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23.G自称武勇伝を語る

16~19階層はかなり面倒じゃったの。

スライムばかりの階層なのじゃがブラックやらグリーンやらレッドやらそれぞれに属性吸収のスキルを持っているのに毎回属性を選んで攻撃する必要があって面倒じゃった。

討伐に時間がかかるくせにレベルもなかなか上がらない有り様なんじゃよ。

迷宮の中でこの階層が一番嫌じゃったな。

20階層にはレインボースライムじゃった。

こやつも面倒なヤツでコッチが攻撃した属性を吸収するようになるんじゃ。

戦ってる最中に吸収属性が変わるなんて反則じゃろ?

暫く意味のない攻撃を続けてしもうたわ。

聡明なる我が途中で鑑定したから攻略方法も分かり倒せたが普通はアレは倒せんぞ。

つまり我は巨人共よりもすごいと言うことじゃな。

そしてここで我はアークウィザードGに進化したのじゃよ。

21~29階層ここからなぜか5階層ごとのボスがおらんかったの。

ホブゴブリンやゴブリンナイトやゴブリンアーチャー、ゴブリンメイジにゴブリンマジシャンなどが徒党を組んで現れたがやはり我の≪隠密≫を見破れぬようで時間はかかるが炎の群大狼ファイアビックウルフズで対応できたぞ。

30階層はハイゴブリンとハイゴブリンナイトのペアじゃったぞ。

こいつらは≪直感≫持ちじゃったので≪隠密≫で隠れた我に攻撃を仕掛けてきた数少ない魔物じゃったの。

まぁ、我も≪超脳力≫と自慢のすばやさで楽々躱したから問題なかったぞ。

奴らの≪直感≫よりも我の≪超脳力≫が上であったということじゃ。

向こうから近づいてくるので≪オートメーション≫と≪ダークカッター≫で迎撃出来たわ。

自ら切られにくるとは愚かな奴らじゃ。

魔物に知性を求めるのは酷かのぉ。

31~39階層は今まで雰囲気が変わって水辺のようなところで非常に移動し辛かったのぉ。

すぐに我の優秀な≪適応≫で≪水中移動≫を覚えたから関係なくなったがのぉ。

この階層で出てきたのはリザードマンじゃった

こいつ直観を持ってなかったから苦戦しなかったがステータスはオークとゴブリンの良いとこ取りしたヤツじゃった。

オーク並みに硬い皮膚、ゴブリン並みのすばやさを持っておったのた。

我も隠密がなければかなりの苦戦をしいられておったじゃろう。

≪隠密≫様様じゃ。

40階層のボスはリザードマンナイトやリザートマンアーチャー、リザートマンマジシャンなどが徒党を組んで現れたのじゃ。

リザードマンナイトが曲者でダークマッターも炎の狼(ファイヤウルフ)効き目が低かったのじゃ。

ここで役立ったのが巨人の手(ギガントハンド)じゃ。

初めての活躍じゃったの。

とにかくボコボコに殴り倒したぞ。

≪適応≫の効果で≪格闘術≫を手に入れたのじゃ。

41~49階層は酷かったのぉ。

まさに毒の世界じゃったわ。

毒の霧が充満して視界が紫色になっている上にいたるところにある毒沼からポコポコと音を立てながら新たな毒を空気中に放っておるのじゃ。

我も耐性と再生で耐えていたがあっという間に≪毒耐性≫が≪毒無効≫にランクアップしたのは朗報じゃったぞ。

この階層ではゾンビやスケルトンが大群で押し寄せて来るという今までにないパターンじゃったの。

はっきり言ってゾンビもスケルトンも雑魚だったぞ。

なんでこんなところでこんな雑魚がでてくるのか不思議じゃったのぉ。

汚物は光で簡単に浄化できたのじゃ。

ん?

汚物は炎で焼却じゃないかって?

そりゃ、鑑定したら光属性以外無効になっておったからのぉ。

光の群狼(ライトウルフズ)で瞬く間に殲滅じゃったわ。

は~はっはっはっは~。


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