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神殺しの獣  作者: Key-No.92
第一章  王都を目指して
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第二十八話 鮮烈な光景を生む少女




 淡く光る鉱石や植物が照らす道を、咲弥達は慎重に進む。

 アラクネの大群を、もうすでに何度か目にしていた。そのたびに神経をすり減らしながらも、上手く()(くぐ)れている。

 目的の場所までは、まだまだ遠い。


「よし。大丈夫そうだ。入れ」


 小型の懐中電灯で確認してから、ロイが手招きをした。

 咲弥は紅羽と一緒に、古びたほら穴の中へさっと入る。

 先発隊が(のこ)した休憩地へと、また無事に辿(たど)り着けた。


 これで、もう六度目となる。魔物の姿はどこにもない。

 咲弥は肩から荷を下ろして、照明器具を取り出した。

 中にある石が光り、周囲が柔らかな明かりで照らされる。


「ふぅ……やっと一息つけますね」

「ぼんやりともできねぇ。次のルートを確認だ」

「わかりました」


 咲弥は地面に、アグニスから手渡された地図を広げる。

 この地図には、あらゆる情報が記されていた。アグニスの話によれば、先発隊から無線機で報告を逐一(ちくいち)受け取り、書き込まれたものらしい。


 紅羽を含めた全員が、地図を上から覗き込んだ。

 現時点では、全体の五分の二までは進めている。


「先発隊は、ここから東に迂回(うかい)しているのか。これじゃあ、かなり遠くなるな」

「西のルートは、何か問題があったんですかね?」

「これを見る限りじゃあ……普通は西に行くよなぁ。でも、選ばれなかったってことは、何か問題があったんだろうよ」


 西のルートを進めば、距離が一気に短縮する。とはいえ、安全に進むのであれば、先発隊の道順に従ったほうがいい。


「……東が、結果的には安全そうですね」

「だな。アラクネ女王までは、余力を残しておきてぇし」

「わかりました」

「よし。それじゃあ、そろそろ行くか」


 ロイに(うなず)いてから、咲弥は紅羽に視線を移した。

 紅羽は表情一つ変えないまま、静かに立ち上がる。


「また気をつけて進みましょう」


 咲弥はそう告げ、荷物をまとめてから出入口に向かう。

 荒廃したドワーフの跡地は、どこも瓦礫(がれき)にまみれていた。

 当時の生活を感じさせるものは、ほぼ何も残っていない。

 かろうじて原型を(とど)めた物も、触れれば崩れそうだった。


 そんな荒れ果てた石の道を、咲弥達は息を殺して歩く。

 しばらくして、突然ロイが手で制してきた。


「だめだ……こっちは、進めねぇ」


 (ささや)く声音で言い、ロイが首を横に振る。

 岩陰に隠れ、咲弥も奥を覗いてみた。

 おぞましい数のアラクネが、なんらかの作業をしている。

 巣作りなのか、眺めてみてもよくわからない。


「どうしますか?」

「戻って、西に進む」


 お互いに声を抑え合い、短いやり取りをする。

 来た道を戻り、西のルートへ入った。

 東とは違い、アラクネの姿はどこにも見当たらない。

 まったくの邪魔も入らず、すんなりと進めた。


「なんだ。余裕で行けるじゃねぇか」

「やりましたね。全体の半分以上も距離を縮められました」

「地図の全部が正解。って、わけじゃなさそうだな」


 ほどなくして、最後から二番目の休憩地点が見えてくる。

 ここまで来られれば、あと少しのところだった。

 アラクネ女王のねぐらは、もう目と鼻の先にある。


 不意に――ドンッと、真後ろから音が響く。

 同時に、咲弥は背中に軽めの衝撃を受けた。


「えっ……?」


 肩越しに背後を振り返り、咲弥はすぐさま理解に達する。

 咲弥の背を蹴ってきたのは、どうやら紅羽らしい。彼女は片足を上げたままの姿勢で、上空に向けて弓を構えていた。

 光の紋章効果が宿る弓に、光輝いた純白の矢が生まれる。


 紅羽の選んだ弓は、オドを込めれば光の矢を作れるのだ。

 もちろん実際の矢も使えるのだが、矢筒に入れられる矢の数には限界がある。紅羽いわく――実際の矢はあくまでも、オドの消耗を軽減するための物のようだ。


 紅羽は無言のまま、眩しいほど白く輝いた矢を()った。

 猿顔をしたアラクネを、光の矢が凄まじい速度で射抜く。

 咲弥と紅羽の間に、そのアラクネが降ってきた。


「アラクネ……っ!」

「シャアアアア――ッ!」


