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神殺しの獣  作者: Key-No.92
第三章 訪れる邂逅
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第二十八話 ありえない固有能力




 戦わずに済むなど、ただの甘い幻想だったと咲弥は知る。

 使徒のクードは、すでにリングの上にいた。

 治癒師(ちゆし)が姿を現し、パルが風の紋章術で持ち上げられる。その最中、破損したリングも紋章具か何かで、別の作業員が修復していた。


「すまない……」

「なぁに……あとは俺らに任せろ」


 力強い声で告げ、クードは腰に帯びた剣を抜いた。

 咲弥のほうへ、鋭い剣先をすっと向ける。


「上がって来いよ。同胞」


 クードの声には、心臓が凍りつくような響きがあった。

 彼の気迫に呑まれ、咲弥の緊張が自然と高まっていく。


《紅羽チーム、副将を選んでください》


 アナウンスに急かされ、咲弥は重い足を一歩進めた。

 そのとき、紅羽が不安そうに咲弥の(そで)(つか)んだ。


「咲弥様……」

「俺が行っても、別に構わないぞ?」


 ゼイドの提案に、咲弥は首を横に振る。


「いいえ……僕が行きます。これは、僕の問題ですから」

「あのさぁ……負けないでよ?」


 おどけた口調ではあったが、ネイから緊張が伝わった。

 感情を隠しきれていないネイに、咲弥は返す言葉を選ぶ。


「ああ……負けたら……その……すみません……」


 ネイが咲弥の背を、バチンッと叩いて送り出した。

 じわりとした痛みを覚えつつ、咲弥は肩越しに振り返る。

 ネイは(りん)とした顔をほころばせた。


「応援、してっからね」

「咲弥様……どうか、お気をつけて」

「気張ってこい」

「……行ってきます!」


 力強く言い放ち、咲弥はリングに飛び乗った。

 いつの間にか、リングの修復も終わっている。

 クードの前に立ち、大きく深呼吸を繰り返した。


「正直、驚いた。お前の仲間、ちょっと強過ぎないか?」

「ははは……仲間である僕自身、そう思っています」

「だけどな、だからといって、まだ負けたわけじゃねぇ」

「はい。僕達の戦いは……これからですから」


 咲弥は言葉に、いろいろな意味を詰め込んだ。

 この戦いは、訪れる未来への出だしに過ぎない。

 それでも、もし負ければ自信を失ってしまう気がした。


《副将は、咲弥選手対クード選手に決定されました》


 アナウンスが響き、観客席から歓声が沸く。

 咲弥はそっと、空色の紋様を浮かべた。


「おいで、黒白(こくびゃく)


 紋様は砕け、まばゆい光が咲弥の両腕を呑み込んだ。

 漆黒と純白の籠手が、咲弥の両腕に現れる。


「……宝具もさ、よく見つけられたな」

「偶然ですよ。本当……全部、ただの偶然なんです」


 天使に選ばれた頃から、すべては偶然の産物に過ぎない。

 咲弥は肩越しに、仲間達を振り返った。

 それぞれが不安に顔を(くも)らせ、見守ってくれている。


 たとえすべてが、偶然の産物だったとしても――ここまでこられたのは、自分の選択があったからこそだと信じたい。

 咲弥は前を向き、クードに伝える。


「僕は、負けられません」

「ああ、俺もだ」


 お互いに見据え合い、咲弥とクードは戦闘態勢を整えた。

 クードは足を前後に開き、剣を下段に構えている。

 黒白の籠手にオドを流し込み、咲弥は獣の手を形作った。


《それでは、副将の咲弥選手対クード選手――開戦!》


 咲弥とクードは、ほぼ同時に相手へと駆けた。

 クードの右腕付近に、天使を模した(あお)い紋様が描かれる。自分のとは違い、まるでロボットに近い天使の模様だった。


 そんな感想を抱きながら、咲弥は気を引き締める。どんな展開になったとしても、即座に対応しなければならない。

 咲弥は白手(はくしゅ)を、大きく開いた。


永久不滅(えいきゅうふめつ)

(紋章術じゃない……固有能力だ!)


 永久不滅――限界突破とは違い、言葉からだけではどんな効果なのかが(つか)めない。たとえどんな力であったとしても、白爪なら裂けるはずであった。

 クードはまっすぐ進み、剣を大きく振りかぶる。

 剣を持つほうの腕を、咲弥は黒爪(こくそう)で引っかいた。


(えっ……!)


