咲弥は小刻みに(うなず)いて応える。

 ゼイドが(あご)に指を添え、虚空を見上げながら(つぶや)いた。


「とはいえ、紅羽が簡単に捕まるとは思えねぇがな」

「ははは……僕も写真を見たときは、凄く半信半疑でした。ですが、もし捕らわれていたらって、そう考えたら……」

「まあなんにしろ、無事でなによりだ」

「ありがとうございます。ゼイドさん」


 ゼイドにお礼を告げてから、紅羽に視線を移した。

 第八区での出来事以来、紅羽は無言を貫いている。


 怒っているのか、または悲しんでいるのか、それとも落ち込んでいるのか――無表情からでは、なかなか判断が難しい状態だった。

 彼女の心情ははかり知れないが、咲弥は声をかけてみる。


「紅羽も、心配かけさせてごめんね」


 紅羽の紅い瞳が、咲弥のほうへ向いた。


「いいえ……」

「……もしかして、何か怒ってる?」


 咲弥はおずおずと問いかけた。

 少し沈黙したあとで、紅羽はゆっくりと声を(つむ)いだ。


「手の届かない場所までは、私の力は及びません。第八区へ向かっている間、咲弥様にもしものことがあったらと……」


 どうやら、怒っていたわけではない様子だった。心に湧く不安に悩まされ、彼女はただじっと耐え忍んでいたらしい。

 紅羽はせつない表情で胸に拳を添え、か細い声を紡いだ。


「私は……また……」


 まだ言葉が続きそうな響きがあった。

 しかし紅羽は視線を落としたまま、閉口を続けている。

 咲弥は小首を(かし)げる。


 以前も似た展開があったか、漠然と記憶を掘り返した。

 あるいは、咲弥と出会うよりも昔の話なのかもしれない。紅羽の過去は、精神世界でほんの少し見たことがあった。

 ただ写真にも似た光景だけでは、実際はよくわからない。


 さきほどの口ぶりから察するに、きっと手の届かなかったところで、彼女は大切な何かを失った経験があるのだろう。

 顔を伏せる紅羽に、咲弥は(つと)めて優しい声で言った。


「心配かけさせて、本当にごめん」

「いいえ。しかし、私なんかのために――」

「紅羽」


 紅羽の言わんとすることを予測し、咲弥は素早く(さえぎ)る。

 彼女の紅い瞳を、咲弥はまっすぐ見据えた。


「僕が初めてチームを組んだのは、ネイさんとゼイドさん。だけど、仲間と呼べる人ができたのは、君が初めてなんだ。僕だって、紅羽とおんなじだよ」

「同じ……?」


 紅羽の問いに、咲弥はこくりと(うなず)いた。


「手の届かない場所までは、どうしようもできない。だから手の届く範囲は、たとえ命をかけたとしても護りたいんだ。写真の相手が誰だったとしても……僕はばかだから、きっと同じようにしてたと思う。でもさ……」


 静まりかえる室内に、咲弥の声だけが響く。


「紅羽に、そしてネイさんやゼイドさんは……もっとずっと特別な存在なんだ。こんな僕のために本当にたくさんの力を貸してくれる……だから僕にとっては、かけがえのない――心から大切な仲間だと思ってるんだ」