 咲弥に緊張が走った。

 さまざまな場所から、アラクネの威嚇(いかく)が飛んでくる。

 四方八方から、続々とアラクネが現れた。

 咲弥は考える間もなく、腰に帯びた短剣を(つか)む。


「ちっ! あと少しだってのに……」


 短剣を抜く前に、ロイが颯爽(さっそう)と動いた。

 服のポケットから出した赤い紋章符(もんしょうふ)を、指に(はさ)んでいる。


「火の紋章符、発動!」


 炎の紋章符が燃え、火球がアラクネに衝突した。

 激しい炎に包まれ、アラクネの悲鳴が響き渡る。


「土の紋章符、発動!」


 ロイの指にある土の紋章符が、今度は砂となって消えた。

 岩の突起が地から飛び出し、燃え盛るアラクネを貫く。

 咲弥は素早く、周囲に視線を巡らせる。


「紅羽、後ろ!」


 咲弥は叫びながら短剣にオドを込め、力強く()ぎ払った。

 水の線が刃に追随(ついずい)して、アラクネの肌を傷つける。

 素人の斬撃では、やはりかすり傷程度しか与えられない。

 危険を察知したのか、アラクネが大きく跳び退()いた。


「くそっ!」


 まだ滞空中のアラクネに向け、紅羽が光の矢を射る。

 飛翔する光の矢は途端に、枝分かれのごとく分裂した。

 付近にいた複数のアラクネを、一斉に貫いたのだ。


「凄い……紅羽」

「油断するな。まだまだ来るぞ」


 ロイは紋章符を扱い、紅羽は何度も弓を引いた。

 咲弥は邪魔にならない程度に、短剣を振って応戦する。

 ただアラクネの数は、ひっきりなしに増え続けた。


「こりゃあ、キリがねぇ。一気に駆け抜けるぞ」


 ロイは口早に告げてから、一目散に走りだした。

 咲弥は紅羽と一緒に、ロイを追いかける。


 邪魔なアラクネを処理しつつ、ひたすら前を行く。

 しかし、徐々に処理しきれなくなってくる。

 絶望的なぐらい、アラクネの数が多い。

 不安が胸を絞めつけた――そのときであった。


「咲弥様!」


 悲鳴じみた紅羽の声が、咲弥の耳に届いた。

 ゾワッと悪寒が背を駆け、咲弥は遅れて現状を把握する。

 アラクネの一匹が、死角から飛び出してきていた。

 とっさに空色の紋様を浮かべたが、詠唱(えいしょう)が間に合わない。


「ぐっ……!」


 紋章効果が付加された服のお陰か、ぎりぎり回避できた。

 だがさらに予期せぬ出来事が生じる。

 別のアラクネが、咲弥の付近に勢いよく着地したのだ。

 その瞬間、けたたましい音を立てて地面が崩壊する。


「う、うわぁあああ――っ!」

「う、嘘だろぉおー!」


 ロイの声が一気に遠退(とおの)く。

 彼はどうやら無事、崩壊に巻き込まれなかったみたいだ。


 どこまで落ちるのか、あまりに突然過ぎて対処できない。

 咲弥の視界に、銀色の線が走った。

 よく見れば、それは弓を肩にかけた紅羽であった。


「咲弥様。お(つか)まりください」


 紅羽も一緒に、落ちているようにしか見えない。

 それでも紅羽が伸ばした手を、咲弥はがっしりと掴んだ。

 どうするつもりなのか、いまだ落下は止まらない。

 紅羽が純白の紋様を浮かべた。


「光の紋章第四節、白熱の波動」


 純白の紋様が砕け、紅羽が右手から光の筋が伸びる。

 それはもはや、レーザーとも呼べる代物に感じられた。


 一瞬だけ、ふわりと浮遊感を覚える。

 そしてまたすぐに、落下が始まった。

 ドサッと重い音が響き、(にぶい)い痛みが背から発生する。


「いててて……」

「ご無事ですか? 咲弥様」


 咲弥とは違い、紅羽は上手く着地できたようだ。

 情けなさから恥が湧くが、さすがにどうしようもない。

 痛みをなるべく我慢(がまん)して、咲弥は周囲に視線を巡らせる。


 光る鉱石や植物共々、アラクネも数体落ちてきていた。

 落下の衝撃には耐えられず、すべて息絶えている。

 咲弥は呼吸を整えてから、紅羽を振り返った。


「紅羽は大丈夫? 怪我はない?」

「問題ありません」

「そっか……助けてくれてありがとう」

「はい」


 無表情の紅羽を少し眺めてから、上空へと目を向けた。

 明らかに、登っていける距離ではない。


「ロイさぁーんっ!」


 叫んでみたが、ロイからの返事はなかった。

 無事なのかどうか、咲弥からでは判断できない。


「ロイさん、大丈夫かな……」

「咲弥様」


 紅羽が指を差していた。

 暗くて見えづらいが、ぽっかりとあいたほら穴がある。

 どこに繋がっているのかは不明だが、今は進むしかない。


