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6.Gは盗聴す


ヒゲ巨人の部屋に向かうために眷属に案内させる。

ぬ、一旦建物の外に出るようじゃ。

外はなかなかの強風じゃな。

飛ばされないように気おつけんとな。

フリじゃないからな。


一瞬飛ばされそうになってヒヤっとしたが無事にヒゲ巨人の部屋の外に辿りついた。

うぬ、ヒゲ巨人の他に3体の巨人がいるようだの。

しかし、会話がうまく聞こえんの。


*********

ピコーン

地獄耳 LV1 を獲得

*********


クリアに音が聞こえ始めたの。

やはり我の≪適応≫は優秀じゃ。


「それで勇者たちのようすはどうだ?」

ヒゲ巨人が雌型巨人に問いかけておる。

「今は各々の部屋でくつろいでいるものが多いですが数名は集まって話をしているものもいます。」

雌巨人が答える。

「メイドによる見張りは問題ないか?」

「今のところ気にしている雰囲気はありません。」

「それでこちらのことを怪しんでいるものはいるのか。」

「何名か存在します。どちらかというと判断材料がなくて信用できない感じのようです。他は多少の違いはありますが友好的です。豪華な食事とメイド・執事の対応が気に入ったようです。」

ヒゲ巨人はアゴひげを触りながらウンウン頷いている。

「その何名かの怪しんでいるものは特に注意するようにせよ。また、今の自分たちの待遇がいかに良いかを認識してもらうためにいくつかのグループに分けて町の生活を見せるべきだな。それから勇者たちと契りを結ぶ王族派の子女・子息は集まっておるか?」

「はい、まだ十分な数はそろっておりませんが、勇者のステータスを知れば選別しなければならないほど集まると思われます。」

「そちらも問題ないな。勇者たちの話を聞く限り身分は気にしないようじゃ。とにかく勇者たちが好む容姿と性格を調べて確実に結ばれるようにするのじゃ。最悪貴族以外から集めても構わん。」

「それで教育のほうはどうするのじゃ。」

雌巨人が席に座ってヒョロイ巨人が立ち上がった。

「彼の世界ではかなり高度な教育を行っていたことが彼らの話で判明しておりますので、座学はこの世界の常識を中心に行い、魔法とスキルに関しては実践を中心に行うことで教育スピードを速める予定です。」

「スピードを速めるのは構わんがそれでものになるのか。勇者の数は限られておる無駄に死なせるわけにはいかんぞ。」

「はい。心得ております。勇者たちのスキルは強力です。問題なのは実践経験がないということだけです。訓練に時間を割いても元々高いレベルで持つスキルレベルは上がりませんので訓練では武器の扱いとスキルと魔法の使用に慣れれが十分と考えます。そのあとは実践経験を積むのが良いと考えます。」

「そうか分かった。将軍はどう思われる?」

「一度訓練をしてみないと分かりませんが問題ないでしょう。」

「うむ、ではそのように進めるとしよう。もし問題があれば逐一報告するように。」

「「「はっ」」」

会議は終わったのか全員部屋を後にした。


うむ、小型巨人たちは明日から戦闘訓練を始めるのだな。

そこに紛れれば我の優秀な≪適応≫でスキルを強化できるぞ。

ふっふっふ、ほんに巨人どもは重要な情報をやすやすと教えてくれる。

眷属には引き続き情報収集をさよう。

我は明日以降も万全を尽くすために休むとするかの。



Gってホントどこにでも現われますよね。

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