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39.G言い訳を聞く

ステータス上に新しく信者なる項目が増えたのじゃがなぜか信者数が一人しかカウントされておらんかったのじゃ。

なぜフレアがカウントされていなのかい理由をフレアに確認しておるのじゃ。

「そ、それは、あ、あれですよ。わ、私が決してりゅうじんさまを信仰していないわけじゃなく。え、えっと、えっと~。」

(信仰してないわけじゃなく?)

「わけじゃなく~?」

良いぞ!

メアもっと言ってやれ。

「そ、そうです!ステータス上私はりゅうじんさまの主ってことになってますから信仰しても信者としてカウントされないんですよ。便宜上とはいえ私はりゅうじんさまの上の立場ってことになっていますから。うんうん、そうですそうです。いや~、りゅうじんさまが変なこと言うから私ももしかして自分はりゅうじんさまを信仰してないんじゃないかって焦ったじゃないですか~。」

何となくフレアの自身溢れる笑顔が気に入らないんじゃ。

それにその手を上下に振る仕草は?

新しい踊りか?

(そういうことにしておいてやろう。)

「しておいてやろう。」

「メアちゃんまで何ですか。あ、メアちゃんがりゅうじんさまの巫女になっちゃいましたけど、まさかメアちゃんを連れまわしたりしませんよね?」

何を言っておる連れていくに決まっておろうが。

フレアより断然役に立つんじゃぞ。

それにメアがおらんかったらスキル≪守護神≫が役立たずになるんじゃ。

(連れていくに決まっておろうが。)

「うん、メアはりゅうじんさまについて行く!」

うんうん、メアは我の背中で元気に宣言しておる。

「待ってください。そんな勝手なことできませんよ。仮に両親の許可が出たとしても子供は両親と一緒にいるほうが良いに決まっています。」

(メアが一緒に来ると言っておるんじゃ。構わんじゃろ?)

「メア、お父さんもお母さんもいないよ?」

ふむ、なら全く問題ないのぉ。

「え・・・・、それは・・・何と言うかごめんね。それじゃ馬車で一緒にいた人は誰なの?」

なぜか分からんがフレアは手を前後に動かして新しい踊りを踊っている。

「あの人はいつも村に来る行商人のおじさん。メアを街の孤児院ってところに連れて行ってくれる途中なの。でもメア孤児院よりりゅうじんさまと一緒にいるほうが良い!」

さすが我の第一信者メア、我の魅力を存分に分かっておるのぉ。

「それならいいのかなぁ?といあえずその行商のおじさんには一言断っておかないといけないわね。」

(ならばさっさと叩き起こして街の方向を聞くんじゃ。)

どれほどの時間がたったのか分からんが未だに眠りこけておる人間のイビキが森の中に響き渡っておるのじゃ。

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