 これは、咲弥の素直な本心であった。

 唐突(とうとつ)に見知らぬ世界へ送り込まれ、巡り合えた仲間達――咲弥からすれば、何物にも代えられない大切な存在なのだ。

 だがしかし、だからこその苦しさも(ともな)っている。


 天使の誓約のせいで、はっきり事情と目的を明かせない。

 たとえ、咲弥にそんなつもりはなかったとしても、まるで(だま)しているような、そんな気にさえなっている部分だった。

 咲弥は笑みを作り、本心を吐き出し続ける。


「かけるよ。何度でも。護れる可能性が少しでもあるなら、僕はこの命をかける。だってそれが、僕なりのお礼だから」


 それが仲間達への贖罪(しょくざい)とは、決してならないだろう。そう理解をしているうえで、これが精一杯の罪滅ぼしであった。


「もちろん、ロイさんやレン君達。ミリアさんやギルド長も……僕なんかで助けになれるなら、頑張りたいと思うんだ」


 しんと静まったのち――ネイが吐息をつき、肩を(すく)める。

 そしてベッドに片手を乗せ、ぐいぐいと迫ってきた。

 彼女の深い胸の谷間に、つい咲弥の目が移る。


「しかし、こんなぼろぼろじゃあね? 命がいくつあっても足りないっしょ?」


 ネイに人差し指で、咲弥は額をつんと押された。


「うっ……それは、そうですね……」

「咲弥の言った通り、だからチームを組むんだ。それぞれが護り合えるためにな」


 (ほが)らかに笑うゼイドに、咲弥は(うなず)いて応える。

 ネイが半目でゼイドを(にら)み、やれやれとため息をついた。


「第八区まで、あんただけめっちゃ時間かかってたね?」

「はん……無茶いうぜ。オメェらみたいな素早さはねぇよ」

「あんたが来た頃には、もう全部終わっちゃってたね?」

「ほんなら翼をくれ。俺は獣から鳥にだってなるぜ?」

翼人(よくじん)にでも頼もっか?」


 いつものやり取りを始め、咲弥は安心感をもって眺めた。

 そのさなか、紅羽が迫ってきたのを視界の端で捉える。


 紅羽はベッドの(きわ)に腰をかけ、咲弥の手を取った。彼女の滑らかな両手の感触に、咲弥は不意のドキドキ感を覚える。

 ふわりと寄った紅羽の豊満な胸に、つい視線が向かう。


「こことは別の施療室でした話を、覚えていますか?」

「あぁ、えぇっと……」


 あまりにも情報が多過ぎて、どれのことかがわからない。

 咲弥が視線を泳がせ、考えている最中に紅羽は続けた。


「私も命はかけますが、死にません。ですから、咲弥様――あなたも命をかけたとしても、死なないと誓ってください」


 紅羽の発言を呑み込み、咲弥は少し戸惑ってから(うなず)いた。

 まっすぐ向けられた紅い瞳を、咲弥は真っ向から見返す。


「誓うよ。僕だって、別に死にたいわけじゃないからね」

「本当に信じても、よろしいですか?」

「うん。もちろん」


 紅羽は神々しい美貌(びぼう)に、優しい微笑みを(たた)えた。

 不意打ちの微笑みに、咲弥はどきりとさせられる。

 紅羽は咲弥の両手を離し、小さく頭を下げた。


「私のために、騎士団の暴行を必死に耐え続けてくださり、ありがとうございました。咲弥様のお気持ち、心から(うれ)しく思っています」

「うん。無事で、本当によかった」

「それは、こちらの言葉です」

「え?」

「本当に――目を離せば、すぐぼろぼろになるのですから」

「ははは……」


 咲弥は自然と苦笑が漏れる。

 つい最近、今と似た記憶がよみがえった。

 ネイの言葉通り、短い間隔(かんかく)で施療室送りにされている。

 自分の不甲斐(ふがい)なさに、咲弥は静かにため息をついた。


「アニキィー!」


 仰々(ぎょうぎょう)しく扉が開かれ、綺麗な女顔をしたレンが現れた。

 半泣きの形相で、レンが飛びついてくる。


「ぐへっ……!」

「あのクソ騎士団どもにやられたって、本当なのかいっ?」

「だ、大丈夫。もう、問題、ないよ?」


 咲弥は痛みを必死に(こら)え、かろうじてレンを(さと)した。

 嫌な汗が、全身から噴き出したのを自覚する。

 女にしか見えない顔で、レンは上目遣いに見つめてきた。


「本当に、大丈夫なのか?」

「う、うん。さっきまで……はね……」


 咲弥の心情も知らず、レンは勢いよく立ち上がった。

 そして、宙に拳を何度も放つ。


「あんのクソ騎士団ども! ほんとマジで、許せねぇよ! アニキに負けた腹いせに、人質を取っての復讐だなんて!」


 もうそこまで話が回っているのかと、咲弥は少し驚いた。

 開いたままの扉から、小太りした少年が歩み寄ってくる。


「アニキ! これ、マスターからの差し入れです!」

「あ、クァン君。持ってきてくれてありがとう」

「い、いいえ! アニキのためなんで!」


 クァンがカップを、咲弥に手渡してくる。

 差し入れの正体は、どうやらリャタンのようだ。


「これでも飲んで、早く元気になれ。だ、そうです」

「そっか。マスターにも、またお礼を言わなきゃだね」

「おぉい」


 今度は、栗毛のロイがやってきた。

 その手には、なにやら雑誌らしきものがある。


「ロイさん」

「今日一日は、ここで安静にしてんだろ?」

「あ、はい」

