表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

47/71

47.Gメアに恐怖する

「りゅうじんさま狭くない?クッション固くない?」

我が巫女であるメアが甲斐甲斐しく世話を焼いてくれておるのじゃ。

しかし我の心は晴れない。

なぜかって?

回り中ピンクの虫かごの中におるからじゃ。

まあ、虫かごなので回りの景色は見えるようになっておるのが唯一の救いじゃな。

我としては出来るだけこのピンクの空間に居たくないので宿におる間だけで良いのではないかと思ったのじゃが。

虫かごを買ってテンションMAXのメアが言うんですよね。

「りゅうじんさま入ってみて。ねぇ、入ってみて!」

我は正直入りたく無かったので遠回しに宿についてからと言ったら・・・・。

メアがその大きな瞳に大粒の涙を溜めて言うんじゃよ。

「え?え?りゅうじんさまもしかして虫かご嫌?」

(そ、そそそんなことはないぞ!我が虫かごに入ったら虫かごが重くなってメアに負担がかかるんじゃないかと心配なだけじゃ。)

「フフ、ありがとう。りゅうじんさま。でもメアは大丈夫だよ。これからのためにも鍛えないといけないから寧ろ重くなったほうが良いよ。」

これからのためってこれからも我はあの虫かごに入って移動するのか!?

ヒィィ!

「そうですね。いくらりゅうじんさまがメアを守ると言っても、メア自身も体力を付けないといけませんね。」

おのれフレアのヤツ。

その嘘くさい満面の笑みはなんじゃ!

せめて噴き出して大声で笑いながら今口に当てている手をお腹に当ててくれれば少なくともメアとフレアの同盟に楔を打てたのにのぉ。



「ブレス冒険者ギルドへようこそ!本日はどう言った御用ですか?」

「今日はこの子の冒険者登録と私の従魔登録をお願い。」

「畏まりました。それでは従魔の魔力を登録しますのでこちらの装置に従魔を接触させてください。」

「りゅうじんさま、これにタッチしてね~。」

メアが虫かごの中に装置を入れて来た。

そう、我は未だに虫かごの中にいるのじゃ。

テンションだだ下がりなのじゃ。

とりあえずポチっとな。


***********

ピコーン

≪適応≫の効果で≪魔力解析≫を取得しました。

≪魔力解析≫は≪魔力掌握≫に統合されました。

***********


「はい、これで従魔登録は完了しました。魔物と勘違いされないように従魔証を付けてくださいね。色はどうされますか?」

(あ「ピンク!」・・・)

「ごめんね。ピンクはないのよ、赤・青・黄色の三色しかないのよ。」

フ~危なかったのじゃ。

メアは非常に残念な顔をしておるが虫かごだけでなく身に着けるものまでピンクにされたら流石の我も耐えきる自身は皆無じゃぞ。

「・・・それじゃ赤色・・・。りゅうじんさま可愛くなくてごめんね。」

いや、メアよ。

全く、これっぽちも謝る必要ないのじゃぞ。

(う、うむ。気にするでないぞ。)

「ぷぷ、ごめんなさいねりゅうじんさま。私がお金を持っていたら特注のピンク色の従魔証を作れたんですけどね。」

おのれフレア、もう隠すつもりもないのか思いっきり噴き出しておるぞ!

「え!フレアお姉ちゃんピンク色の従魔証って作れるの!」

お~い、メアよそんな話に飛びつくでないぞ。

「ええ、作れるわよ。金貨10枚は必要だけどね。」

「りゅうじんさま、りゅうじんさま!私りゅうじんさまの従魔証のために金貨10枚貯めるわ!」

ま、不味いぞ。

このままだと本当にメアは金貨10枚貯めてピンクの従魔証を作るかもしれんのじゃ

(メ、メアよ。非常に嬉しいのじゃがメアの生活とか将来のための資金とかに優先するのじゃぞ。でないと我が居た堪れないのじゃ。)

「ありがとうりゅうじんさま。そうだよね、高価なものもらっても困るよね。」

(気持ちは非常にありがたいがメアの生活のほうが大事じゃぞ。)

「だから金貨10枚が高価じゃなくなるように簡単に金貨10枚を稼げるようになるよ!」

・・・・・。

そんな簡単に稼げるようにはならんよな?

ピンク色の従魔証を身に着けせれられる未来が目に浮かぶんじゃが・・・・。

少しでも気に入っていただけたら『評価』『ブックマーク』をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