「早く上に戻って、ロイさんと合流しよう」

「了解しました」


 紅羽と並び、咲弥はほら穴を前にする。

 これまでは、光る鉱石や植物で視界をかろうじて保てた。

 落ちた地点はそれらのお陰で明るかったが、ほら穴の先はただただ闇が深い。


 咲弥は鞄から、紋章具――誘光灯(ゆうこうとう)を二つ手にした。

 廃坑のときに、一度だけ使用した思い出がある。

 冒険者達を思いだしながら、紅羽に誘光灯を差し出した。


「念のため、紅羽も使っておいて」

「はい」


 咲弥は紅羽と同時に、誘光灯を使用した。

 周囲が見違えるくらい、二つの光球に明るく照らされる。

 ただずっと先のほうまでは、さすがに光が届かない。


「慎重に進もう」

「了解しました」


 広々としたほら穴の中を、咲弥は紅羽と並び歩く。

 岩肌はとても(なめ)らかで、触れても傷一つつきそうにない。

 人かどうかの判断は難しいが、人為的な通路だとわかる。


 もし人為的であれば、上に戻る方法もきっとあるだろう。

 かすかな希望を胸に、咲弥は通路の先へとやってきた。


「わぁー……これって……?」


 おそらくは、ドワーフが遺したものの一つだと思われる。

 ひらけた空間は、教会を彷彿とさせる構造をしていた。

 遥か昔には、礼拝堂か何かだったに違いない。


 今現在はかなり荒れ果てており、瓦礫(がれき)が散乱している。

 ただほかとは違い、まだ形をちゃんと残していた。


「どうして……ここのドワーフ達は、滅んだんだろうね」


 雰囲気のある景色に目を奪われ、咲弥は自然と(つぶや)いた。

 隣にいる紅羽が、反応を示す。


「わかりません。ですが……」

「ん?」

「ドワーフだけではありません。遥か昔、魔神が地上に降り立った日を境に、世界は大きく変わったと学びました」


 魔神――使徒が討つべきだと予想している存在だった。

 紅羽は語り続ける。


「魔神を封じるまでの間に、絶滅した種族もいます。ですがドワーフの末裔は小人と呼ばれ、今もなお存在しています」


 裁縫ギルドにいた小人が、咲弥の頭に思い浮かぶ。

 そこの小人達はみな、背は低いがスマートな体系だった。

 ドワーフはもっと筋骨隆々(きんこつりゅうりゅう)という体形で、ごつい顔に凄い髭を生やした存在――勝手にそんな想像をしていたからか、既知(きち)していた小人とは結びつかなかった。


「そう、だったのか……それじゃ、ここにいたドワーフ達の子孫が、今もどこかで元気にしてるのかもしれないね」


 どこか安心感が芽生えたからか、自然と笑みがこぼれる。

 紅羽が無表情のままに、じっと見つめてきた。


「……咲弥様は、本当にお優しいのですね」

「え?」


 紅羽はそれ以上、何も言わなかった。

 沈黙した場に、突然大きな物音が響く。


「な、なんだ……!」


 びっくりした咲弥は、慌てて周囲を観察する。

 複数の足音か、ずいぶん素早く感じられた。


「咲弥様。短剣を手にしてください」

「う、うん」


 咲弥は空色の紋様を浮かべ、短剣を握り締めた。

 音が近づいてくる方向――

 瓦礫(がれき)の一部が破裂したかのように、豪快に弾け飛ぶ。

 そこから現れたのは、明らかに異質なアラクネだった。


「なんだ、こいつ……ほかのアラクネ達よりもでかい」

「おそらく、女王の側近かもしれません」

「側近?」

「はい。お気をつけください。魔法を扱うと思われます」


 じわりとした緊張感を覚え、いやな汗をかく。

 側近のアラクネを見据え、咲弥は動向を探る。

 先に動いたのは、紅羽のほうだった。


 光の矢を射ると同時に、紅羽は純白の紋様を浮かべる。

 アラクネは光の矢を()け、素早く壁に張りついた。


「光の紋章第二節、(きら)めく息吹」


 輝いた純白の紋様が砕け散った。

 ちかちかとした欠片が、咲弥達の周囲に漂い始める。


「身体能力を向上させる紋章術です。お気をつけください」

「あ、ありがとう」


 アラクネが壁を駆け、咲弥達との距離を素早く縮める。

 唐突に尻を向け、アラクネはやや太めの糸を噴出した。

 瓦礫に付着するなり、それを勢いよく吹き飛ばしてくる。


「わっ!」


 咲弥は回避を――紅羽の紋章術に加え、さらに紋章効果が宿る服のせいか、過剰(かじょう)なぐらい()け過ぎてしまった。

 数メートルはある距離を、一気に進んでいる。

 とっさには慣れない(たぐい)の感覚に、少し気分が悪くなった。


(うへぇ……)