「なら、これは必要かと思ってよ。ほれ」


 ロイは言葉終わりに雑誌を投げ、ベッドへと落とした。

 咲弥は視線で追い、表紙を眺め――


「いっ――?」


 かなりいかがわしそうな、大人向けの雑誌の様子だった。

 きわどい格好の女が、蠱惑的(こわくてき)な眼差しをして写っている。

 ネイが嫌悪感(けんおかん)たっぷりの表情で、雑誌をさっと拾った。


「あんた、なに渡してんのよ?」

「男にはな、こういうのが必須(ひっす)――神具の一種なんだよ」

「あんたのお下劣脳(げれつのう)と、私の荷物持ち君を一緒にすんな」

「軽装露出たっぷりのテメェに、言われたかねぇや」


 ロイの呆れ声が飛び、ネイは自身を抱き締めた。


「やだ。あんた、私のことそんな目で見てんの?」

「獣人さながらの格好してりゃ、誰でもそう見るだろうよ」

「……紅羽、言ってやりな」


 ネイの催促に、紅羽がロイのほうを向いた。


「最低です」

「はぁ……女にゃあー、この気持ちはわからんか」


 ロイは肩を(すく)め、ため息まじりに首を横に振った。

 ネイは雑誌を手にしたまま、部屋の端へと歩み寄る。

 そして窓を大きく開け、雑誌を空高く投げ捨てた。


「あぁああああああ! なぁにすんだよ!」

「ふんっ!」


 ロイの叫びを聞きながら、夜空を舞う雑誌を眺める。

 投げの達人ネイによって、奇妙なほどよく飛んでいた。

 ネイは若草色の紋様を浮かべ、力強い声で唱える。


「風の紋章第一節、暴虐(ぼうぎゃく)の風神」


 紋様が砕けるや、緑黄に色づいた暴風が外へと流れた。

 激しい風が粉々に雑誌を裂き、はらはらと散っている。


「よし」

「よし……じゃねぇよ!」


 ロイの抗議(こうぎ)に、ネイは冷ややかな眼差しを送った。


「次、きもいの差し入れたら、あんたも一緒に裂くから」

「うっ……」


 ロイはうな垂れ、悲しそうな顔をした。

 これには咲弥も、苦笑するほかない。

 本音を言えば、少し中を覗いてみたかった気持ちはある。とはいえ、女性陣の反感を買うほどの勇気はもっていない。


「中の()達も頑張っているのに、酷いもんだねぇ」


 咲弥は目を大きくして、唐突(とうとつ)な男の声を振り向く。

 いつの間にか、部屋の隅にギルド長がいた。物思いにでも(ふけ)るような姿勢をして、窓越しに遠くのほうを眺めている。

 ネイが怪訝(けげん)そうな顔で(つぶや)いた。


「ほんと、神出鬼没(しんしゅつきぼつ)よね」

「そうかい? 自分では普通のつもりなんだがね」


 ネイは、苦笑しながら首を横に振る。

 ギルド長は帽子をかぶり直してから、咲弥へ歩み寄った。


「大変だったみたいだね?」

「あ……すみません……」

「別に謝る必要はない。仕事はこなしていたし、騎士団とは決着がついているみたいだから、こちらはノータッチだ」

「……はい」


 ギルド長は、(ほが)らかな笑みを浮かべた。


「とにかく、本日で罰期間は終了だ。ご苦労だったね」

「いろいろとご迷惑をかけてしまい、すみませんでした」

「なあに。君の手伝いで、助かった者も多いさ」


 お世辞かどうか、咲弥には判断がつかない。


「そうであれば、よかったです」

「明日からはまた、冒険者として(はげ)んでくれ」

「はい!」


 咲弥は可能な限り、元気な声で返事をした。

 するとゼイドが、途端にあっと声を上げる。


「そうそう。そう言えば、いい依頼を見つけているんだが、またみんなでチームを組んで、一緒にやらないか?」


 ゼイドからの提案を、咲弥はとても(うれ)しく思った。


「はい! ぜひ、よろしくお願いします」


 本当なら、あまりよろしくはないのだろうが――その日の施療室は、ほんの少しだけ騒がしく、そして(にぎ)やかだった。

 見知らぬ世界で少年は、また新たな明日を迎えるのだ。





 ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。

 今回は、短編〝ふう〟仕立てでのお話でした。


 なので、本日は蛇足まじりの小話をいくつか――


 ローレライ編ですが、実はかなり悩みました。

 最期にチェリッシュのために、音色を奏でさせたいという構想はありました。

 ただ、アンリを知らない状態で敵対した場合、音色で人を惑わせるハープの破壊を考えないのは、かなり変なんです。

 ですから、泣く泣く今回のような形となりました。


 罰期間編での、ちょっとしたお話。

 紅羽の固有能力の詳細を、咲弥が知る場面は本編で書いておりません。

 行間を読む――ではないですが、移動中の馬車内の時間、酒場での時間、就寝前の時間と、案外二人きりになる場面は多いです。

 ですので、知らないところでお喋りしているのかな。と、そこを妄想、夢想していただけたら幸いです。


 絶対に語らなければならない場所は、描写するんですが、これぐらいなら、まあ、ねぇ……? といった感じです。


 以上、お読みいただきありがとうございました。

 それから、ちょっとしたお願い。

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