 瞬時に状況を把握して、咲弥は絶句する。

 クードは切られてもなお、剣の振りを止めない。


 やや不格好ながら、白手の(こう)で剣を受け止める。

 (あや)うく、左半身を斬られかけた。

 その事実に、咲弥はゾッと背筋を凍らせる。


 (すさ)まじい剣の衝撃に耐えきれない。

 咲弥の体が、軽々と吹き飛ばされた。

 すぐ受け身を取り、地を滑るようにして姿勢を整える。


「お前の()()()()さ、オド関連すべてを破壊するんだろ?」

「なん、で……?」


 ふと、怪訝(けげん)そうに(つぶや)いてしまった。だが考えてもみれば、当然の話ではある。

 クードのほうから、使徒だと(さと)らせてきた――もし咲弥が使徒だと知らなければ、そうなるはずもない。予選の映像か何かを観て、確信したのだと思われる。


 使徒に観られたらどうなるのか、懸念(けねん)は尽きなかった。

 予想通りの結果を(まね)いており、咲弥はくっと息を詰める。とはいえ、予選の途中で辞退などできるはずもない。映像を(ふせ)ぐ方法もまた、あるわけがなかった。

 ふっと、クードは鼻で笑う。


「そりゃあ、()()()()()()()したからな」


 こちらの情報は映像に残っているが、あちらの情報はほぼ何もないに等しい。かなり不利(ふり)な状況にあると感じられた。

 クードが(さわ)やかに言い放つ。


「情報は何よりの力なり。俺の生きていた場所では、それは至極当然の話しだぞ」


 咲弥が育った世界でも、それは同様であった。

 小さな頃から勉強という名で情報を与えられ、考える力や情報を集める力を養い、多様な物事に対処するすべを学ぶ。


 きっと賢い人であれば、自分の情報は極力隠すのだろう。

 状況次第では難しく、自分には不可能だと思える。


(でも……そうだ……)


 不利な状況は、この世界に来てからいつもそうだった。

 何をするにしても、困難が絶え間なく降り注ぎ続ける。

 それでも必死に払い除け、これまでやってきたのだ。


「どんな状況でも、僕は負けません!」


 咲弥は覚悟を口にした。

 先手を取られたからと言って、負けたわけではない。

 咲弥は再度、戦闘態勢を整える。

 クードは虚空を剣で()ぎ払い、足を前後に開いて構えた。


(あ、あれ……僕が切った腕が、治ってる?)


 咲弥は不意に気づいた。

 治癒術(ちゆじゅつ)を使った気配はない。


(なんで……? 永久不滅……まさか……)


 咲弥の中で、ぼんやりと正体が見えてくる。

 確かめるためにも、もう一度試さなければならない。


「行くぞ! 同胞!」


 咲弥は剣技をすり抜け、クードの右足を黒爪で裂いた。

 その刹那(せつな)、頭上から剣が飛んでくる。


 白手を回すように、剣腹(けんぷく)を叩いて軌道をずらす。

 あと一秒でも反応が遅れていたら、左肩を斬られていた。

 咲弥は一旦、大きく間合いを取る。


(やっぱりだ……怪我が消えてる……服も……?)


 治癒系統に属した固有能力だと考えられる。

 痛みがあるのかわからないが、クードは平然としていた。

 クードが人差し指を天高く(かか)げ、蒼い紋様を浮かべる。


「清水の紋章第二節、落日(らくじつ)の霧雨」


 クードも天使から、最上級の紋章石を与えられている。

 ぎょっとしたものの、咲弥は素早く移動していく。

 しかし咲弥の周辺にだけ、霧に近い小雨が降り注いだ。


(なん、だ……左腕以外、体が動か……ない)


 クードの第二節は、どうやら拘束術のようだ。

 狙い撃ちされ、回避のしようがない。


「棒立ちか?」

 クードはまた、蒼い紋様を描いた。

「清水の紋章第三節、海原(うなばら)暴虐(ぼうぎゃく)