 アラクネの背後へ、紅羽が恐ろしい速度で回り込んだ。


「光の紋章第一節、閃く剣戟(けんげき)


 純白の紋様が砕けるや、小さな光球が舞い踊る。

 光球に裂かれ、アラクネが大きく跳ねた。尻から噴出した糸を(たく)みに操り、紅羽からかなり慌てた様子で離れている。


 そんなアラクネが見せた隙を、咲弥は逃さない。

 空色の紋様に、練り上げたオドを込めた。


「水の紋章第一節、螺旋の水弾」


 輝く空色の紋様が砕け、深く暗い水の渦が発生した。

 激しい音を立てて水弾が放たれ、アラクネに命中する。

 タイミングを少し間違え、狙い通りとまではいかない。

 それでも、アラクネの足を一本は破壊できた。


「シャアララララ!」


 天井に糸を張りつけ、アラクネはぶら下がる。

 そのアラクネの真下に、巨大な黒い魔法陣が発生した。

 影から飛び出した球体が破裂し、無数の黒い(とげ)が飛ぶ。

 さきほどの回避を計算に入れ、咲弥はその場から離れた。


 紅羽が華麗に、黒い棘をすり抜けた直後――崩れた石壁を踏み台にして、どんどんと上へ軽快に跳ね上がっていく。

 天井にぶら下がったアラクネの、さらに真上を陣取る。

 瞬間的な速さで、紅羽は右手付近に純白の紋様を描いた。


「光の紋章第四節、白熱の波動」


 紅羽の右手から、まばゆい光線が放たれた。

 直撃したアラクネが、悲痛な悲鳴を上げる。

 糸も断ち切れ、アラクネは石の地面に激突した。


 まだ滞空中の紅羽は、さらに弓を引いて追撃する。

 光の矢が枝分かれし、それはまるで光の雨にも見えた。

 動かないアラクネは、光の雨を体中で受け取る。


(紅羽って……)


 それは、あまりにも鮮烈(せんれつ)な光景だった。

 彼女の神々しい容姿も相まってか、まるで一枚絵のような美しさがそこにはある――そんな一瞬しかない光景が脳裏に焼きつき、咲弥は息をすることも忘れた。


 自分とは違い、彼女のほうが天からの使いと呼ばれそうな雰囲気が漂っている。

 コルスのときにも思ったが、かなり戦闘に特化していた。それこそ、他の追随(ついずい)を許さないぐらいの強さに感じられる。


 華麗に地へと舞い降り、紅羽はすぐ大きく飛び上がった。

 そのまま、咲弥の(そば)まで距離を縮めてくる。

 ただただ呆然と、咲弥は傍に立つ紅羽をじっと見つめた。

 少しして、はっと我に返る。


「え……? お、終わった……の?」

「はい。処理が完了しました」


 これまで大型の魔物には、苦戦した思い出しかない。

 今回はずいぶん、あっさりと倒せた。

 紅羽が淡々とした口調で指摘してくる。


「咲弥様。少々、動きが悪かったですね」

「あ……」

「今回の経験を()まえ、もっと立ち回りを考えてください」

「いや、違うんだ。動きが、逆によすぎたというか……」


 紅い瞳にじっと見つめられ、言い訳もできなくなる。


「……そ、そうだね。ごめん。もっと頑張るよ」

「はい」


 苦笑いで誤魔化したが、気まずい空気が満ちていく。

 流れを変えようと、咲弥は素直な感想を伝えた。


「それにしても、紅羽は本当に凄いね。もしかしたら、僕がこれまで出会ってきた誰よりも、強いんじゃないのかな」


 紅羽は少し間を置き、可憐な声で言い放った。


「咲弥様は、私よりもお強いです」

「え……?」


 お世辞にしても、あまりに大げさだった。

 紅羽より強いわけがない。

 立ててくれているのか、逆にプレッシャーを感じた。


「ははは……が、頑張るよ」

「はい」

「それじゃあ、ロイさんが心配だし……進もうか」

「了解しました」


 咲弥は紅羽と歩き、ふとアラクネの死骸(しがい)を見た。

 いまだに正しいのかどうか、心の中に迷いはある。

 戦闘が終わるたびに、ついそんなことを考えてしまう。


 生きのびるためには、殺し合うしか道はないのだ。

 そう理解はしていても、やるせない思いは尽きない。

 咲弥は心の内側で、アラクネの冥福を祈っておいた。




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