24.G最下層に立つ
そうして50階層にやってきた我のステータスはこんな感じになったのじゃ
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名前 未設定
種族 アークウィーザードG LV45/45
HP 70/70 MP 270/270
ちから 50
たいりょく 50
すばやさ 200
まりょく 150
スキル
すばやさアップ LV10
飛行 LV5
下級種族召喚 LV1
脱出 LV1
再生 LV4
快眠 LV5
属性魔法 LV5
隠密 LV5
剣技 LV5
二刀流 LV4
超脳力 LV2
アナウンス過多 LV6
おバカ LV6
空回り LV4
マッピング LV6
暗殺 LV3
スキル拡張 LV3
高笑い LV5
オートメーション LV4
魔力掌握 LV2
???
ユニークスキル
適応(耐性)LV10
ど根性 LV10
アイテムボックス LV-
鑑定 LV-
言語翻訳 LV-
竜の因子 LV-
称号
黒い悪魔 異世界生物 巻き込まれし生物 神に敵対する物 システムと会話する者
頭の弱い人 無駄な怒りを抱くもの 暗殺者 斬鉄 Gの頂点
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ステータスを見てもらったら分かるように何故かレベルが最大までに上がったのに進化できんのじゃ。
これは我にとって由々しき事態じゃ。
しかも未だに小型巨人共のステータスに追いついておらんしのぉ。
これは今考えても仕方ないのじゃ。
我がどうして武勇伝を語って現実逃避していたかと言うとな50階層が今ままでの階層と全く違うからなんじゃ。
いままでどこもかしこも土でできていたのにここはまるで小型巨人どもがいた建物みたいに石のようなもので出来ておるんじゃ。
しかも大きな扉があんじゃ。
巨人共が使う扉よりもさらに巨大な扉がだぞ。
悩んでいても仕方が無いのじゃ。
我にはこの扉を開けて進むしか選択しがないのじゃからな。
それにしてもこの扉どうやったら開くんじゃ。
取り合えず《巨人の手》で扉を引いて見るが開く気配がしない。
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ピコーン
称号《扉を開けれない者》を取得できませんでした。
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もうこういうアナウンスにも慣れたものじゃわい。
もしや両開きの扉と見せかけて引き戸と言う巧妙な罠か!
我でなければ見逃していたであろう。
さっそくやっておしまいなさい《巨人の手》!
・・・・、アレ動かない。
そうか右じゃなくて左なんだな。
・・・・、やっぱり動かない。
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ピコーン
称号《見当違い》を獲得できませんでした。
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ま、まぁ我も分かっておったよ。
一応その可能性もないかなって思って試しただけだから。
となると扉の左右の一つずつある宝石?が怪しいな。
カサカサカサ。
フムフム。
さっぱり分からん。
触っても何も起きんな。
こういうときはだいたい魔力を込めれば何かが起きるんじゃ。
さぁ、扉よ開け!
おお、我の魔力を吸収して輝き始めたぞ!
まるで太陽の様じゃ!
ってストップ!ストップ!
「ギャー、目が~目が~、ゲフ。」
あまりの眩しさに思わず手?を離してしまったのじゃ。
う~、羽がいたい~。
ハッ!
扉は開いたかの?
・・・・。
逆さになってしまった。
エイ!ヤァ!クソ!
はぁ~、ダメじゃ。
足が届かん。
困ったのぉ~。
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