 咲弥の両端に水が飛び、まるで猛獣の牙に似た形となる。

 咲弥はとっさに、自身を白爪で引っかく。

 多少はオドも削ったが、拘束術の効果は打ち消せた。

 咲弥は即座に、後方へと跳ね飛ぶ。


「まだまだ! 清水の紋章第一節、海神の吐息」


 今度はレーザーに近い放水が、咲弥に襲いかかる。

 地面を転がって回避するや、再びクードが唱えた。


「清水の紋章第四節、天翔(あまか)ける斬撃」


 三日月の形をした複数の水が、ブーメランのごとく舞う。

 回避したてを狙われ、さすがに全部は()けきれない。

 危険そうなブーメランの水は、なんとか白爪で裂いたが、そのほかの水が大きく迂回(うかい)して、咲弥の体中を切り刻んだ。


「ぐっ……」

「清水の紋章第五節、天女の涙」


 咲弥の扱う清水の第一節(降り頻る雨)と似た紋章術らしく、天から雫が弾丸となり降ってきた。かなりの広範囲に渡る術に、咲弥の反応が大きく遅れる。

 やや巨大化した白手を盾に、咲弥は範囲外へと逃れる。


 紋章術を扱う(すき)どころか、反撃に打って出る暇もない。

 クードはまさに、紋章術のオンパレードであった。オドの消耗が激しそうな紋章術を、絶え間なく打ち続けている。


 咲弥が逃れた先に、今度はクード本人が唐突(とうとつ)に現れた。

 クードが繰り出した斬撃を、黒手でかろうじていなす。

 本当は剣を破壊したかったが、なかなかそれも難しい。


「やっぱり、そっちの白腕のほうが厄介だなぁ」

「はぁ……はぁ……」


 肩で息をしたまま、クードに白爪の攻撃を仕掛ける。

 クードが剣を構え直し、防御の姿勢を見せた。だが解放で作られた白爪は、物質のすべてをすり抜けることができる。

 瞬時に空色の紋様を浮かべ、咲弥は力いっぱいに叫んだ。


「白爪限界突破!」


 固有能力を発動して、クードを通り過ぎるように裂いた。

 大量のオドを削り取った手応えを、咲弥は確かに感じる。

 外傷を与えられないのであれば、もうこうするほかない。


 オドを極限まで削り、気絶を狙うための一撃だった。

 幸いと言えるのか、相手は紋章術を何度も連発している。だからオドの消耗が、それでなくとも激しいと考えられた。

 クードは胸に手を添え、驚きの声を発する。


「うぉ……それが、お前の固有能力か。すげぇな、かなりのオドが削られたぜ?」

「はぁ……は、ぁ? はぁ……はぁ……」


 あまりにも予想外の事態に、咲弥の呼吸は激しく乱れる。

 理解不能な状況に息を呑み、深い混乱状態へと(おちい)った。


 削り取ったはずのオドが――そもそもオドの消耗自体が、まるでなかったかのように平然と流れ、そして(まと)っている。

 限界突破した白爪を、本当に当てられたのかも疑わしい。

 クードは、(さわ)やかに微笑んだ。


「俺の固有能力はさ、発動したときの状態を維持(いじ)し続ける。外傷も、オドも――なんなら、精神状態までのすべてだな。俺が解除しない限り、これは永続するのさ」


 それはつまり、オドの消耗すらない不死であった。脳裏に浮かんだのは、無数の龍を背に生やした魔物――しかしあの魔物ですら、別に不死というわけではない。

 クードは天使から、信じられない能力を授かっている。


「この力を発動した瞬間、もうお前の負けは確定してんだ」

「そん、なの……」


 咲弥は混乱のさなか、クードへと立ち向かった。

 ネタを割ったクードは、もはや防御の姿勢すら取らない。


 黒爪と白爪で、クードを何度も繰り返し引っかき続ける。

 ひたすら空気を裂いている――そんな感覚がした。切った端から、瞬間的な速さで怪我が再生している。咲弥の攻撃がまるで意味をなしていない。


「な? 無駄だ」

「ぐぁっ――」


 焦燥感(しょうそうかん)、あるいは疲労か、放たれた剣に意識が届かない。

 斬撃を左胸に浴び、咲弥はなかば無意識に飛び退()いた。

 リングを転がり、咲弥はゆっくり上半身を持ち上げる。


 じんじんとした痛みが、胸の付近から広がる。(しび)れに近い感覚が頭を朦朧(もうろう)とさせて、疲労感をひどく蓄積させていく。

 それらすべてをぐっと(こら)え、黒手にオドを込めた。


(倒せないなら……落とせばいい!)


 三倍ほど巨大化させた黒手で、クードに(つか)みかかる。

 上空に飛ぼうが、後方へ引こうが、逃げ場は与えない――朦朧とした意識のせいで、咲弥の思考はひどく(にぶ)っていた。


 巨大化したのが、逆に(あだ)となる。

 クードは咲弥に近づくことで、掴みを回避してきたのだ。手首にあたる部分を、滑り込むようにして向かってくる。


「んなっ……」

「諦めろ」


 クードが左下から、咲弥を斜めに斬り上げた。


「ぐぁぁああっ!」


 斬られた直後、咲弥は無我夢中で後退(こうたい)していった。

 距離を取るや、あまりの激痛に自然と(ひざ)が落ちる。


「ぐぅ……ぐぐっ……」


 攻略の糸口が、何一つとして見えない。

 瞬時に万全(ばんぜん)の状態へと戻す能力など、あってはならない。

 それはもう、完全に人としての領域を遥かに超えていた。


 対して自分の能力は、ありとあらゆる限界を突破するが、ただそれだけで、回数にはしっかりと制限が存在するのだ。

 さらに全力の限界突破は、激痛と気絶が必ずやってくる。

 同じ〝与えられた〟能力なのに、差が理不尽だと感じた。


「くそぉ……」

「そろそろ、終わらせよう」


 剣先を地面に()わせてから、クードは剣を構え直した。

 勝ち筋を、何も見いだせない。

 そんな状態のまま、咲弥も気力を振り絞って立ち向かう。



    ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆



 ひどい焦燥感(しょうそうかん)に襲われ、紅羽は目を大きくしていた。

 胸の辺りにある服をつまみ、咲弥をじっと見守り続ける。

 クードの固有能力は、あまりにも現実から乖離(かいり)していた。

 夢の可能性について模索するほど、理解不能でしかない。


 固有能力の効果は、本人の資質に大きく左右される。その者が生まれながらに持っている潜在能力を、開花(かいか)したオドの力によって極限まで引き出すのだ。

 だから本人のみならず、万物(ばんぶつ)すべての限界をも超えさせる咲弥の固有能力も、無属性特有の()()()()()異能と言える。


 だがクードの固有能力は、もはや()()()()()にも等しい。

 咲弥の話では、謎の人物に十名の者達が選ばれている。


 邪悪な神を討つ――優しい彼が、どれほど理不尽な運命を背負わされているのか、推し量らずにはいられなかった。

 クードは駆け、剣を持つ手で蒼い紋様を浮かべる。


「清水の紋章第五節、天女の涙」

「清水の紋章第二節、澄み切る盾」


 天空から舞い落ちる雨の弾丸を、咲弥は水の幕で(ふせ)いだ。

 クードは素早く移動を繰り返し、紋章術を連続で放つ。


「清水の紋章第二節、落日(らくじつ)の霧雨――第三節、海原(うなばら)の暴虐。第一節、海神の吐息。第二節、落日の霧雨。第五節、天女の涙。第四節、天翔(あまか)ける斬撃。第二節、落日の霧雨。第三節、海原の暴虐。第二節、落日の霧雨」


 クードはあらゆる位置で、水の紋章術を連発した。咲弥が自身を白爪で引っかき、拘束から逃れるたびに第二節(落日の霧雨)でまた拘束している。

 結果、咲弥は紋章術すべてを、その全身で受けていた。


 いまだかつて、こんな唱え方をする者を見たことも聞いたこともない。

 紅羽は眼を()き、心の底から震撼せざるを得なかった。


「ぐぁ……はっ……」


 動きを止めた咲弥に、再びクードの斬撃が飛んだ。

 咲弥の左肩から腹にかけ、死なない程度に斬られている。

 軽く後退(こうたい)したのち、咲弥は力なく後方へと倒れた。


「咲弥様ぁ!」


 紅羽は我を忘れ、大きく彼の名を叫んだ。

 ぼろぼろになった咲弥の(そば)に、本当はすぐ駆け寄りたい。


 だが感情の(おもむ)くままに行動すれば、彼は当然失格となる。また、同胞との戦いに応じた咲弥の(ほこ)りを、駆け寄ることで(けが)してしまう気もした。

 唇を()み締め、紅羽はぐっと我慢(がまん)に我慢を重ねた。


 それでも――

 彼が傷つくぐらいなら、もう大会もすべてどうでもいい。

 そんな考えが、紅羽の脳裏(のうり)をぐるぐると巡った。



    ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆



(こんなの……無理だ……ごめん……)


 咲弥は負けた事実よりも、仲間への申し訳なさが先立つ。

 少なくとも今の自分では、クードにまるで歯が立たない。

 この大会は、相手を殺してはならないルールがある。

 だからこそ、この程度で済んでいるのだ。


 これがもしルール無用の実践(じっせん)だった場合、いったい自分は何度死んでいるのだろうか――咲弥は漠然と、そんな想像が脳裏(のうり)を駆け巡る。

 自分とは違い、やはり才能を持った人が選ばれていた。


 たとえ与えられた固有能力が逆であったとしても、きっとこうなる状況だけは、何も変わらなかったに違いない。

 それが(くや)しく、情けなく――咲弥の目から涙が溢れる。


「さあ、負けを宣言しろ。それで、この戦いは終わりだ」

「はぁ……はぁ……はぁ……」


 次第に、咲弥の視界は(せば)まっていく。

 敗北宣言をしようにも、口が動かない。


 どんどん――

 視界が――

 狭ま――

 り――


(さえず)るな……」


 自分とよく似た声が、どこかからか飛んだ気がする。

 咲弥は気がつけば――いつの間にか、立ち上がっていた。




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